異世界で穴掘ってます!

KeyBow

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第2章

準備

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 朝の微睡みの中にあった。
 夢を見た。
 誰かの葬式だ。
 誰のだろう。俺が何か挨拶さつをしている。
 喪主は誰だ?
 俺だ!?何故だ!?
 棺が2つある。
 家族か?
 名前を見る。穴吹家葬儀と書いてある。
 穴吹家親戚一同の花や供物がある。
 俺の家の葬儀だ。
 司会が何か言っている。
 聡太君のご両親とか言っている!
 皆泣いている。
 あれは美菜さんと律子さん、沙友理さん?学生服を着ている。
 俺もだ。何故だ?何故だ?誰か教えてくれ!?何故父ちゃんと母ちゃんが死ななきゃいけないんだ!?
 父ちゃん!かあちゃん!うがあああああ

 エミリー「蒼汰様、聡太様!どうしたのですか!?」

 リリア「聡太!聡太!しっかりしなさい!戻ってきなさい!」

 誰かが呼んでいる。
 俺は混乱している。
 俺裸だ!?何で!?俺さっきまで親父とお袋の葬式をしてたんだぞ!
 何でエルフと猫耳の裸の女と一緒にいるんだよ!?
 ふえ?
 猫耳さんだ。あええ?ふええ?しっぽらあ
 もふったら気持ちいいかなああ
 夢だよなこれ。まあいいやもふもふもふもふ
 なんかセクシーな喘ぎ声がするけどどうやってるのか動くし暖かい。触り心地もグッドグッド!
 えるふらあー
 尖った耳を甘噛みだー
 何処からが飾りか分からないからなー
 リアルだなあ
 夢だから色々良いよね?
 胸行っとこう!
 手を伸ばしていると目の前に握り拳が向かってくる。
 美少女のぐーぱんだあ

 等と思っているとエルフさんから

「一度死んで出直して来なさい!エロ旦那!」

 と吹き飛ばされた。
 あっ!胸がたぷんたぷん素敵!

 と思っているとブラックアウトした。

 次に目覚めると清楚な格好の愛する奥様が膝枕をしている。
 何故か顔と後頭部が痛い!痛いのだ。

 ベッドから落ちたか、どちらかの寝相が悪くて肘鉄でも当たったかなと思い、ビールと口にする。

 聡太「おはよう!リリア、エミリー。愛してるよ。夢を見たんだ。両親の葬式で、何故かその後エミリーの尻尾をもふってたんだよな。後リリアの耳を噛んでたよ。変な夢だったな」
 
 二人共くねくねしているが俺は起きて服を着だす。
 二人共俺の朝の生理現象を見て真っ赤だ。今更だろうに。二人共うぶで可愛いんだよな。

 着替えの後はエミリーをギルドに送る。おれは無用のトラブルを避ける為、顔が判りにくいヘルムを装着していく。  

 リリアは家で食事作りだ。
 俺は飲食店に寄り食べ物を受け取る。それを繰り返している。

 次いで冒険者用の道具店にてテント等を数帳買う。
 魔道ランプや調理道具等もだ。
 料理用の鉄板も見付けた。かまどを作る石やレンガもだ。

 布団を売っている所に行き布団を買う。予備も買って置く。俺は中々慎重で予備を買う傾向が強い。
 椅子やテーブル等も買って行く。

 トイレの後に使う紙も大量買いだ。

 幸いお金は余裕が有る。
 何か買い忘れがないか?うーんと思っていると大きい方をしたくなり急遽家に駆け込む!
 2日間出ていなかったので爽快だった。
 ひらいめいた。トイレ問題だ。ダンジョンでは誰もいないのを確認し、お尻丸出しなのはで可愛そうだ。今ある料理を収納しまた出掛ける。今度はトイレの為だ。

 持ち運びできるトイレを探すも無い。
 仕方が無いのでトイレそのものを4つ購入した。女性用2つと男性用1つと予備だ。
 穴を掘ってそこに置く。これだけだけど大分違うだろう!

 大きいタライも買った。手桶も。タオル類も十分準備した。
 こんなものかと思い、服屋で男性女性それぞいろいろなサイズのを買った。
 下着も店員に頼んで包んでもらう。
 防具店で予備の鎧等を買う。服のようなデザインの厚手のを買ったりする。

 帰る前に食料を更に追加し、お菓子を買って帰った。食材も有るので全員が2ヶ月は食べられる食料を準備した筈だ。

 そうして帰宅し料理を収納し、そろそろかと思いギルドへ向かう。
 そう、ギルドマスターへ報告の為だった。
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