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二十三人目 BLADE 3rd
三話
しおりを挟む太古の昔…
そんな伝説の武器を造ったのは、二人の男達でした。
その頃から、災厄は暴れていたのでね。
龍をよく思わないのは、この頃も変わりません。
ある所での話。
二つの家族は、同時期に子が出来ました。
喜ぶ親達は、各々の子供に名を付けました。
一つの家族は…
龍をも滅する強い男になれと…
滅と名付け…
もう一つの家族は…
龍を絶やすくらい強い男にと…
絶と名付けました…
家族同士長年の付き合いもあり、滅と絶は小さい頃から親友でした。
どちらも気が優しく…
男気に溢れた…
いい男達だったと伝わっています。
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