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三十六人目 KING OF CAT
四話
しおりを挟む離れろ……人間……
おい。
王様怒ってる見たいだぞ?
俺達は人間の…
人間のしもべじゃねえ!!
キイィィン…
危ないなあ。
怪我すんだろ?
王様!ダメにゃ!
こいつは俺達の友達にゃ!
獣人王はの。
変わった奴だと思った。
自分の下僕が、その狩人をかばっておる。
そして狩人はというと、王の攻撃を、鼻糞ほじりながら…
軽く止めていた。
俺達はしもべじゃないにゃ~
友達にゃ~
王はまだ少し疑いながらも攻撃をやめ…
猫達の必死の説明を聞いておった。
その話をしている最中…
狩人は割って入り、また鼻糞ほじりながらこう言った。
暇ならよ?
王様も俺達とこいよ~
ハハハ!
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