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6月 ・7月 ペナントレース再開
北九州
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今日から福岡県北九州市でFukuoka Dodgersとの3連戦がスタートする。
現在ネプチューンリーグ西地区の2位でもあるDodgersは 今年からヤンキースと共にネプチューンリーグに移籍。
去年までのチーム名 北九州市ドジャースからFukuoka Dodgersと名称を変え心機一転を図る。
本拠地も去年まで使用していたオクトパスフィールドが老朽化しており 今年から新球場の小倉ボールパークを本拠地とする。
小倉ボールパークは天然芝で扇形の開閉式屋根の付いた球場。
収容人数は約37000人
左翼 - 約103.6 m
左中間 - 約117.0 m
中堅 - 約128.0 m
右中間 - 約124.5 m
右翼 - 約97.1 m
バックネット - 約14.3 m
本塁から左翼まで約103.6メートルあるのに対し
右翼までが約97.1メートルしかない。
そのため右翼方向のフェンスは高さ約7.6メートルもある。
さらに右中間は最深部が約124.5メートルもあり
これは本塁から中堅までより長い。
この独特の構造と高いフェンス
そして海からの向かい風が相まって
打者不利な球場であり
特に左打者には非常に不利である。
その影響でDodgersの本塁打数23本はリーグ最下位。
16球団で2番目に少ない(最少は札幌ウォーリアーズの21本)
その中でも注目すべき選手は 昨年ドラフト1位の大卒ルーキー 島津 日明(しまづあきら)外野手。
開幕一軍を果たし 開幕戦から【2番センター】で出場。
ここまでの成績は打率.284 本塁打7 打点33 盗塁11
出塁率.372 長打率.536 OPS.908とかなり優秀。
その島津と鉄壁の右中間を守るのはDodgers生え抜きで看板選手でもある斐川 悠(ひかわゆう)とのコンビで攻守にわたりチームを盛り上げる。
本日両チームの先発はGlanzが188cmの長身アンダースロー金澤。
対するDodgersはプロ14年目の右腕榎本。
Glanzのスタメン
1 RF ルイス 39
2 2B 筧 24
3 1B 徳川 23
4 CF 森高 7
5 3B ロビンソン 2
6 DH 唐澤 1
7 SS 石川 8
8 C 毒島 6
9 LF 武藤 5
P 金澤 29
Glanzはほぼベストメンバー。
ロビンソン 唐澤の5番6番コンビが好調なだけに上位打線が出塁がカギを握る。
一方Dodgersのスタメン
1 2B 福田 2
2 CF 島津 8
3 RF 斐川 3
4 SS 卜部 9
5 LF 福西 4
6 C 保坂 27
7 DH 斎藤 1
8 3B 与田 6
9 1B 陣内 33
P 榎本 11
2番島津 3番斐川という左右のヒットメーカーが安打を量産して 4番の卜部 光輝(うらべこうき)がチャンスに強いバッティングで打点を稼ぐ。
守備では 正捕手の保坂からセンター島津までのセンターラインは名手揃いで点を奪うのが困難。
午後6時 試合がスタートした。
Dodgersの先発榎本はベテランらしいコーナーを丁寧に狙うピッチングでGlanz打線をゴロに打ち取る。
Glanz先発金澤はサブマリンから放たれる146km/hのストレートで押し スライダー シンカーを有効に使って凡打の山を築く。
しかし 5回の裏に保坂 斎藤に連続ヒットを打たれ ワンアウト一塁 二塁という場面で9番陣内に左中間を破るツーベースヒットでDodgersが1点先制。
金澤はこの回でマウンドを降りて 2番手には左の冴島にスイッチ。
冴島は後続を打ち取り1点に抑える。
Glanzは7回の表に石川のツーベースヒットで出塁すると7番毒島が榎本のカーブを捕え レフトスタンドへ第15号ツーランで逆転。
その裏はアクーニャが 8回はジェイク 最終回は真咲というパーフェクトリレーでDodgers打線を抑え 初戦は2-1の逆転勝利を収める。
続く第2戦は Glanz中邑 Dodgers梁屋の先発でスタート。
梁屋は榊直伝の落差70cmを誇る【ナイアガラカーブ】と呼ばれるカーブでGlanz打線相手に5回までに8個の三振を奪う。
加えて 球界一のフレーミングと称される保坂のフレーミングで審判をも味方にして有利なジャッジで試合を進める。
均衡が破れたのは6回の裏。
この回先頭の島津がセンター前に運ぶと 3番斐川は中邑のフォークを上手くライト前に弾き返し ランナー一塁 三塁という絶好のチャンス。
この場面に4番卜部が153km/hのインハイをジャストミート。
打球は左中間へグングン伸びてスタンド最前列に飛び込む 逆転の10号スリーランで勝負あり。
梁屋は9回まで投げて 4安打 2四球 13奪三振の完投勝利で8勝目をマーク。
第3戦はGlanz木戸 Dodgersはローテーション4番手の川崎が先発。
2回の裏に斎藤が第4号ソロで先制すると Glanzは4回の表に唐澤の第15号ソロで同点に追いつく。
終盤の7回にはDodgersが斐川のツーベースヒットで二塁ランナー島津がホームに返って勝ち越し。
しかし Glanzは8回の表にツーアウトから毒島がライト線への二塁打を放ち 次のバッター武藤は敬遠。
トップに返ってルイスがフルカウントからファールで粘り 9球目のストレートをセンターオーバーのタイムリースリーベースヒットで逆転に成功。
最終回は守護神真咲がマウンドに上がり 3人で抑えGlanzが3-2で逆転勝利し勝ち越しで九州遠征を終えた。
現在ネプチューンリーグ西地区の2位でもあるDodgersは 今年からヤンキースと共にネプチューンリーグに移籍。
去年までのチーム名 北九州市ドジャースからFukuoka Dodgersと名称を変え心機一転を図る。
本拠地も去年まで使用していたオクトパスフィールドが老朽化しており 今年から新球場の小倉ボールパークを本拠地とする。
小倉ボールパークは天然芝で扇形の開閉式屋根の付いた球場。
収容人数は約37000人
左翼 - 約103.6 m
左中間 - 約117.0 m
中堅 - 約128.0 m
右中間 - 約124.5 m
右翼 - 約97.1 m
バックネット - 約14.3 m
本塁から左翼まで約103.6メートルあるのに対し
右翼までが約97.1メートルしかない。
そのため右翼方向のフェンスは高さ約7.6メートルもある。
さらに右中間は最深部が約124.5メートルもあり
これは本塁から中堅までより長い。
この独特の構造と高いフェンス
そして海からの向かい風が相まって
打者不利な球場であり
特に左打者には非常に不利である。
その影響でDodgersの本塁打数23本はリーグ最下位。
16球団で2番目に少ない(最少は札幌ウォーリアーズの21本)
その中でも注目すべき選手は 昨年ドラフト1位の大卒ルーキー 島津 日明(しまづあきら)外野手。
開幕一軍を果たし 開幕戦から【2番センター】で出場。
ここまでの成績は打率.284 本塁打7 打点33 盗塁11
出塁率.372 長打率.536 OPS.908とかなり優秀。
その島津と鉄壁の右中間を守るのはDodgers生え抜きで看板選手でもある斐川 悠(ひかわゆう)とのコンビで攻守にわたりチームを盛り上げる。
本日両チームの先発はGlanzが188cmの長身アンダースロー金澤。
対するDodgersはプロ14年目の右腕榎本。
Glanzのスタメン
1 RF ルイス 39
2 2B 筧 24
3 1B 徳川 23
4 CF 森高 7
5 3B ロビンソン 2
6 DH 唐澤 1
7 SS 石川 8
8 C 毒島 6
9 LF 武藤 5
P 金澤 29
Glanzはほぼベストメンバー。
ロビンソン 唐澤の5番6番コンビが好調なだけに上位打線が出塁がカギを握る。
一方Dodgersのスタメン
1 2B 福田 2
2 CF 島津 8
3 RF 斐川 3
4 SS 卜部 9
5 LF 福西 4
6 C 保坂 27
7 DH 斎藤 1
8 3B 与田 6
9 1B 陣内 33
P 榎本 11
2番島津 3番斐川という左右のヒットメーカーが安打を量産して 4番の卜部 光輝(うらべこうき)がチャンスに強いバッティングで打点を稼ぐ。
守備では 正捕手の保坂からセンター島津までのセンターラインは名手揃いで点を奪うのが困難。
午後6時 試合がスタートした。
Dodgersの先発榎本はベテランらしいコーナーを丁寧に狙うピッチングでGlanz打線をゴロに打ち取る。
Glanz先発金澤はサブマリンから放たれる146km/hのストレートで押し スライダー シンカーを有効に使って凡打の山を築く。
しかし 5回の裏に保坂 斎藤に連続ヒットを打たれ ワンアウト一塁 二塁という場面で9番陣内に左中間を破るツーベースヒットでDodgersが1点先制。
金澤はこの回でマウンドを降りて 2番手には左の冴島にスイッチ。
冴島は後続を打ち取り1点に抑える。
Glanzは7回の表に石川のツーベースヒットで出塁すると7番毒島が榎本のカーブを捕え レフトスタンドへ第15号ツーランで逆転。
その裏はアクーニャが 8回はジェイク 最終回は真咲というパーフェクトリレーでDodgers打線を抑え 初戦は2-1の逆転勝利を収める。
続く第2戦は Glanz中邑 Dodgers梁屋の先発でスタート。
梁屋は榊直伝の落差70cmを誇る【ナイアガラカーブ】と呼ばれるカーブでGlanz打線相手に5回までに8個の三振を奪う。
加えて 球界一のフレーミングと称される保坂のフレーミングで審判をも味方にして有利なジャッジで試合を進める。
均衡が破れたのは6回の裏。
この回先頭の島津がセンター前に運ぶと 3番斐川は中邑のフォークを上手くライト前に弾き返し ランナー一塁 三塁という絶好のチャンス。
この場面に4番卜部が153km/hのインハイをジャストミート。
打球は左中間へグングン伸びてスタンド最前列に飛び込む 逆転の10号スリーランで勝負あり。
梁屋は9回まで投げて 4安打 2四球 13奪三振の完投勝利で8勝目をマーク。
第3戦はGlanz木戸 Dodgersはローテーション4番手の川崎が先発。
2回の裏に斎藤が第4号ソロで先制すると Glanzは4回の表に唐澤の第15号ソロで同点に追いつく。
終盤の7回にはDodgersが斐川のツーベースヒットで二塁ランナー島津がホームに返って勝ち越し。
しかし Glanzは8回の表にツーアウトから毒島がライト線への二塁打を放ち 次のバッター武藤は敬遠。
トップに返ってルイスがフルカウントからファールで粘り 9球目のストレートをセンターオーバーのタイムリースリーベースヒットで逆転に成功。
最終回は守護神真咲がマウンドに上がり 3人で抑えGlanzが3-2で逆転勝利し勝ち越しで九州遠征を終えた。
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