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第三章 リブート編
第51話 聖人誕生
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ジークは皆にアイシアを押さえるように伝えた。
「今から治療をするから、ローシェルとリースティアは腕を、マリーシスとアーリアは足を押さえてくれ。泣こうが叫ぼうが確実に押さえてくれ。いいな?まだ慣れていないから痛みが出ると思うが、これをやるしかないんだ。よし、それでは治療開始するぞ」
皆何が始まるのか、何をしようとしているのかが分からず、固唾を呑んで見守るより他なかった。
「勇者大輝の名の元に、我の持つ聖なる力の解放を命じる。聖なる加護よ!知恵の光よ!聖なる力を我が前に示し給え。我が魔力を糧にこの者の傷と、この者の苦しみを解き放ち回復せしめん事を我が守護神フライマリングの慈悲と加護を我に貸し与え給え!ヒール!」
するとジークの手が光り出し、やがて身体全体が輝き出した。するとその輝きが腕に集約された。また、アイシアの寝かされているベッドに魔法陣が浮かび上がった。しかし前世の名での魔法だ。
アイシアは涙を流しながら堪えている感じで、手足を動かそうと必死に藻掻いていた。
しかし動く事は叶わなかった。押えられており何もできなかったからだ。
魔法陣は安定しておらず、大きさは収縮したり、大きくなったり、小さくなったりを繰り返した。だがやがてその魔法陣の大きさも安定し、ジークの手の光も安定してきた。そうするとアイシアが抵抗する事もなくなり、やがて穏やかになって行った。するとかなり酷かった傷がスッと消えていき、そこには綺麗な形の胸と滑らかな肌が現れた。
「よしこれでいいかな。服を着るんだ」
アイシアが服を着る間にジークはドアを開け、カレンに入るように言った。もう大丈夫だからと。
そして次に顔の傷を見てこっちもだなと呟いた。
「よし、次はこっちだ」
まだぽかんとしているアイシアの頬に手を触れ、やはりヒールと唱えた。
するとスーッと傷が消えていった。そしてついでと言わんばかりに悪いけどパンツを下げるぞと言って、折角履いたパンツを下げた。そしてお尻を丸出しにしたが、誰も何も言わなかった。
「そうそう子供の頃にここに傷が残ったよな?」
そう言って、あたふたしているアイシアのお尻を触り、やはりヒールと唱えるとお尻にあった傷もすーっと消えていった。
そして皆驚いたのはアイシアの顔が完全に本来の顔になった。少しきつめの顔ではあるが、元々整った美少女の顔がそこにあった。
よし!とジークは頷いた。
「じゃあ次はマリーシスも治療するか」
そうしてやはりマリーシスの顔に手をやり、ヒールと唱えると顔に有った酷い傷がすーっと消えていった。
「マリーシスは顔だけか?体に傷跡が残ったのなら服を脱いで傷跡を見せろ」
マリーシスは迷う事なく服を脱いだ。するとお腹から右足に掛けてかなり酷い傷があったが、彼女の胸は大丈夫だった。
だがお腹から右足に掛けては可哀相な位醜い傷が有るが、幸いにしてアイシアのように膿んではいなかった。だが一生傷が酷く残っている感じだ。
「よし、みんな同じように押さえてくれ。ローシェル、次は黄みが外に出て対応を頼むよ」
マリーシスの口にハンカチを含ませてから行くよと言って、ヒールを掛けた。するとアイシアはぎゃーと叫んでいた。
その甲斐もあって、彼女の体の酷い傷も治っていった。
胸は大丈夫だったので、さすがに隠してはいたが、それでもお腹から足に掛けての傷だった為に、下半身は露出していた。その状態でジークを抱きしめてしまったので、マリーシスの陰部にジークの顔が来る形で抱きしめてしまった。
「ありがとう!ありがとう!ああジーク!」
マリーシスはひたすら感謝を述べたが、マリーシスはふと我に返った。
ジークの顔は股間にあり、モゴモゴしていた。息やらが陰部に掛かり、しかも顔が擦れていた。陰部に性的な刺激が有り、感じてしまった。自分のああんという声にはっとなるといやんと唸り、ジークを突き飛ばした。
そして慌ててふくを着たが、皆口を揃えてこう言った。
聖人様の誕生だ!と。
「今から治療をするから、ローシェルとリースティアは腕を、マリーシスとアーリアは足を押さえてくれ。泣こうが叫ぼうが確実に押さえてくれ。いいな?まだ慣れていないから痛みが出ると思うが、これをやるしかないんだ。よし、それでは治療開始するぞ」
皆何が始まるのか、何をしようとしているのかが分からず、固唾を呑んで見守るより他なかった。
「勇者大輝の名の元に、我の持つ聖なる力の解放を命じる。聖なる加護よ!知恵の光よ!聖なる力を我が前に示し給え。我が魔力を糧にこの者の傷と、この者の苦しみを解き放ち回復せしめん事を我が守護神フライマリングの慈悲と加護を我に貸し与え給え!ヒール!」
するとジークの手が光り出し、やがて身体全体が輝き出した。するとその輝きが腕に集約された。また、アイシアの寝かされているベッドに魔法陣が浮かび上がった。しかし前世の名での魔法だ。
アイシアは涙を流しながら堪えている感じで、手足を動かそうと必死に藻掻いていた。
しかし動く事は叶わなかった。押えられており何もできなかったからだ。
魔法陣は安定しておらず、大きさは収縮したり、大きくなったり、小さくなったりを繰り返した。だがやがてその魔法陣の大きさも安定し、ジークの手の光も安定してきた。そうするとアイシアが抵抗する事もなくなり、やがて穏やかになって行った。するとかなり酷かった傷がスッと消えていき、そこには綺麗な形の胸と滑らかな肌が現れた。
「よしこれでいいかな。服を着るんだ」
アイシアが服を着る間にジークはドアを開け、カレンに入るように言った。もう大丈夫だからと。
そして次に顔の傷を見てこっちもだなと呟いた。
「よし、次はこっちだ」
まだぽかんとしているアイシアの頬に手を触れ、やはりヒールと唱えた。
するとスーッと傷が消えていった。そしてついでと言わんばかりに悪いけどパンツを下げるぞと言って、折角履いたパンツを下げた。そしてお尻を丸出しにしたが、誰も何も言わなかった。
「そうそう子供の頃にここに傷が残ったよな?」
そう言って、あたふたしているアイシアのお尻を触り、やはりヒールと唱えるとお尻にあった傷もすーっと消えていった。
そして皆驚いたのはアイシアの顔が完全に本来の顔になった。少しきつめの顔ではあるが、元々整った美少女の顔がそこにあった。
よし!とジークは頷いた。
「じゃあ次はマリーシスも治療するか」
そうしてやはりマリーシスの顔に手をやり、ヒールと唱えると顔に有った酷い傷がすーっと消えていった。
「マリーシスは顔だけか?体に傷跡が残ったのなら服を脱いで傷跡を見せろ」
マリーシスは迷う事なく服を脱いだ。するとお腹から右足に掛けてかなり酷い傷があったが、彼女の胸は大丈夫だった。
だがお腹から右足に掛けては可哀相な位醜い傷が有るが、幸いにしてアイシアのように膿んではいなかった。だが一生傷が酷く残っている感じだ。
「よし、みんな同じように押さえてくれ。ローシェル、次は黄みが外に出て対応を頼むよ」
マリーシスの口にハンカチを含ませてから行くよと言って、ヒールを掛けた。するとアイシアはぎゃーと叫んでいた。
その甲斐もあって、彼女の体の酷い傷も治っていった。
胸は大丈夫だったので、さすがに隠してはいたが、それでもお腹から足に掛けての傷だった為に、下半身は露出していた。その状態でジークを抱きしめてしまったので、マリーシスの陰部にジークの顔が来る形で抱きしめてしまった。
「ありがとう!ありがとう!ああジーク!」
マリーシスはひたすら感謝を述べたが、マリーシスはふと我に返った。
ジークの顔は股間にあり、モゴモゴしていた。息やらが陰部に掛かり、しかも顔が擦れていた。陰部に性的な刺激が有り、感じてしまった。自分のああんという声にはっとなるといやんと唸り、ジークを突き飛ばした。
そして慌ててふくを着たが、皆口を揃えてこう言った。
聖人様の誕生だ!と。
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