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第2章
ダンジョン探索
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翌日は41階層からのスタートだ。
この一週間おそらく俺達は監視されると思うので大人しくしている。きのうもギルドを引き上げたあとは家に真っ直ぐだ。
ダンジョンだと行けるのは各自の到着階層内からなので、今この街にいる中では俺達が一番進んでいる。
ここからはモナも戦闘参加だ。
前衛と中衛、後衛の近接戦闘は近接戦闘組にて1階層事にローテーションで変わっていき、極端な疲労を防ぐ。
きのうの反省からの各自へのアドバイスを適時行い順調に進む。
みっちゃんのがタンク役の出来る近接戦闘向きと分かったのでそれを最大限活かすアドバイスをしている。モナは特に孤立しがちなので連携を取る旨何度か伝ええ、俺と一旦ペアを組む。
リリアには暫くミーナの護衛をお願いしている。
道中は小傷を負う程度で大きな怪我もなく、時折休憩を入れている感じだ。
フレディの戦闘力がかなり上がっている気がする。魔物の動きをちゃんと見ろと、行動を予測、誘導すると良いとアドバイスをすると即取り入れものにしている。元々動体視力が良く、動きを見るのは難しい事では無かった。
魔法組の連携も目を見張る成果があり、皆好き勝手に魔法を放っていて外したり、仲間に当たりそうな事も多かったのだが、連携を強化する事を第一目的に意識し戦う間に、俺がいちいち指示しなくても適切なタイミングで放てるようになってきた。
引っ込み思案な大人しいエミリーも刺激を受けたようで、積極的に戦闘に参加している。
今の所良い感じだ。
俺も魔法を控えて剣での戦闘に慣れるようにモナとペアを組んでいる。戦闘中のモナは変わった動きをするが、俺の行動を見てサポートをしてくれて戦いやすかった。
モナの戦闘を見ると不覚にも見惚れてしまった。動きが妖艶なのだ!
お師匠様!お師匠様!と常に纏わり付き、たまに戦闘のアドバイスをすると喜んで実践し、効果があると分かると抱きついて喜んでくる。40階層のドロップは優しくゆっくり触る分には布の様だが、強い力や刃物は徹底的に弾く強度が出る不思議な装備品だ。当然抱きつかれると胸の感触がダイレクトに伝わり女としてついつい意識してしまう。
俺に非常に懐いているペットのような感じになりつつあり、褒めて頭を撫でると調子に乗る感じだ。まあ嫌いじゃない。ちょっと厚かましく感じるが憎めない感じなのだ。
時折ミーナも戦闘に加えている。その時は俺は後衛でモナに守られている。ヒーラーがパーティーの生命線で俺もヒーラーだからだ。ミーナも戦闘に慣れないと乱戦時に近接戦闘の必要が発生した時にとても不味いので経験を積ませる。リーナやユリア達魔法組も敢えて時々近接戦戦闘をさせている。満遍なく戦闘をさせ全体の底上げをしている。ミーナやサーヤもモナに負けじと俺にくっついて来る。と言っても休憩中だ。探索中は俺がそういうのを嫌うと知っているから、そういった真似はしてこない。
時折テントを出してトイレタイムにしている。女子は段々俺がいても用を足せる感じになってきた。後がつかえているからで一応用を足している最中は背中を向けている。
そんな感じで45階層で本日は打ち止めとなったのであった。ー
この一週間おそらく俺達は監視されると思うので大人しくしている。きのうもギルドを引き上げたあとは家に真っ直ぐだ。
ダンジョンだと行けるのは各自の到着階層内からなので、今この街にいる中では俺達が一番進んでいる。
ここからはモナも戦闘参加だ。
前衛と中衛、後衛の近接戦闘は近接戦闘組にて1階層事にローテーションで変わっていき、極端な疲労を防ぐ。
きのうの反省からの各自へのアドバイスを適時行い順調に進む。
みっちゃんのがタンク役の出来る近接戦闘向きと分かったのでそれを最大限活かすアドバイスをしている。モナは特に孤立しがちなので連携を取る旨何度か伝ええ、俺と一旦ペアを組む。
リリアには暫くミーナの護衛をお願いしている。
道中は小傷を負う程度で大きな怪我もなく、時折休憩を入れている感じだ。
フレディの戦闘力がかなり上がっている気がする。魔物の動きをちゃんと見ろと、行動を予測、誘導すると良いとアドバイスをすると即取り入れものにしている。元々動体視力が良く、動きを見るのは難しい事では無かった。
魔法組の連携も目を見張る成果があり、皆好き勝手に魔法を放っていて外したり、仲間に当たりそうな事も多かったのだが、連携を強化する事を第一目的に意識し戦う間に、俺がいちいち指示しなくても適切なタイミングで放てるようになってきた。
引っ込み思案な大人しいエミリーも刺激を受けたようで、積極的に戦闘に参加している。
今の所良い感じだ。
俺も魔法を控えて剣での戦闘に慣れるようにモナとペアを組んでいる。戦闘中のモナは変わった動きをするが、俺の行動を見てサポートをしてくれて戦いやすかった。
モナの戦闘を見ると不覚にも見惚れてしまった。動きが妖艶なのだ!
お師匠様!お師匠様!と常に纏わり付き、たまに戦闘のアドバイスをすると喜んで実践し、効果があると分かると抱きついて喜んでくる。40階層のドロップは優しくゆっくり触る分には布の様だが、強い力や刃物は徹底的に弾く強度が出る不思議な装備品だ。当然抱きつかれると胸の感触がダイレクトに伝わり女としてついつい意識してしまう。
俺に非常に懐いているペットのような感じになりつつあり、褒めて頭を撫でると調子に乗る感じだ。まあ嫌いじゃない。ちょっと厚かましく感じるが憎めない感じなのだ。
時折ミーナも戦闘に加えている。その時は俺は後衛でモナに守られている。ヒーラーがパーティーの生命線で俺もヒーラーだからだ。ミーナも戦闘に慣れないと乱戦時に近接戦闘の必要が発生した時にとても不味いので経験を積ませる。リーナやユリア達魔法組も敢えて時々近接戦戦闘をさせている。満遍なく戦闘をさせ全体の底上げをしている。ミーナやサーヤもモナに負けじと俺にくっついて来る。と言っても休憩中だ。探索中は俺がそういうのを嫌うと知っているから、そういった真似はしてこない。
時折テントを出してトイレタイムにしている。女子は段々俺がいても用を足せる感じになってきた。後がつかえているからで一応用を足している最中は背中を向けている。
そんな感じで45階層で本日は打ち止めとなったのであった。ー
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