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三十九人目 80 With That…
七話
しおりを挟むたかだか人間の人生なんてよ?
いいとこ80年!
お前は、まだまだ先が長えんだから…
俺につきあえ!
奴の口癖だった。
この頃は、嫌々聞いてたけどなあ。
んで、そこら中へ連れて行かされたよ…
そんなある日…
俺は気付いた。
奴と剣の話をしていた時だった。
お前のそれ…
あの砦蟹からしか造れないもんだろう?
一人で殺ったのか?
ああ。
軽く返事をする奴を見て、少しゾクッとしたよ…
ちょっと剣…交換してみるかあ。
ズシイィィ…
俺は、その剣を振り回す事すら出来なかった。
重量が半端じゃねえんだ。
お…お前…
こんな剣で俺と…
ハハハ。
お前のも重いぜ?
俺のはジークリンデ。
それを奴はクルクル回してたな…
.
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