伝説となった狩人達

さいぞう

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四十人目 SAD SONG

六話

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2人は、紅龍の事を知らなかったわ。


それだけじゃない。
世間の事全て。


そりゃそうね。


あんな山の中から、いきなり出て来たんだから…

でも狩人達の中では、すぐ知られた名になった。


だってあの2人…


下層から始めてさ。
約一ヶ月で上位に上がったから…


ギルドの上層部も、2人に目を付けたわ。






邪龍討伐に協力してほしい…






ギルドの依頼もさ、2人は何も考えてないのか…

いえ…

あんまり理解出来ていないようね。






ああ、いいぜ?






お前が返事するな!
俺より弱いくせに…






ああ?
俺の方が年上だろうが!
ガキが…






七日先に生まれただけだろ!






またいつものケンカをしながら、話は終わったの。

ギルドの連中も困った顔で去って行ったけどね…

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