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第2章
受付
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街に入るのは門の所で確認が必用だ。村もそうだが、基本的に人里は魔物から身を守る為、高さ3m位の壁の中に街や村が作られている。
守衛でステータスカードをチェックされ、犯罪者かどうかを確認するという。
俺達は夕方少し前に着いて30分位並んで番が来た。
対応してくれたのは、30代前半の兵士で、それなりに鍛えていていかにもという感じだ。
チェーンメイルを着込んでいて、門番と分かるマントを羽織っている。
冒険者だと分かると簡単な犯罪者チェックのみで名前を帳簿に記載して終わった。ギルドで住人登録すると住人用の入り口が使えるからと、本拠地にするなら、登録する事を勧められた。宿を聞くとまずはギルドにて住人登録して、ギルド公認の宿を紹介して貰うと良いと教えられた。
街の規模はかなり大きく、人口だけなら王城街よりも大きいらしい。ダンジョンで栄えている街の為宿も多く、冒険者相手の商売か盛んで街が発展している。
定住者は王城街の方が多い。
門番のおっさじゃなくて兄さんの話に従いまずはギルドに向かう。
ギルドは直ぐにわかった。他の街は別らしいが、この街は冒険者で潤っているので、ギルドが中心に動いている。その為に門から直ぐの所に一際目立つ立派な建物だ。石造りで三階建て。周りは2階建ての為に目立つ。
ギルドの作りは一階に依頼を張り出す掲示板がある依頼コーナー、到達等を張り出す掲示板があるコーナー、打ち合わせスペース、奥は事務所になっていて職員がいる。
そしてロビーがあり、受付カウンターがある。基本的にハイカウンターで6:箇所かる。ローカウンターは2ヶ所だ。
かなり並んでいて一際空いている所に並ぶ。後ろで動きがあり、何か睨まれている。トイレからリリアが戻ってきて俺と話し始めたら視線が少なくなったような気がする。
待つ事30分で順番が回ってきた。
俺は絶句した。滅茶苦茶美人だ。他の受付嬢も綺麗だが飛び抜けて美人だ。銀髪の肩までの髪で18前後と若そうだ。優しそうな美人さんだ。リリアとはタイプが違うお姫様タイプだ。そして何よりあの耳は!飾りか?猫耳だ。超似合っている!グフ!
俺は足の痛みで我に帰りカウンターに進む。
聡太「こんにちは」
受付嬢「ようこそポルテの冒険者ギルドにようこそ。本日のご用件は?」
声も綺麗だがスタイルも良い。座っている受付嬢を上から見る形なので、谷間が見える。ついつい見てしまいごくりとする。
リリアからの肘鉄を脇腹に喰らいはっとなる。受付嬢さんはクスクス笑っていて素敵だ。
聡太「あ、あの、今日この街に着いたばかりで暫くこちらで活動をしようと思うので、住人登録というのですか?あれをお願いしたいのと、お勧めの宿を教えて頂ければと。ひょれとパーティー登録をお願いします。そうだ、あと買い取りをえねがいいたしゃす」
受付嬢「ふふふ。慌てなくても大丈夫ですよ。まずカードを出してください。恋人さんもね」
リリアが赤くなりながらカードを受付嬢さんに渡し
リリア「あの、リーダーはこのむっつりスケベなばかでお願いしたいのと、お店を教えて欲しくて、その・・・」
耳元にこっそり話し、こっそり回答を貰っていた。
受付嬢「ふふふ。私ねリリアさんを気に入っちゃった。リリアさんってウブで可愛いね!もうじきシフト終わるので良かったらお食事を一緒にしませんか?」
リリアが俺を見るので頷いた
リリア「いいんですか?」
受付嬢「いいのよ。貴女のようなお友達になれそうな人って滅多にいないのよ。体目当てのろくな男しか寄り付かないのよ。リリアさんの彼氏は礼儀正しい人で羨ましいわ。って今は仕事ね」
よく分からないがリリアが受付嬢さんに気に入られたようだ。
受付嬢「どちらか魔力多かったりしますか?又は魔石を沢山持っているか?」
聡太「多分魔力量だけは反則レベルだと思いますよ。ただ、ファイヤーボールとかかなりしょぼいんですけど、量はかなり行けるので」
受付嬢「ああ、威力は良いですよ。魔力量が十分に有れば、魔道具でお湯を沢山作れてお風呂に入れるから、そういうお宿を勧めようと思うの」
聡太「普段は生活魔法のホットでお湯を貯めているから問題ないですよ!それより清潔さの方が大事かな」
そんなやり取りがあり一応2つ教えてくれた。満杯なら二軒目にとの紹介だった。
手続きが終わり、カードを受けとる。
パーティー名は
ジゴロ
だった。リリアが受け嬢さんと話している時に決めていた。多分幸恵さんの悪戯だろう。意外とお茶目なばあ様だったんだなと理解した。食事の時にいじめてやろう。俺にジゴロに成れというのか?
そして対応が終ると
受付嬢「本日はエミリーがお手続きを担当致しました。またのご利用をお待ちしております。リリアさん、また後でね♡」
と立ち上がりお辞儀をする。魅惑的な谷間がもろ見えちょっと反応する。後でリリアにいじめられそうだ。
絶対このひと俺に谷間を見せてリリアの反応を見て楽しんでるよなと半ば確信しギルドを後にしたのだった。又は超天然さんかも。
守衛でステータスカードをチェックされ、犯罪者かどうかを確認するという。
俺達は夕方少し前に着いて30分位並んで番が来た。
対応してくれたのは、30代前半の兵士で、それなりに鍛えていていかにもという感じだ。
チェーンメイルを着込んでいて、門番と分かるマントを羽織っている。
冒険者だと分かると簡単な犯罪者チェックのみで名前を帳簿に記載して終わった。ギルドで住人登録すると住人用の入り口が使えるからと、本拠地にするなら、登録する事を勧められた。宿を聞くとまずはギルドにて住人登録して、ギルド公認の宿を紹介して貰うと良いと教えられた。
街の規模はかなり大きく、人口だけなら王城街よりも大きいらしい。ダンジョンで栄えている街の為宿も多く、冒険者相手の商売か盛んで街が発展している。
定住者は王城街の方が多い。
門番のおっさじゃなくて兄さんの話に従いまずはギルドに向かう。
ギルドは直ぐにわかった。他の街は別らしいが、この街は冒険者で潤っているので、ギルドが中心に動いている。その為に門から直ぐの所に一際目立つ立派な建物だ。石造りで三階建て。周りは2階建ての為に目立つ。
ギルドの作りは一階に依頼を張り出す掲示板がある依頼コーナー、到達等を張り出す掲示板があるコーナー、打ち合わせスペース、奥は事務所になっていて職員がいる。
そしてロビーがあり、受付カウンターがある。基本的にハイカウンターで6:箇所かる。ローカウンターは2ヶ所だ。
かなり並んでいて一際空いている所に並ぶ。後ろで動きがあり、何か睨まれている。トイレからリリアが戻ってきて俺と話し始めたら視線が少なくなったような気がする。
待つ事30分で順番が回ってきた。
俺は絶句した。滅茶苦茶美人だ。他の受付嬢も綺麗だが飛び抜けて美人だ。銀髪の肩までの髪で18前後と若そうだ。優しそうな美人さんだ。リリアとはタイプが違うお姫様タイプだ。そして何よりあの耳は!飾りか?猫耳だ。超似合っている!グフ!
俺は足の痛みで我に帰りカウンターに進む。
聡太「こんにちは」
受付嬢「ようこそポルテの冒険者ギルドにようこそ。本日のご用件は?」
声も綺麗だがスタイルも良い。座っている受付嬢を上から見る形なので、谷間が見える。ついつい見てしまいごくりとする。
リリアからの肘鉄を脇腹に喰らいはっとなる。受付嬢さんはクスクス笑っていて素敵だ。
聡太「あ、あの、今日この街に着いたばかりで暫くこちらで活動をしようと思うので、住人登録というのですか?あれをお願いしたいのと、お勧めの宿を教えて頂ければと。ひょれとパーティー登録をお願いします。そうだ、あと買い取りをえねがいいたしゃす」
受付嬢「ふふふ。慌てなくても大丈夫ですよ。まずカードを出してください。恋人さんもね」
リリアが赤くなりながらカードを受付嬢さんに渡し
リリア「あの、リーダーはこのむっつりスケベなばかでお願いしたいのと、お店を教えて欲しくて、その・・・」
耳元にこっそり話し、こっそり回答を貰っていた。
受付嬢「ふふふ。私ねリリアさんを気に入っちゃった。リリアさんってウブで可愛いね!もうじきシフト終わるので良かったらお食事を一緒にしませんか?」
リリアが俺を見るので頷いた
リリア「いいんですか?」
受付嬢「いいのよ。貴女のようなお友達になれそうな人って滅多にいないのよ。体目当てのろくな男しか寄り付かないのよ。リリアさんの彼氏は礼儀正しい人で羨ましいわ。って今は仕事ね」
よく分からないがリリアが受付嬢さんに気に入られたようだ。
受付嬢「どちらか魔力多かったりしますか?又は魔石を沢山持っているか?」
聡太「多分魔力量だけは反則レベルだと思いますよ。ただ、ファイヤーボールとかかなりしょぼいんですけど、量はかなり行けるので」
受付嬢「ああ、威力は良いですよ。魔力量が十分に有れば、魔道具でお湯を沢山作れてお風呂に入れるから、そういうお宿を勧めようと思うの」
聡太「普段は生活魔法のホットでお湯を貯めているから問題ないですよ!それより清潔さの方が大事かな」
そんなやり取りがあり一応2つ教えてくれた。満杯なら二軒目にとの紹介だった。
手続きが終わり、カードを受けとる。
パーティー名は
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だった。リリアが受け嬢さんと話している時に決めていた。多分幸恵さんの悪戯だろう。意外とお茶目なばあ様だったんだなと理解した。食事の時にいじめてやろう。俺にジゴロに成れというのか?
そして対応が終ると
受付嬢「本日はエミリーがお手続きを担当致しました。またのご利用をお待ちしております。リリアさん、また後でね♡」
と立ち上がりお辞儀をする。魅惑的な谷間がもろ見えちょっと反応する。後でリリアにいじめられそうだ。
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