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第1章
第87話 切望
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俺達は明け方に叩き起こされたが、まだゲートは開いておらず、起こされたのはゲートが開きそうだという報告が入ったからだ。
実は城の兵士達に銃を渡している。使い方は俺が何とか分かったので、即席で撃ち方やエネルギーパックの交換方法を伝えていた。そう、ゲートから出て来た敵を撃たせる事にした。但し、最低限の事しか出来ない。設定があるようだが、よく分からなかったから、セーフティを解除し、トリガーを引いて攻撃するだけにし、教えていないスイッチやレバーには触れるなと命じている。下手に触ると爆発するかもと伝えたので、皆慎重に扱った。1つ分かったのは、マシンガンタイプは1つのエネルギーパックで40射程撃てた。
また、レールガンは収納に入れたままにして、今は封印する事にした。使い方がよく分からなかったからだ。短時間では弾の装填方法が理解できず、解析には時間が必要だ。
俺達も剣等とは別に、ハンドガンを携行している。ハンドガンでもパワードスーツには穴が開き、肉体にダメージが入る。但し、普通の矢は刺さらなかった。こちらの事を文明レベルが低い原始人と見做したようで、物理攻撃に耐性のあるスーツを選んだようだ。
因みにエルザはすっかり気力が落ちており、俺の側を離れようとしない。
昨夜は抱いてくれとしきりに迫られた。
どうやら俺の知らない仕来りがあるようで、彼女は俺に助けられたから俺の物、者じゃなくて物なのだそうだ。
また、惚れた相手か婚約者以外に純潔を奪われた場合、基本的に王族は自害するのだそうだ。男の方の身分が高い場合、性欲を我慢出来ずに婚前に手を出す事があるそうで、それはセーフなのだと。この理屈はよく分からん。ただ、こういった手合は大抵小者にしかならず、自制心が足りぬ者として他の貴族から格下に見られるのだとか。俺は?勇者は違うのだそうだ。
俺は見栄っ張りなので、まだ不能になっているとエルザに伝えていない。それよりも、いずれ復活するんだよな?この世界にバイアグラなんてないし、この歳でお世話になりたくはないぞ!
エルザは純血を奪われてたまるかと、舌を噛み切る直前だったが、俺が直前に助けたから俺に抱かれなければいけないそうだ。意味不明だ。残念ながら今の俺は男性機能が封印というか、病気で不能になっているので、エルザの求める【抱く】が出来ず、ただ単に抱き締めた。
「分かった。君は俺の女だ。そら抱いたぞ」
抱き締めただけなのでむすっとしていたから、エルザにデコピンを喰らわせた。
「さあ、時間がないぞ、今度こそゲートを閉めようか!」
そうして戦場に繰り出していく。
準備万端で謁見の間に着いたが、幸いまだゲートは開いていない。ゲートが開くはずの位置に球体が出現しており、光り輝いていた。その球体は明暗を繰り返しており、その間隔が徐々に短くなっていき、遂に光が弾けた。
するとそこには今までのゲートと違い、2枚の大きな引戸が開かれた状態で現れた。
高さは5m、幅は3m位の重々しい扉だ。
一目でこれが最終形態のゲートだと分かる。
エルザに剣技の展開を指示し、俺はファイヤーボールをゲートの中に撃ち込み始めた。
兵士達は正面以外から扇状に配置させ、扉に銃口を向けている。念の為半分に斉射2連をさせた。すると向こうからもレーザーが発射され、ゲートから向かって来たレーザーが無人の壁を焦がす。
射線上から兵士達を外していたから被害はない。
俺もファイヤーボールをひたすら撃ち込み、時間を稼いだ。エルザの技だが、1分程経過しただろうか、漸く発動準備が出来たので、俺が大量のファイヤーボールを投げつつ、エルザをゲートの横から正面に転移させ、一気に技を放った。
そうすると禍々しい熱線がゲートに入り込み、出口、つまり向こう側で弾けた事が分かる。俺はエルザが技を放つと同時にアイスボールを発動し、ゲートに対して一旦蓋をし、エルザが放った技による爆風が逆流して来るのを防ぐのだった。
実は城の兵士達に銃を渡している。使い方は俺が何とか分かったので、即席で撃ち方やエネルギーパックの交換方法を伝えていた。そう、ゲートから出て来た敵を撃たせる事にした。但し、最低限の事しか出来ない。設定があるようだが、よく分からなかったから、セーフティを解除し、トリガーを引いて攻撃するだけにし、教えていないスイッチやレバーには触れるなと命じている。下手に触ると爆発するかもと伝えたので、皆慎重に扱った。1つ分かったのは、マシンガンタイプは1つのエネルギーパックで40射程撃てた。
また、レールガンは収納に入れたままにして、今は封印する事にした。使い方がよく分からなかったからだ。短時間では弾の装填方法が理解できず、解析には時間が必要だ。
俺達も剣等とは別に、ハンドガンを携行している。ハンドガンでもパワードスーツには穴が開き、肉体にダメージが入る。但し、普通の矢は刺さらなかった。こちらの事を文明レベルが低い原始人と見做したようで、物理攻撃に耐性のあるスーツを選んだようだ。
因みにエルザはすっかり気力が落ちており、俺の側を離れようとしない。
昨夜は抱いてくれとしきりに迫られた。
どうやら俺の知らない仕来りがあるようで、彼女は俺に助けられたから俺の物、者じゃなくて物なのだそうだ。
また、惚れた相手か婚約者以外に純潔を奪われた場合、基本的に王族は自害するのだそうだ。男の方の身分が高い場合、性欲を我慢出来ずに婚前に手を出す事があるそうで、それはセーフなのだと。この理屈はよく分からん。ただ、こういった手合は大抵小者にしかならず、自制心が足りぬ者として他の貴族から格下に見られるのだとか。俺は?勇者は違うのだそうだ。
俺は見栄っ張りなので、まだ不能になっているとエルザに伝えていない。それよりも、いずれ復活するんだよな?この世界にバイアグラなんてないし、この歳でお世話になりたくはないぞ!
エルザは純血を奪われてたまるかと、舌を噛み切る直前だったが、俺が直前に助けたから俺に抱かれなければいけないそうだ。意味不明だ。残念ながら今の俺は男性機能が封印というか、病気で不能になっているので、エルザの求める【抱く】が出来ず、ただ単に抱き締めた。
「分かった。君は俺の女だ。そら抱いたぞ」
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「さあ、時間がないぞ、今度こそゲートを閉めようか!」
そうして戦場に繰り出していく。
準備万端で謁見の間に着いたが、幸いまだゲートは開いていない。ゲートが開くはずの位置に球体が出現しており、光り輝いていた。その球体は明暗を繰り返しており、その間隔が徐々に短くなっていき、遂に光が弾けた。
するとそこには今までのゲートと違い、2枚の大きな引戸が開かれた状態で現れた。
高さは5m、幅は3m位の重々しい扉だ。
一目でこれが最終形態のゲートだと分かる。
エルザに剣技の展開を指示し、俺はファイヤーボールをゲートの中に撃ち込み始めた。
兵士達は正面以外から扇状に配置させ、扉に銃口を向けている。念の為半分に斉射2連をさせた。すると向こうからもレーザーが発射され、ゲートから向かって来たレーザーが無人の壁を焦がす。
射線上から兵士達を外していたから被害はない。
俺もファイヤーボールをひたすら撃ち込み、時間を稼いだ。エルザの技だが、1分程経過しただろうか、漸く発動準備が出来たので、俺が大量のファイヤーボールを投げつつ、エルザをゲートの横から正面に転移させ、一気に技を放った。
そうすると禍々しい熱線がゲートに入り込み、出口、つまり向こう側で弾けた事が分かる。俺はエルザが技を放つと同時にアイスボールを発動し、ゲートに対して一旦蓋をし、エルザが放った技による爆風が逆流して来るのを防ぐのだった。
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