10 / 130
第1章
第10話 挨拶
しおりを挟む
時間の関係で先程まで急いでいたが、改めて2人に挨拶をする。2人をベッドに座らせ、俺は椅子に座っており、2人と向き合っている。
改めて見ると滅茶苦茶可愛い。ロリコンじゃなくてもお触りしたくなる気持ちが何となく分かるが、ここは大人の対応だ。変な意味じゃなく、俺は尻尾と耳を触りたくてウズウズしている。彼女達が可愛いというのは正確じゃない。綺麗だが幼さが残っているという感じで、どことなく気品を感じるのだ。
「改めて君達の主人になった友安だ。宜しくな。奴隷の事とかよく分からないんだ。君達は文字の読み書きは出来るのかな?それと君達が性奴隷目的で前の主人に買われたというのはどういう事なのだろうか?君達から俺に聞きたい事が有れば何でも聞いてくれ。常識の範囲でな!」
イリアが答えた。
「はい、お救い頂き感謝しています。私もミリアも読み書きは出来ますが、ひょっとしてご主人様は読み書きが出来ないのでしょうか?」
「うん出来ないから俺を助けて欲しいんだ」
「畏まりました。それは分かりましたが、ご主人様は奴隷についてあまりお詳しくないようですね。私達は戦犯奴隷になります。先月この国により滅ぼされました国の王族です。国王の姪っ子であり、成人すれば王位継承権を得る立場でした。丁度先週14歳になりましたが、捕らえられた時はまだ未成年でしたから、処刑は免れました。しかし奴隷として売られ、2日前にあの気狂いの屋敷の主が私達の体目当で買われていきました。そしてミリアの警告を無視し、私達を正に犯さんとした時に警告通りに、興奮した事により頭の血管が切れてくたばったのよ!まったくもって汚らわしい事!」
俺は2人をやさしく抱きしめた。
「辛かったろう?怖かっただろう?俺は嫌がる君達を無理矢理犯すだなんて事はしないからな。不憫過ぎるよ」
俺は涙していた。
「ご主人様になら、勇者様にならこの身を委ねても良くてよ」
「うーん。心配しなくても俺は君達を性奴隷として買ったんじゃないから、犯したりしないよ」
「ご主人様は不能なの!?それとも女性には興味がなくて!?」
「ち、違うわい!俺の国じゃ14歳って結婚もできないし、俺の歳で君らの歳の女の子を抱くって犯罪なんだよ!それに俺は子供を抱くようなロリコンの趣味はねえよ。衆道の気はないし、大人の女にはちゃんと興味はあるわい!って何を言わせんだよ!」
次いでミリアが会話に加わった。
「そのロリコン?というのはよく分からないのですが、この辺りの国では親の許可があれば12歳から結婚できますし、14歳が成人ですよ!ご存じないのでしょうか?それに奴隷はご主人様の所有物です。私達の事を手篭にしても誰も咎めませんし、奴隷になった時点で既に諦めておりました。しかし私の予知が勇者様がイリアをお救いに来て頂けるとあり、実際救って頂きました。それに私は文字通り命を救われました。奴隷としてではなく、私達は1人の女として御主人様を受け入れておりますので、お抱きになりたければいつでもお申し付け下さいませ」
「俺は奴隷は抱かないぞ!今決めた!君達をいずれ開放する!その時にお互い一人の人として好き合っていたならば抱きたいと思う。それと俺を1人の人として見て欲しいんだ。確かに俺は勇者として召喚された者ではあるが、勇者としてではなく友安という1人の男としてな!」
「えっ!?ご主人様は本物の勇者様なのですか!?」
「へ?君達が俺を勇者と言ったんだぞ。それにミリアが俺を異界より来られしと言っていたから召喚者だって知っているんだろう?」
イリアがしたり顔だ。
「ふふふ違いましてよ。勇者とは勇気有る者の事ですよ。でもご主人様は召喚勇者様なのですね!凄いですわ!!」
ミリア「えっとわたくしそのような事を言ったのですね。実は予言の半分程は覚えていないのです。それじゃあ召喚勇者様なのですね!私は幸運ですわ!宜しくお願いします!友安様。この命尽きるまでお仕えし、ご迷惑でなければお慕い申し上げます」
おもむろにミリアが俺の両頬をその柔らかな手で挟み込んだら、いきなりその顔が急接近し、あれよあれよという間にミリアにキスをされてしまった!俺のファーストキスだ。
イリア「あっ!ミリアずるい。私も友安様の事を好きになったんだもん。ミリアを必死に救ってくれたんだもん。かっこよかったもん!」
そしてイリアがミリアを押しのけ、俺の両頬を手で挟み込みぶちゅーっとキスをしてきた。美少女2人に、それも向こうからだ!子供とはいえ嬉しい。でも抱けないんだ。
ただ気の所為かミリアがイリアにボソッと告げていた。
「ねっ言った通りでしょ!あの方は押せば引くから私達の貞操は・・・」
とか聞こえたんだよな。あといずれ娶られるとか。この子予知が有るとか言ってたな。今は想像付かないけど、まあ、そういう事もなくはないだろう位に思っていた。
まあ良いけどさ。でも14歳って致したらお巡りさんに捕まるやろ。まあ何年か先の事は分からない。確かに数年後は物凄い美女になっていそうな気がするけど。
そんな感じでドキドキしていたが、就寝となった。
改めて見ると滅茶苦茶可愛い。ロリコンじゃなくてもお触りしたくなる気持ちが何となく分かるが、ここは大人の対応だ。変な意味じゃなく、俺は尻尾と耳を触りたくてウズウズしている。彼女達が可愛いというのは正確じゃない。綺麗だが幼さが残っているという感じで、どことなく気品を感じるのだ。
「改めて君達の主人になった友安だ。宜しくな。奴隷の事とかよく分からないんだ。君達は文字の読み書きは出来るのかな?それと君達が性奴隷目的で前の主人に買われたというのはどういう事なのだろうか?君達から俺に聞きたい事が有れば何でも聞いてくれ。常識の範囲でな!」
イリアが答えた。
「はい、お救い頂き感謝しています。私もミリアも読み書きは出来ますが、ひょっとしてご主人様は読み書きが出来ないのでしょうか?」
「うん出来ないから俺を助けて欲しいんだ」
「畏まりました。それは分かりましたが、ご主人様は奴隷についてあまりお詳しくないようですね。私達は戦犯奴隷になります。先月この国により滅ぼされました国の王族です。国王の姪っ子であり、成人すれば王位継承権を得る立場でした。丁度先週14歳になりましたが、捕らえられた時はまだ未成年でしたから、処刑は免れました。しかし奴隷として売られ、2日前にあの気狂いの屋敷の主が私達の体目当で買われていきました。そしてミリアの警告を無視し、私達を正に犯さんとした時に警告通りに、興奮した事により頭の血管が切れてくたばったのよ!まったくもって汚らわしい事!」
俺は2人をやさしく抱きしめた。
「辛かったろう?怖かっただろう?俺は嫌がる君達を無理矢理犯すだなんて事はしないからな。不憫過ぎるよ」
俺は涙していた。
「ご主人様になら、勇者様にならこの身を委ねても良くてよ」
「うーん。心配しなくても俺は君達を性奴隷として買ったんじゃないから、犯したりしないよ」
「ご主人様は不能なの!?それとも女性には興味がなくて!?」
「ち、違うわい!俺の国じゃ14歳って結婚もできないし、俺の歳で君らの歳の女の子を抱くって犯罪なんだよ!それに俺は子供を抱くようなロリコンの趣味はねえよ。衆道の気はないし、大人の女にはちゃんと興味はあるわい!って何を言わせんだよ!」
次いでミリアが会話に加わった。
「そのロリコン?というのはよく分からないのですが、この辺りの国では親の許可があれば12歳から結婚できますし、14歳が成人ですよ!ご存じないのでしょうか?それに奴隷はご主人様の所有物です。私達の事を手篭にしても誰も咎めませんし、奴隷になった時点で既に諦めておりました。しかし私の予知が勇者様がイリアをお救いに来て頂けるとあり、実際救って頂きました。それに私は文字通り命を救われました。奴隷としてではなく、私達は1人の女として御主人様を受け入れておりますので、お抱きになりたければいつでもお申し付け下さいませ」
「俺は奴隷は抱かないぞ!今決めた!君達をいずれ開放する!その時にお互い一人の人として好き合っていたならば抱きたいと思う。それと俺を1人の人として見て欲しいんだ。確かに俺は勇者として召喚された者ではあるが、勇者としてではなく友安という1人の男としてな!」
「えっ!?ご主人様は本物の勇者様なのですか!?」
「へ?君達が俺を勇者と言ったんだぞ。それにミリアが俺を異界より来られしと言っていたから召喚者だって知っているんだろう?」
イリアがしたり顔だ。
「ふふふ違いましてよ。勇者とは勇気有る者の事ですよ。でもご主人様は召喚勇者様なのですね!凄いですわ!!」
ミリア「えっとわたくしそのような事を言ったのですね。実は予言の半分程は覚えていないのです。それじゃあ召喚勇者様なのですね!私は幸運ですわ!宜しくお願いします!友安様。この命尽きるまでお仕えし、ご迷惑でなければお慕い申し上げます」
おもむろにミリアが俺の両頬をその柔らかな手で挟み込んだら、いきなりその顔が急接近し、あれよあれよという間にミリアにキスをされてしまった!俺のファーストキスだ。
イリア「あっ!ミリアずるい。私も友安様の事を好きになったんだもん。ミリアを必死に救ってくれたんだもん。かっこよかったもん!」
そしてイリアがミリアを押しのけ、俺の両頬を手で挟み込みぶちゅーっとキスをしてきた。美少女2人に、それも向こうからだ!子供とはいえ嬉しい。でも抱けないんだ。
ただ気の所為かミリアがイリアにボソッと告げていた。
「ねっ言った通りでしょ!あの方は押せば引くから私達の貞操は・・・」
とか聞こえたんだよな。あといずれ娶られるとか。この子予知が有るとか言ってたな。今は想像付かないけど、まあ、そういう事もなくはないだろう位に思っていた。
まあ良いけどさ。でも14歳って致したらお巡りさんに捕まるやろ。まあ何年か先の事は分からない。確かに数年後は物凄い美女になっていそうな気がするけど。
そんな感じでドキドキしていたが、就寝となった。
2
お気に入りに追加
1,725
あなたにおすすめの小説
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

レベルが上がらずパーティから捨てられましたが、実は成長曲線が「勇者」でした
桐山じゃろ
ファンタジー
同い年の幼馴染で作ったパーティの中で、ラウトだけがレベル10から上がらなくなってしまった。パーティリーダーのセルパンはラウトに頼り切っている現状に気づかないまま、レベルが低いという理由だけでラウトをパーティから追放する。しかしその後、仲間のひとりはラウトについてきてくれたし、弱い魔物を倒しただけでレベルが上がり始めた。やがてラウトは精霊に寵愛されし最強の勇者となる。一方でラウトを捨てた元仲間たちは自業自得によるざまぁに遭ったりします。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを公開しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる