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新年
駅
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オレはホテルで楓と一夜を過ごした。
しかし、兄の存在が気になる。
心がざわつく。
ホントにオレに会えて嬉しかったのだろうか?
それが引っ掛かる。
「亮ちゃん、おはよ。もしかして一睡もしてなかったの?」
楓が目を覚ました。
時計に目をやると、朝の8時を回っていた。
「ん?あぁ、おはよ。そんな事ないよ、オレも今起きたばかりだよ」
勿論ウソだ。オレは一睡もしてない。
兄の事ばかりを考えていたせいか、寝るタイミングを見失った。
「ホントに?目が真っ赤だよ」
そんなに充血してるのか、オレの目は。
二人とも身支度を整え、ホテルを後にした。
「じゃあね、亮ちゃん。また今度行こうね」
駅で楓が手を振っていた。
オレは反対のホームで楓に手を振って電車に乗り込んだ。
家へ帰ったら、母親に兄の事を問い質してみよう。
電車の中は暖かく、座った途端に寝てしまった。
しかし、兄の存在が気になる。
心がざわつく。
ホントにオレに会えて嬉しかったのだろうか?
それが引っ掛かる。
「亮ちゃん、おはよ。もしかして一睡もしてなかったの?」
楓が目を覚ました。
時計に目をやると、朝の8時を回っていた。
「ん?あぁ、おはよ。そんな事ないよ、オレも今起きたばかりだよ」
勿論ウソだ。オレは一睡もしてない。
兄の事ばかりを考えていたせいか、寝るタイミングを見失った。
「ホントに?目が真っ赤だよ」
そんなに充血してるのか、オレの目は。
二人とも身支度を整え、ホテルを後にした。
「じゃあね、亮ちゃん。また今度行こうね」
駅で楓が手を振っていた。
オレは反対のホームで楓に手を振って電車に乗り込んだ。
家へ帰ったら、母親に兄の事を問い質してみよう。
電車の中は暖かく、座った途端に寝てしまった。
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