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第2章
第106話 風呂に送り込まれたのは!
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屋敷にて寝る部屋の割り振りをしていたが、やはりムネチカの様子がおかしい。俺はあの戦闘時にその醜い姿を見てしまい、更にムネチカを拒絶するかのような行動をつい取ってしまった為、気不味さから声を掛けられなかった。逆もしかり。
また、峠を越えたとはいえ、イリアとミリアがまだ起きられなかった。その為、暫くこの村に逗留する必要があるのと、村の今後について考える必要がある。今の村人にはそこまで考えられる余裕がなかった。
フランカは今日は実家で母親と過ごす事を希望したので、快く送り出した。
俺はムネチカのあれは・・・見なかった事にしよう!と思ったのだが無理だった。
いっその事記憶を消したい位だが、現実逃避はできない。なるべく早くムネチカと向き合わないといけない。
そんな俺を見兼ね、エルザとミザリアが計略を練っていたが、俺はその事を知らなかった。
食後、俺が風呂に入っていると、何も言わずにムネチカが入ってきた。この屋敷には風呂があり、村で唯一の風呂だった。
今は体を洗っている最中だったが、風呂だから当たり前だが、体を洗う為のタオルを持っただけの一糸まとわぬ姿のムネチカが入ってきた。俺は入り口に向いて体を洗っている状態で固まってしまい、やはりムネチカも固まっていた。更に2人共持っていたタオルを落としてしまったので、お互いの全てが丸見えになった。
はっとなった俺は体にお湯を掛け、何もなかったかのように湯船に入る。
ムネチカは俺が入っているのを知らず、誰かに送り込まれたようだ。
俺の男の象徴を見られてしまった。それもムネチカを見て元気になってしまった状態で、その、お互い真っ赤になった。それと気恥ずかしさからか、今更となりお互い出て行く事が出来なかった。
俺はムネチカが体を洗う様をついついちら見してしまった。素晴らしいバディーの持ち主で、あの化け物じみた醜い姿を忘れるのには十分だった。
ムネチカも俺がちらちら見ているのを分かっていたが、2人共に何も言わない。何かを喋るとあの戦いの事が口に出てしまうからだ。
ミザリアに並ぶ程の素晴らしいナイスバディーに理性が飛びそうだったが、まんまとミザリア達の思惑に乗せられるか!といった感じで何とか理性を保っていた。
多分ミザリアかエルザ辺りに送り込まれたのだろう。
普段好んで着る派手というより、露出の多い格好とは裏腹にムネチカはシャイだった。
そう、あまり喋らないのだ。勿論戦闘時等は必要な事を話すし、こちらから質問すればちゃんと答えてくれる。
俺は下手な事を言う前に風呂を上がった。そう逃げるようにして。
そして俺が使う部屋に行き、ベットにて横になっていたが、ムネチカの事がずっと気になってしかたがない。あの裸体が思い出されたが、違和感がありもやもやしていた。
そして俺は馬鹿だったと自らを呪いたくなった。何故ならスキル美容整形がある事を今頃思い出したのだ。
俺はムネチカを探したが見つからなく、ミザリアへ念話にてムネチカを見掛けたら、俺の部屋へ至急来るように伝えて欲しいと、とにかく急ぐようにと頼んだ。流石にミザリアならムネチカの居場所を知っているだろう。と言うか、ミザリアの部屋に逃げ込んでいるような気がしたんだ。
また、峠を越えたとはいえ、イリアとミリアがまだ起きられなかった。その為、暫くこの村に逗留する必要があるのと、村の今後について考える必要がある。今の村人にはそこまで考えられる余裕がなかった。
フランカは今日は実家で母親と過ごす事を希望したので、快く送り出した。
俺はムネチカのあれは・・・見なかった事にしよう!と思ったのだが無理だった。
いっその事記憶を消したい位だが、現実逃避はできない。なるべく早くムネチカと向き合わないといけない。
そんな俺を見兼ね、エルザとミザリアが計略を練っていたが、俺はその事を知らなかった。
食後、俺が風呂に入っていると、何も言わずにムネチカが入ってきた。この屋敷には風呂があり、村で唯一の風呂だった。
今は体を洗っている最中だったが、風呂だから当たり前だが、体を洗う為のタオルを持っただけの一糸まとわぬ姿のムネチカが入ってきた。俺は入り口に向いて体を洗っている状態で固まってしまい、やはりムネチカも固まっていた。更に2人共持っていたタオルを落としてしまったので、お互いの全てが丸見えになった。
はっとなった俺は体にお湯を掛け、何もなかったかのように湯船に入る。
ムネチカは俺が入っているのを知らず、誰かに送り込まれたようだ。
俺の男の象徴を見られてしまった。それもムネチカを見て元気になってしまった状態で、その、お互い真っ赤になった。それと気恥ずかしさからか、今更となりお互い出て行く事が出来なかった。
俺はムネチカが体を洗う様をついついちら見してしまった。素晴らしいバディーの持ち主で、あの化け物じみた醜い姿を忘れるのには十分だった。
ムネチカも俺がちらちら見ているのを分かっていたが、2人共に何も言わない。何かを喋るとあの戦いの事が口に出てしまうからだ。
ミザリアに並ぶ程の素晴らしいナイスバディーに理性が飛びそうだったが、まんまとミザリア達の思惑に乗せられるか!といった感じで何とか理性を保っていた。
多分ミザリアかエルザ辺りに送り込まれたのだろう。
普段好んで着る派手というより、露出の多い格好とは裏腹にムネチカはシャイだった。
そう、あまり喋らないのだ。勿論戦闘時等は必要な事を話すし、こちらから質問すればちゃんと答えてくれる。
俺は下手な事を言う前に風呂を上がった。そう逃げるようにして。
そして俺が使う部屋に行き、ベットにて横になっていたが、ムネチカの事がずっと気になってしかたがない。あの裸体が思い出されたが、違和感がありもやもやしていた。
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