私が送ってあげるよ

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私が送ってあげるよ

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私は消えてしまった。

生きていても仕方なかった。



「なんで…なんで…何が嫌だったんだよ…」



私が死んでもわからないんですね。
それはそうでしょう。
私自身のことには、
関心はありませんでしたもんね。

少し上の方から、
悲しんでいるらしい
両親が見える。

分からないでしょうね。
では、何で泣いているんでしょうね。

大丈夫ですよ。
私が、ずっと近くで
見守っていますから。

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