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第9話 ヘルメットの行方
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俺はスルメイラと一緒にヘルムを探すべく、まずはボス部屋の中を見渡した。
「ヘルメットが無いかな?・・・」
彼女に問いかけるように呟きながら見渡すも、それっぽいのが見えない。
なので、とりあえず中を歩いて探そうと一歩を踏み出そうとしたが、足に力が入らずスルメイラの方に倒れ込んでしまった。
「ぐあっ!」
唸りながら倒れたが、スルメイラは俺を助けるべく受け止めるのではなく、なんと・・・素早く避けやがった!
何してるの?という感じで俺を見ている彼女。
ドサリと床に倒れた俺はその表情に少しムッとしながらも、異変に気が付いた。よく見るまでもなくどう見ても足が折れている。
そう、あさっての方向に曲がっていたが、不思議と痛みはなかった。アドレナリンの影響ですかね・・・?
「避けるなよ!」
俺は這いつくばりながら、つい文句を言った。
「だって、押し倒されてエッチなことをされそうな予感がしたから・・・」
彼女は手で顔を覆い、恥ずかしそうに言った。
「しねぇよ!それよりも聞きたいことがある。そもそもお前は何者なんだよ?」
俺はむすっとして、つい悪態をついた。
「何者か?・・・ですか?御主人様が教えてくれるものだと思っていました。それよりも私の貞操の危機の方が・・・」
俺はため息をつきつつ、スルメイラの言葉を遮った。
「見ての通り脚が折れているから、肩を貸して欲しいんだ」
俺は焦りながら言った。
「そうなら、そうと早く言ってくださいよ!鬼畜な御主人様により大人の階段を登らされるのかと勘違いしたじゃないですか!」
スルメイラは少し不満そうに言葉を返していた。
なぜそれが分からない?(脚が折れているからサポートを必要としている)
とりあえず肩を貸してもらって、ボス部屋の中を探すことにした。
スルメイラが一歩前に進むと、俺は彼女の肩を借りて、片足を引きずりながら無事な足で軽く跳ねるようにして歩く。痛みが走るたびに顔をしかめたが、スルメイラの支えのおかげで、なんとか前に進むことができた。
流石に動くと痛かった。
俺を労るような優しげな言葉に心が軽くなったと言えたらよかったが、そうではなくスルメイラの口から出たのは・・・
「変なところを触ったら殴りますよ!」
その一言が全てを台無しにしてしまう。
しかし、程なくして俺が使っていたヘルメットが見つかった。一部割れているが、確かにあのヘルメットだ。
中古で買ったバイク用のフルフェイスで、頭頂部には大きな亀裂が入っていた。
実に無残な姿だ。
恐らく蹴飛ばされた時に脱げ、ヘルメット自体が転がったりして壊れたのだろう。
かぶっていてヘルメットがこうなったのなら、頭が潰れていただろう・・・
「これなら!」
スルメイラはヘルメットを手に取り、嬉しそうに言った。
「さあ、被ってみて!」
俺は彼女に促したが、既に被ろうとしていた。
彼女はヘルメットを被ると満足そうに決めポーズを取った。だけど・・・やはりちょっと残念な感じだ。
丁度その瞬間、ボス部屋の入口が開き始めた。ドキドキしながら俺たちはその方向を見つめた。
「ボスを倒したら、10分ほどで外への扉が開くはずだ。外にはレイド戦の参加者か救助隊がいるかもしれない・・・見つかりたくないな。」
俺は不安を口にしたが、スルメイラは頷いた。
流石に今は真剣な顔だ。
彼女は気が付いていないようだけど・・・フルフェイスのフェイス部分は透明なので、顔がよく見える。
キリッとしていればどこに出しても恥ずかしくないような美人なのに、ドレスアーマーと、しょぼいバイク用のヘルメットと、アンマッチな姿は哀愁さえ感じる・・・つまり残念さを醸し出していた。
本人は至って真面目に振る舞っているから、余計滑稽だ。
ドアが開き始めていなければ腹を抱えて笑っていただろう・・・
「そうだ、他のドロップ品がないか探してみよう。」
スルメイラが頷いた。
周囲を見回していると、一本のロングソードが落ちているのを見つけた。
「おっ!!そこそこ業物っぽいな!」
俺はその剣を拾い上げた。
また、ボスが霧散した場所の近くに黒い外套もあり、急ぎ拾う。
「それ、いい武器になるかも!」
スルメイラは目を輝かせて言った。
「よし、これを使って外に出る準備をし、とっととここを出るとしようか!」
俺たちは再び気を引き締め、ボス部屋の扉ーつまり入口が開く様を見つめながら、次の行動を考えた。
因みに剣は鞘に収まっており、杖替わりにちょうど良さそうだなと、借り難く使うことにした。
「ヘルメットが無いかな?・・・」
彼女に問いかけるように呟きながら見渡すも、それっぽいのが見えない。
なので、とりあえず中を歩いて探そうと一歩を踏み出そうとしたが、足に力が入らずスルメイラの方に倒れ込んでしまった。
「ぐあっ!」
唸りながら倒れたが、スルメイラは俺を助けるべく受け止めるのではなく、なんと・・・素早く避けやがった!
何してるの?という感じで俺を見ている彼女。
ドサリと床に倒れた俺はその表情に少しムッとしながらも、異変に気が付いた。よく見るまでもなくどう見ても足が折れている。
そう、あさっての方向に曲がっていたが、不思議と痛みはなかった。アドレナリンの影響ですかね・・・?
「避けるなよ!」
俺は這いつくばりながら、つい文句を言った。
「だって、押し倒されてエッチなことをされそうな予感がしたから・・・」
彼女は手で顔を覆い、恥ずかしそうに言った。
「しねぇよ!それよりも聞きたいことがある。そもそもお前は何者なんだよ?」
俺はむすっとして、つい悪態をついた。
「何者か?・・・ですか?御主人様が教えてくれるものだと思っていました。それよりも私の貞操の危機の方が・・・」
俺はため息をつきつつ、スルメイラの言葉を遮った。
「見ての通り脚が折れているから、肩を貸して欲しいんだ」
俺は焦りながら言った。
「そうなら、そうと早く言ってくださいよ!鬼畜な御主人様により大人の階段を登らされるのかと勘違いしたじゃないですか!」
スルメイラは少し不満そうに言葉を返していた。
なぜそれが分からない?(脚が折れているからサポートを必要としている)
とりあえず肩を貸してもらって、ボス部屋の中を探すことにした。
スルメイラが一歩前に進むと、俺は彼女の肩を借りて、片足を引きずりながら無事な足で軽く跳ねるようにして歩く。痛みが走るたびに顔をしかめたが、スルメイラの支えのおかげで、なんとか前に進むことができた。
流石に動くと痛かった。
俺を労るような優しげな言葉に心が軽くなったと言えたらよかったが、そうではなくスルメイラの口から出たのは・・・
「変なところを触ったら殴りますよ!」
その一言が全てを台無しにしてしまう。
しかし、程なくして俺が使っていたヘルメットが見つかった。一部割れているが、確かにあのヘルメットだ。
中古で買ったバイク用のフルフェイスで、頭頂部には大きな亀裂が入っていた。
実に無残な姿だ。
恐らく蹴飛ばされた時に脱げ、ヘルメット自体が転がったりして壊れたのだろう。
かぶっていてヘルメットがこうなったのなら、頭が潰れていただろう・・・
「これなら!」
スルメイラはヘルメットを手に取り、嬉しそうに言った。
「さあ、被ってみて!」
俺は彼女に促したが、既に被ろうとしていた。
彼女はヘルメットを被ると満足そうに決めポーズを取った。だけど・・・やはりちょっと残念な感じだ。
丁度その瞬間、ボス部屋の入口が開き始めた。ドキドキしながら俺たちはその方向を見つめた。
「ボスを倒したら、10分ほどで外への扉が開くはずだ。外にはレイド戦の参加者か救助隊がいるかもしれない・・・見つかりたくないな。」
俺は不安を口にしたが、スルメイラは頷いた。
流石に今は真剣な顔だ。
彼女は気が付いていないようだけど・・・フルフェイスのフェイス部分は透明なので、顔がよく見える。
キリッとしていればどこに出しても恥ずかしくないような美人なのに、ドレスアーマーと、しょぼいバイク用のヘルメットと、アンマッチな姿は哀愁さえ感じる・・・つまり残念さを醸し出していた。
本人は至って真面目に振る舞っているから、余計滑稽だ。
ドアが開き始めていなければ腹を抱えて笑っていただろう・・・
「そうだ、他のドロップ品がないか探してみよう。」
スルメイラが頷いた。
周囲を見回していると、一本のロングソードが落ちているのを見つけた。
「おっ!!そこそこ業物っぽいな!」
俺はその剣を拾い上げた。
また、ボスが霧散した場所の近くに黒い外套もあり、急ぎ拾う。
「それ、いい武器になるかも!」
スルメイラは目を輝かせて言った。
「よし、これを使って外に出る準備をし、とっととここを出るとしようか!」
俺たちは再び気を引き締め、ボス部屋の扉ーつまり入口が開く様を見つめながら、次の行動を考えた。
因みに剣は鞘に収まっており、杖替わりにちょうど良さそうだなと、借り難く使うことにした。
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