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第25話 異変
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捜索隊の手が伸びているため安全地帯の中に閉じ込められており、半日が過ぎた。
正確には窓を開けていても、外界と繋がっている以上こちらがいる場所を特定され、あまつさえ待ち伏せする可能性があるから決断したのだ。
俺たちは狭い安全地帯の中で体を拭き、ようやく就寝しようとしていた。少し息苦しいなと思うも、今は空気の入れ替えをすることはできない。
ここはそれなりの体積はあるから、多少空気が淀んでも朝までは大丈夫だろう。おならをしたら大ひんしゅくだから、そこは我慢だな。
そんなことを考えていたけど、隣で横になっているミカが服をパタパタさせ始めた。その動作でおへそが見え、俺は思わず慌てて寝たふりをする。
「ちょっとミカ、ブラが見えちゃうよ」
「暑いんだから仕方ないでしょ!」
カナエがたしなめると、ミカは軽く肩をすくめて、何故か俺の方を向いた。
「やまっちが喜ぶだけだから問題ないわ。それに、紳士なやまっちが目を背ければよいんだから!」
ミカは微笑む。
「安売りはしちゃダメよ」
カナエが釘を刺すように言うと、ガールズトークが始まった。
俺は耐えられなくなり、白旗を揚げるしかなかった。
「これ以上やるなら、俺、ガン見するからね!」
そう言って顔を背けるが、2人は笑いながら続ける。
「ほら、やまっちが嫌がってるじゃない」
カナエが言うと、ミカはおどけた。
「はいはい、もうやめるわよ」
その答えた。少しホッとしながらも、なんだか恥ずかしさが残る俺は、なんとか自分を落ち着かせようとして、再び目を閉じた。
しかし、夜中に突然目が覚めた。
息苦しい・・・それに何かがおかしい。
隣で眠るミカとカナエの様子がどうも変だ。息が荒く、体温が異常に高く感じられる。
この時ほど、後になって自分の学のなさを呪ったことはないだろう。完全に密閉された空間のことを甘く見過ぎていた。
『なんだ?これ・・・どうしてこんなに暑いんだ?』
俺は急いで彼女たちの名前を呼び、肩を揺らしてみたが、反応がない。まず、ミカの額に手を当ててみる。熱い・・・それにしても異常だ。もっと正確に体温を確かめるためには、脇の下の方がいい。けれども、脇の下に手を入れるとなると、女性の胸の近くを触れることになる。
『・・・躊躇してる場合じゃない!』
俺は首を振り、心の中で「ゴメンね」と言ってから、服をまくり上げて脇の下に手を突っ込んだ。
『やはり・・・かなりの熱だ。これはまずい・・・』
ミカの呼吸が苦しそうで、顔には汗がびっしりと浮かんでいる。次にカナエの様子を確認すると、彼女も同じように汗ばんでおり、何か妙に色っぽいかもと一瞬思ってしまった。
『こんなときに、何を考えているんだ・・・!』
焦りを感じながらも俺はカナエにも「ゴメンね」と言い、脇の下に手を差し入れた。ブラジャーに手が触れたが、恥ずかしがっている暇はない。
『・・・こっちもやっぱりすごい熱だ。2人ともかなり苦しそうな呼吸をしている・・・何故だ?』
2人の苦悶の表情を見ると、焦るしかなかった。自分もだんだんとフラフラしてきて、目の前が暗くなりそうになるのを必死にこらえる。明らかにおかしい。
『ここは完全に閉鎖された空間だよな!外から毒ガスが来たりは・・・って違う!まさか・・・二酸化炭素が溜まってきたのか?』
突然、頭に浮かんだのは、アポロ計画の話だった。アポロ・・・11号だったか13号だったか、空気清浄機が使えなくなって、二酸化炭素濃度が上がって命の危機に陥った話を思い出した。あれ、13?そんな映画を観た覚えがある。(13号です)
『ろっちらっけ?いや、どっちでも変わらん!しょんなとこ考えよるばやいや、今はそんなことを考えてる場合じゃない!』
フラフラになってきて、呂律が怪しくなってきて、自分でも何を言っているかよくわからなくなりつつある。何とか意識を保つのにつぶやきつつ、急いで行動することにした。まず剣と盾を取り出し、靴を履いた。
理由は一つ。今すぐ外に出なければ、俺たちはこのまま全員死んでしまうかもしれないし、今は夜中、魔物が活発に活動する危険極まりない時間だ。
こんな時間に魔物避けの備えなしに外を歩くのは自殺行為だとギルドの講習で聞いたそうだ。もちろん持っていないし、持っていても、もしも魔物の群れのど真ん中でした!となったら意味がない。
だから戦闘態勢を取る必要性を想定した。
『外に出なきゃだ!急げ俺!』
俺は安全地帯の出口を開けると、先ずは毛布を外に投げ、ミカとカナエを半ば放り出すように毛布の上に引きずり出した。服が乱れて下着があらわになっていたが、今はそれを気にしたり直す、そんな余裕はない。
彼女たちを毛布の上に横たえた瞬間、急に周囲に感じていた魔物の気配が強くなってきた。
『何だ・・・魔物か?クソッ!剣を取りに戻らなきゃ!』
俺は再び安全地帯の中に飛び込んだ。剣と盾を掴んだ瞬間、突然魔物が俺ではなく、ミカとカナエに飛びかかってきた。
しかも2体だ。
『ここでやらせるわけにはいかない!』
反射的に剣を投げ、もう1体の魔物を蹴飛ばして外へ飛び出す。
魔物に刺さった剣を抜き取ると、それを合図にしたかのように気絶している2人を守りながらの、悲壮な戦いが始まったのだった。
正確には窓を開けていても、外界と繋がっている以上こちらがいる場所を特定され、あまつさえ待ち伏せする可能性があるから決断したのだ。
俺たちは狭い安全地帯の中で体を拭き、ようやく就寝しようとしていた。少し息苦しいなと思うも、今は空気の入れ替えをすることはできない。
ここはそれなりの体積はあるから、多少空気が淀んでも朝までは大丈夫だろう。おならをしたら大ひんしゅくだから、そこは我慢だな。
そんなことを考えていたけど、隣で横になっているミカが服をパタパタさせ始めた。その動作でおへそが見え、俺は思わず慌てて寝たふりをする。
「ちょっとミカ、ブラが見えちゃうよ」
「暑いんだから仕方ないでしょ!」
カナエがたしなめると、ミカは軽く肩をすくめて、何故か俺の方を向いた。
「やまっちが喜ぶだけだから問題ないわ。それに、紳士なやまっちが目を背ければよいんだから!」
ミカは微笑む。
「安売りはしちゃダメよ」
カナエが釘を刺すように言うと、ガールズトークが始まった。
俺は耐えられなくなり、白旗を揚げるしかなかった。
「これ以上やるなら、俺、ガン見するからね!」
そう言って顔を背けるが、2人は笑いながら続ける。
「ほら、やまっちが嫌がってるじゃない」
カナエが言うと、ミカはおどけた。
「はいはい、もうやめるわよ」
その答えた。少しホッとしながらも、なんだか恥ずかしさが残る俺は、なんとか自分を落ち着かせようとして、再び目を閉じた。
しかし、夜中に突然目が覚めた。
息苦しい・・・それに何かがおかしい。
隣で眠るミカとカナエの様子がどうも変だ。息が荒く、体温が異常に高く感じられる。
この時ほど、後になって自分の学のなさを呪ったことはないだろう。完全に密閉された空間のことを甘く見過ぎていた。
『なんだ?これ・・・どうしてこんなに暑いんだ?』
俺は急いで彼女たちの名前を呼び、肩を揺らしてみたが、反応がない。まず、ミカの額に手を当ててみる。熱い・・・それにしても異常だ。もっと正確に体温を確かめるためには、脇の下の方がいい。けれども、脇の下に手を入れるとなると、女性の胸の近くを触れることになる。
『・・・躊躇してる場合じゃない!』
俺は首を振り、心の中で「ゴメンね」と言ってから、服をまくり上げて脇の下に手を突っ込んだ。
『やはり・・・かなりの熱だ。これはまずい・・・』
ミカの呼吸が苦しそうで、顔には汗がびっしりと浮かんでいる。次にカナエの様子を確認すると、彼女も同じように汗ばんでおり、何か妙に色っぽいかもと一瞬思ってしまった。
『こんなときに、何を考えているんだ・・・!』
焦りを感じながらも俺はカナエにも「ゴメンね」と言い、脇の下に手を差し入れた。ブラジャーに手が触れたが、恥ずかしがっている暇はない。
『・・・こっちもやっぱりすごい熱だ。2人ともかなり苦しそうな呼吸をしている・・・何故だ?』
2人の苦悶の表情を見ると、焦るしかなかった。自分もだんだんとフラフラしてきて、目の前が暗くなりそうになるのを必死にこらえる。明らかにおかしい。
『ここは完全に閉鎖された空間だよな!外から毒ガスが来たりは・・・って違う!まさか・・・二酸化炭素が溜まってきたのか?』
突然、頭に浮かんだのは、アポロ計画の話だった。アポロ・・・11号だったか13号だったか、空気清浄機が使えなくなって、二酸化炭素濃度が上がって命の危機に陥った話を思い出した。あれ、13?そんな映画を観た覚えがある。(13号です)
『ろっちらっけ?いや、どっちでも変わらん!しょんなとこ考えよるばやいや、今はそんなことを考えてる場合じゃない!』
フラフラになってきて、呂律が怪しくなってきて、自分でも何を言っているかよくわからなくなりつつある。何とか意識を保つのにつぶやきつつ、急いで行動することにした。まず剣と盾を取り出し、靴を履いた。
理由は一つ。今すぐ外に出なければ、俺たちはこのまま全員死んでしまうかもしれないし、今は夜中、魔物が活発に活動する危険極まりない時間だ。
こんな時間に魔物避けの備えなしに外を歩くのは自殺行為だとギルドの講習で聞いたそうだ。もちろん持っていないし、持っていても、もしも魔物の群れのど真ん中でした!となったら意味がない。
だから戦闘態勢を取る必要性を想定した。
『外に出なきゃだ!急げ俺!』
俺は安全地帯の出口を開けると、先ずは毛布を外に投げ、ミカとカナエを半ば放り出すように毛布の上に引きずり出した。服が乱れて下着があらわになっていたが、今はそれを気にしたり直す、そんな余裕はない。
彼女たちを毛布の上に横たえた瞬間、急に周囲に感じていた魔物の気配が強くなってきた。
『何だ・・・魔物か?クソッ!剣を取りに戻らなきゃ!』
俺は再び安全地帯の中に飛び込んだ。剣と盾を掴んだ瞬間、突然魔物が俺ではなく、ミカとカナエに飛びかかってきた。
しかも2体だ。
『ここでやらせるわけにはいかない!』
反射的に剣を投げ、もう1体の魔物を蹴飛ばして外へ飛び出す。
魔物に刺さった剣を抜き取ると、それを合図にしたかのように気絶している2人を守りながらの、悲壮な戦いが始まったのだった。
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