46 / 71
第46話 クンスカ未遂
しおりを挟む
トレント・エンフォーサーとの戦いが終わり、俺はすぐに1年生の2人へ駆け寄ろうとしたが、友理奈が俺の目を隠し、スルメイラは友理奈に言われ小さい方、つまり女子の体を抱きしめて俺から隠している。
友理奈の手で隠されているとはいえ、ちらりと見えた彼女の上半身は裸同然だ。見えちゃいけないところも見えていたはずだが、戦闘中のことで俺の記憶には残っていない。
残念、コホン、助けられて良かった。
一方、もう一人の男子の方も上半身が裸で、少し華奢に見える背中がちらりと見えた。このままじゃ外に出られないだろう。
このペアはお互いの中では上半身が裸なのを隠さず、俺に背を向ける程度だけということは・・・そういう関係なんだろう。羨ましい・・
とはいえ俺は2人に背を向けるしか選択肢がない。
「わかったよ友理奈。反対を向くからとりあえず手を離そうか」
「いいよって言うまで振り向いたらだめだからね!」
俺が頷くと、友理奈は2人のもとに駆け寄る。
とりあえず周りを見ると、服の残骸が転がっている。破損したブラが落ちていたからやはり上半身裸だ。
カップはかなり小さいな・・・コホン
程なくして何とか1人の上着、多分大きさから男の子のだと思うのが見つかったが、女の子の服はどうにもならない。
回収した服と外套を渡そうと思い、スルメイラを呼ぶことにした。
「スルメイラ、ちょっと手を貸してくれ。上着が見つかったが片方はズタズタでどうにもならない。女子の方に俺の外套をかけてやってくれないか?」
スルメイラが頷いて2人のもとに駆け寄り、外套を渡してくれた。友理奈にも「ありがとうございます」と礼を言い、安心した顔で頷く。
2人がスルメイラと友理奈の手伝いで服を整えたあと、俺は少し落ち着きを取り戻してから何があったのかを尋ねた。
女の子の方は少し胸元が開く形になっているが、友理奈が指摘して上まで閉めるだろう。
とりあえず視線は外そう・・・見てしまうと友理奈に何を言われるか恐ろしくてできない。
どうやら運悪くトレント・エンフォーサーと遭遇してしまい、襲われて身動きが取れなくなってしまったらしい。正確にはまだリポップしないと思っていたが、目の前でリポップして逃げられなかったという。
「取り敢えず、服がこのままじゃダンジョンで戦うのは無理だし、人目が気になるよな。2人だけで外を出歩くのも難しいだろう。とりあえず一度ダンジョンを出ようか」
そう声をかけると、2人はホッとしたように頷いた。
スルメイラがファミリアだということを気がついたかわからないが、6階層の転移版のところで最後に残った俺がカードに戻し、4人でダンジョンを出た。
女の子の方はまだ震えており、友理奈にべったりで、男の子は飄々としているが、上着のボタンは一番上までしている。
女の子のように整っ顔で、モテるんだろうなと思う。
「先輩、本当に助かりました。あの子は落ち着いたらちゃんとお礼を言わせるので少し時間をください。普段は礼儀正しい子なんです」
「いや、あんなことがあったんだから今は気にしないよ。それより君はともかく、あの子はあのまま帰らすわけにいかないから、ショッピングセンターに寄って服を買おうか」
ショッピングセンターに寄ろうと提案する。さすがにこれ以上の恥ずかしい思いをさせるのも悪いし、2人には何か服を買ってやるべきだろうと思ったからだ。
「持ち合わせがあまりなくて・・・今日は特に稼ぎもないんです・・・」
しかし、彼は少し遠慮がちに申し訳なさそうに言った。
「大丈夫、出世払いでいいから。女の子をあんな格好で放り出すほど俺は冷たくないよ。同じ学校だったよね?先輩らしいことをさせてよ」
そんなふうに言って俺が服代を出すことにした。困った時はお互い様だし、先輩として助けてあげるのも悪くないだろう。
・
・
・
2人が新しい服に着替えて一段落ついたところで疑問に思ったことを聞いた。
「そういえば、俺のこと知っているの?」
2人は驚いた顔で頷いた。
「・・・ええ、有名ですから。先輩は不死身のゾンビって呼ばれているんですよ?」
そんな噂が立っているとは思わず、軽く苦笑いを浮かべると、横で友理奈が呆れたようなジト目で見てくる。知らないのは俺だけ?
「あっ!ゾンビ先輩、外套洗って返しますね」
「いや、今もらおうかな」
「えっ?肌の上に直接着たから汚れちゃいましたよ・・・」
3人から変な目で見られ、その視線から何を言わんとするのかわかった。
「いや、それボスドロップの装備品なんだ」
「えっ!?ボスドロップですか?ご、ごめんなさい」
「うん。汗とか気にしているよね。帰りに友理奈に拭いてもらうから心配しないで」
彼女は恐る恐る俺に渡してきた。
女の子の着た服をクンスカする変態に思われただろうか?でも、友理奈に拭いてもらうと勝手に言ったけど、俺は変態じゃないとアピールできたよね?この子確かに可愛いけど、そうだなぁ・・・中学生の妹ポジションかな。妹いないけど。
そして最後に、2人と連絡先を交換した。今後が気になるが、無茶をしなければ良いなと思う。
そういえば俺以外みんなスマホ持っているんだな・・・
「本当に助かりました、ありがとうございます!」
別れ際に深々とお辞儀をされ、何度もお礼を言われ、少し照れくさくなりながらも友理奈と2人して見送った。
友理奈の手で隠されているとはいえ、ちらりと見えた彼女の上半身は裸同然だ。見えちゃいけないところも見えていたはずだが、戦闘中のことで俺の記憶には残っていない。
残念、コホン、助けられて良かった。
一方、もう一人の男子の方も上半身が裸で、少し華奢に見える背中がちらりと見えた。このままじゃ外に出られないだろう。
このペアはお互いの中では上半身が裸なのを隠さず、俺に背を向ける程度だけということは・・・そういう関係なんだろう。羨ましい・・
とはいえ俺は2人に背を向けるしか選択肢がない。
「わかったよ友理奈。反対を向くからとりあえず手を離そうか」
「いいよって言うまで振り向いたらだめだからね!」
俺が頷くと、友理奈は2人のもとに駆け寄る。
とりあえず周りを見ると、服の残骸が転がっている。破損したブラが落ちていたからやはり上半身裸だ。
カップはかなり小さいな・・・コホン
程なくして何とか1人の上着、多分大きさから男の子のだと思うのが見つかったが、女の子の服はどうにもならない。
回収した服と外套を渡そうと思い、スルメイラを呼ぶことにした。
「スルメイラ、ちょっと手を貸してくれ。上着が見つかったが片方はズタズタでどうにもならない。女子の方に俺の外套をかけてやってくれないか?」
スルメイラが頷いて2人のもとに駆け寄り、外套を渡してくれた。友理奈にも「ありがとうございます」と礼を言い、安心した顔で頷く。
2人がスルメイラと友理奈の手伝いで服を整えたあと、俺は少し落ち着きを取り戻してから何があったのかを尋ねた。
女の子の方は少し胸元が開く形になっているが、友理奈が指摘して上まで閉めるだろう。
とりあえず視線は外そう・・・見てしまうと友理奈に何を言われるか恐ろしくてできない。
どうやら運悪くトレント・エンフォーサーと遭遇してしまい、襲われて身動きが取れなくなってしまったらしい。正確にはまだリポップしないと思っていたが、目の前でリポップして逃げられなかったという。
「取り敢えず、服がこのままじゃダンジョンで戦うのは無理だし、人目が気になるよな。2人だけで外を出歩くのも難しいだろう。とりあえず一度ダンジョンを出ようか」
そう声をかけると、2人はホッとしたように頷いた。
スルメイラがファミリアだということを気がついたかわからないが、6階層の転移版のところで最後に残った俺がカードに戻し、4人でダンジョンを出た。
女の子の方はまだ震えており、友理奈にべったりで、男の子は飄々としているが、上着のボタンは一番上までしている。
女の子のように整っ顔で、モテるんだろうなと思う。
「先輩、本当に助かりました。あの子は落ち着いたらちゃんとお礼を言わせるので少し時間をください。普段は礼儀正しい子なんです」
「いや、あんなことがあったんだから今は気にしないよ。それより君はともかく、あの子はあのまま帰らすわけにいかないから、ショッピングセンターに寄って服を買おうか」
ショッピングセンターに寄ろうと提案する。さすがにこれ以上の恥ずかしい思いをさせるのも悪いし、2人には何か服を買ってやるべきだろうと思ったからだ。
「持ち合わせがあまりなくて・・・今日は特に稼ぎもないんです・・・」
しかし、彼は少し遠慮がちに申し訳なさそうに言った。
「大丈夫、出世払いでいいから。女の子をあんな格好で放り出すほど俺は冷たくないよ。同じ学校だったよね?先輩らしいことをさせてよ」
そんなふうに言って俺が服代を出すことにした。困った時はお互い様だし、先輩として助けてあげるのも悪くないだろう。
・
・
・
2人が新しい服に着替えて一段落ついたところで疑問に思ったことを聞いた。
「そういえば、俺のこと知っているの?」
2人は驚いた顔で頷いた。
「・・・ええ、有名ですから。先輩は不死身のゾンビって呼ばれているんですよ?」
そんな噂が立っているとは思わず、軽く苦笑いを浮かべると、横で友理奈が呆れたようなジト目で見てくる。知らないのは俺だけ?
「あっ!ゾンビ先輩、外套洗って返しますね」
「いや、今もらおうかな」
「えっ?肌の上に直接着たから汚れちゃいましたよ・・・」
3人から変な目で見られ、その視線から何を言わんとするのかわかった。
「いや、それボスドロップの装備品なんだ」
「えっ!?ボスドロップですか?ご、ごめんなさい」
「うん。汗とか気にしているよね。帰りに友理奈に拭いてもらうから心配しないで」
彼女は恐る恐る俺に渡してきた。
女の子の着た服をクンスカする変態に思われただろうか?でも、友理奈に拭いてもらうと勝手に言ったけど、俺は変態じゃないとアピールできたよね?この子確かに可愛いけど、そうだなぁ・・・中学生の妹ポジションかな。妹いないけど。
そして最後に、2人と連絡先を交換した。今後が気になるが、無茶をしなければ良いなと思う。
そういえば俺以外みんなスマホ持っているんだな・・・
「本当に助かりました、ありがとうございます!」
別れ際に深々とお辞儀をされ、何度もお礼を言われ、少し照れくさくなりながらも友理奈と2人して見送った。
41
お気に入りに追加
97
あなたにおすすめの小説
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
落ちこぼれの烙印を押された少年、唯一無二のスキルを開花させ世界に裁きの鉄槌を!
酒井 曳野
ファンタジー
この世界ニードにはスキルと呼ばれる物がある。
スキルは、生まれた時に全員が神から授けられ
個人差はあるが5〜8歳で開花する。
そのスキルによって今後の人生が決まる。
しかし、極めて稀にスキルが開花しない者がいる。
世界はその者たちを、ドロップアウト(落ちこぼれ)と呼んで差別し、見下した。
カイアスもスキルは開花しなかった。
しかし、それは気付いていないだけだった。
遅咲きで開花したスキルは唯一無二の特異であり最強のもの!!
それを使い、自分を蔑んだ世界に裁きを降す!
モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜
KeyBow
ファンタジー
1999年世界各地に隕石が落ち、その数年後に隕石が落ちた場所がラビリンス(迷宮)となり魔物が町に湧き出した。
各国の軍隊、日本も自衛隊によりラビリンスより外に出た魔物を駆逐した。
ラビリンスの中で魔物を倒すと稀にその個体の姿が写ったカードが落ちた。
その後、そのカードに血を掛けるとその魔物が召喚され使役できる事が判明した。
彼らは通称カーヴァント。
カーヴァントを使役する者は探索者と呼ばれた。
カーヴァントには1から10までのランクがあり、1は最弱、6で強者、7や8は最大戦力で鬼神とも呼ばれる強さだ。
しかし9と10は報告された事がない伝説級だ。
また、カードのランクはそのカードにいるカーヴァントを召喚するのに必要なコストに比例する。
探索者は各自そのラビリンスが持っているカーヴァントの召喚コスト内分しか召喚出来ない。
つまり沢山のカーヴァントを召喚したくてもコスト制限があり、強力なカーヴァントはコストが高い為に少数精鋭となる。
数を選ぶか質を選ぶかになるのだ。
月日が流れ、最初にラビリンスに入った者達の子供達が高校生〜大学生に。
彼らは二世と呼ばれ、例外なく特別な力を持っていた。
そんな中、ラビリンスに入った自衛隊員の息子である斗枡も高校生になり探索者となる。
勿論二世だ。
斗枡が持っている最大の能力はカード合成。
それは例えばゴブリンを10体合成すると10体分の力になるもカードのランクとコストは共に変わらない。
彼はその程度の認識だった。
実際は合成結果は最大でランク10の強さになるのだ。
単純な話ではないが、経験を積むとそのカーヴァントはより強力になるが、特筆すべきは合成元の生き残るカーヴァントのコストがそのままになる事だ。
つまりランク1(コスト1)の最弱扱いにも関わらず、実は伝説級であるランク10の強力な実力を持つカーヴァントを作れるチートだった。
また、探索者ギルドよりアドバイザーとして姉のような女性があてがわれる。
斗枡は平凡な容姿の為に己をモブだと思うも、周りはそうは見ず、クラスの底辺だと思っていたらトップとして周りを巻き込む事になる?
女子が自然と彼の取り巻きに!
彼はモブとしてモブではない高校生として生活を始める所から物語はスタートする。
現代ダンジョンで成り上がり!
カメ
ファンタジー
現代ダンジョンで成り上がる!
現代の世界に大きな地震が全世界同時に起こると共に、全世界にダンジョンが現れた。
舞台はその後の世界。ダンジョンの出現とともに、ステータスが見れる様になり、多くの能力、スキルを持つ人たちが現れる。その人達は冒険者と呼ばれる様になり、ダンジョンから得られる貴重な資源のおかげで稼ぎが多い冒険者は、多くの人から憧れる職業となった。
四ノ宮翔には、いいスキルもステータスもない。ましてや呪いをその身に受ける、呪われた子の称号を持つ存在だ。そんな彼がこの世界でどう生き、成り上がるのか、その冒険が今始まる。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
異世界で俺だけレベルが上がらない! だけど努力したら最強になれるらしいです?
澤檸檬
ファンタジー
旧題 努力=結果
異世界の神の勝手によって異世界に転移することになった倉野。
実際に異世界で確認した常識と自分に与えられた能力が全く違うことに少しずつ気付く。
異世界の住人はレベルアップによってステータスが上がっていくようだったが、倉野にだけレベルが存在せず、行動を繰り返すことによってスキルを習得するシステムが採用されていた。
そのスキル習得システムと異世界の常識の差が倉野を最強の人間へと押し上げていく。
だが、倉野はその能力を活かして英雄になろうだとか、悪用しようだとかそういった上昇志向を見せるわけでもなく、第二の人生と割り切ってファンタジーな世界を旅することにした。
最強を隠して異世界を巡る倉野。各地での出会いと別れ、冒険と楽しみ。元居た世界にはない刺激が倉野の第二の人生を彩っていく。
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる