異世界で穴掘ってます!

KeyBow

文字の大きさ
上 下
40 / 166
第2章

初体験

しおりを挟む
 何事にも初体験というのがある。
 甘く切ない心躍る響きの言葉でもある。
 そう、俺とリリアとエミリーの三人でこれから初体験をするんだ!気合が入ります!
 3人共未経験なんだよね。

 今は初体験をするべく移動中だ。俺はもうドキドキしっぱなしだ!
 いよいよだ。この前は出来なかったけど、今日こそは漢になるんだ!

 そんな感じで俺のテンションの高さに二人は若干引き気味だ。

 俺はついつい言葉に出ていたようだ!

 はーーーーつ体験初体験!るんるるるるーん
 てな感じではしゃいでいた。

 リリア「ちょ、ちょっと、やめなさいよ!周りが誤解するでしょ!」

 エミリー「お、お願いですから、落ち着いてください!ね、そーたさーん!」

 聡太「ノンノンノオンノン!俺はトニーだぜ!間違えんなよベイビー」

 エミリー「そうでしたね、トニー」

 リリア「トニーってなんか言いにくいね。トニーって子供みたいよ!ちょっとは落ち着きなさいよね!まったくもう」

 等とやっていると初体験をする場所に着いた。これから三人であんな事やそんな事をしちゃいます!

 職員「おや?エミリーさん今日は視察ですか?」

 エミリー「いえ、私も今日が初めてですが中に入るんですのよ!この三人でね!」

 職員「ほう!ではカードを見せて下さいね。ふむふむ。問題ないですね!では頑張って行ってください」

 エミリーがいるからか冒険者ランクを見ただけでカードを返された。

 おれは気合を入れると

 聡太「よっしゃー!さあ気張っていくぞーレッツラゴー」

 そう言うと意気揚々と扉をくぐり、ダンジョンへの第一歩を踏み出した!

 そこは岩がゴツゴツした洞窟で、通路の幅は概ね3m前後、高さ!も3m位だ。
 そして歩く事数分で緑色をしたひょろっと痩せたゴブリンというのが出てきた。手には棍棒を持っている!

 俺は剣を抜くと雄叫びを上げて突進する!

 聡太「うおおおおおお!」

 剣を上段から振りかぶると肩から剣が見事に入り右腕を切断し、怯んだ所を剣を横に振り抜き、胴を切断した。そうするとボフッとーいう音と共に魔石を残して霧散していった。
 そうして俺の初体験がスタートするのであった。
 魔石を拾い収納に入れる。
 先に進むと2匹出てきたので俺とリリアで1匹づつ相手をする。
 俺はファイヤーボールを数発同時に発生させ、ゴブリンにぶつける!
 全て当たり、間もなく倒せれた。

 初心者ダンジョンは4階層の構成となり、一番下は基本的にボス部屋だという。

 1階層はⅰ時間位進むと終わるという。一本道なので迷う事もない。

 時折ゴブリンが出る位でサクサク進み、順調にエミリーのレベルも上がっている。

 一度エミリーに魔物を倒すように伝えるとウインドカッターでサクサクー倒していく。
 エミリーが自分の魔法の威力が高い事に驚いていた。レベルが上がったから威力も上がっているからだ。
 そうすると2階層へ向かう階段の所に着いたのであった。
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明

まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。 そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。 その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。

アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~

明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!! 『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。  無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。  破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。 「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」 【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)

荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」 俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」 ハーデス 「では……」 俺 「だが断る!」 ハーデス 「むっ、今何と?」 俺 「断ると言ったんだ」 ハーデス 「なぜだ?」 俺 「……俺のレベルだ」 ハーデス 「……は?」 俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」 ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」 俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」 ハーデス 「……正気……なのか?」 俺 「もちろん」 異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。 たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!

無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~

甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって? そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。

追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~

さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。 全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。 ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。 これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。

夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~

青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。 彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。 ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。 彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。 これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。 ※カクヨムにも投稿しています

【完結】投げる男〜異世界転移して石を投げ続けたら最強になってた話〜

心太
ファンタジー
【何故、石を投げてたら賢さと魅力も上がるんだ?!】 (大分前に書いたモノ。どこかのサイトの、何かのコンテストで最終選考まで残ったが、その後、日の目を見る事のなかった話) 雷に打たれた俺は異世界に転移した。 目の前に現れたステータスウインドウ。そこは古風なRPGの世界。その辺に転がっていた石を投げてモンスターを倒すと経験値とお金が貰えました。こんな楽しい世界はない。モンスターを倒しまくってレベル上げ&お金持ち目指します。 ──あれ? 自分のステータスが見えるのは俺だけ? ──ステータスの魅力が上がり過ぎて、神話級のイケメンになってます。 細かい事は気にしない、勇者や魔王にも興味なし。自分の育成ゲームを楽しみます。 俺は今日も伝説の武器、石を投げる!

完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-

ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。 自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。 28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。 そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。 安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。 いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して! この世界は無い物ばかり。 現代知識を使い生産チートを目指します。 ※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

処理中です...