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最終章
最終話 快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体
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遺体の処分はマフィアの連中が行った。兄は殺し屋としてのスキルを伝授したソンヒョクという人物を消し、コリアンタウンから脱出した。
人を散々裏切り、陥れ、最後には消す…人の皮を被った悪魔の最期は、自らの命を絶つ事で幕を閉じた。
沢渡さんは兄の手によって、妻と娘を失った。
沢渡さんも複雑な環境で育った事を初めて知った。
父親がかつて殺し屋として、コリアンマフィアの何人かを消し去った。
ヤクザからキッパリと手を切る為に、コリアンタウンで暮らし、ソンヒョクに技を伝授して、ソンヒョクは同胞の命令により、沢渡さんの父親を葬ったらしい…
そしてソンヒョクは、ヤツに殺しの技を伝授し、沢渡さんの父親のように、ヤツに消された…
巡りめぐって、沢渡さんの身内が酷い殺され方をした…
何の因果なのだろうか。
人はこうやって、過ちを繰り返していくのだろうか?
その後、沢渡さんは会社の代表取締役の座を降りて、オレに譲るつもりだったが、オレの中では母がいなくなった時点で、関係のない人間だと思っていたので、丁重にお断りした。
沢渡さん自身も、この世界で生きていく事に疲れ、後は隠遁生活の様に、俗世から離れて暮らしているみたいだ。
今は何処で何をしているのだろう、出来ればまた会いたい…
あれから三年が経過した。今、オレは定時制高校へ通っている。後少しで、卒業する予定だ。
実母鴨志田との約束を、ようやく果たせそうだ。
そして今、オレはある女性と暮らしている。
その女の名前は千尋。
名前もそうだが、容姿も母に似ている。
仕事で意気投合して暮らし始めている。
まだ籍は入れてない。
お互い結婚だとかそういうのに縛られず、良い関係を築いていけばいいんじゃないかな、と。
「亮輔、また勃ってるね。今日はお口でしてあげようか…」
ズボンとパンツを下ろされた。
「…大っきい、じゃあいただきまーす」
【ジュポッ、ジュポッ、ジュルジュル…】
「あぁ、気持ちいい…スゴくいいよ」
「もう、亮輔のツボが分かってるからね…」
ラストスパートとばかりに、口の動きと手でシゴく速さが加速した…
「あぁ、イクっ!」
「…ちょうだい、亮輔のザーメンいっぱい出して」
「イクよ、千尋っ!」
【ドクッ、ドクドク…】
口の中に大量のザーメンを吐き出した…
「亮輔はいつも量が多いね…それだけ気持ちいいのかな、私のフェラは?」
「あぁ、千尋のフェラはサイコーだ…今までの女の中で一番だ…」
千尋はオレより少し年上だが、包容力があり、和風な顔立ちに抜群のスタイル。
妖艶で切れ長の目力は、かつての母に瓜二つだ。
「…あ、亮輔スマホ鳴ってるよ、仕事じゃない?」
千尋の言う通り、仕事の依頼だった…
【다음 일의 타깃이다(次の仕事のターゲットだ)】
「양해(了解)」
…さて、また仕事してくるかな。
「千尋、仕事だ。支度しろ」
オレの公私共に、パートナーとして常に行動している。
「了解。ターゲットは?」
先程の淫乱な表情から、冷酷非情な顔つきに変わっていった。
「また向こうの同胞らしい。
大したデータじゃないが、武器を持ってる可能性が高いから気を付けろよ」
「分かったわ。でも、私達にかかれば、あっという間に終わるわ、フフっ」
さてと、また仕事してくるか…
兄の遺言通りにオレはコリアンマフィアに雇われた殺し屋となった。
それにしても、人は何故、過ちを繰り返すのだろうか…?
快楽を求め、タブーを犯してしまう。
醜い生命体だ…オレもその中の一人なんだがな…
完
人を散々裏切り、陥れ、最後には消す…人の皮を被った悪魔の最期は、自らの命を絶つ事で幕を閉じた。
沢渡さんは兄の手によって、妻と娘を失った。
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父親がかつて殺し屋として、コリアンマフィアの何人かを消し去った。
ヤクザからキッパリと手を切る為に、コリアンタウンで暮らし、ソンヒョクに技を伝授して、ソンヒョクは同胞の命令により、沢渡さんの父親を葬ったらしい…
そしてソンヒョクは、ヤツに殺しの技を伝授し、沢渡さんの父親のように、ヤツに消された…
巡りめぐって、沢渡さんの身内が酷い殺され方をした…
何の因果なのだろうか。
人はこうやって、過ちを繰り返していくのだろうか?
その後、沢渡さんは会社の代表取締役の座を降りて、オレに譲るつもりだったが、オレの中では母がいなくなった時点で、関係のない人間だと思っていたので、丁重にお断りした。
沢渡さん自身も、この世界で生きていく事に疲れ、後は隠遁生活の様に、俗世から離れて暮らしているみたいだ。
今は何処で何をしているのだろう、出来ればまた会いたい…
あれから三年が経過した。今、オレは定時制高校へ通っている。後少しで、卒業する予定だ。
実母鴨志田との約束を、ようやく果たせそうだ。
そして今、オレはある女性と暮らしている。
その女の名前は千尋。
名前もそうだが、容姿も母に似ている。
仕事で意気投合して暮らし始めている。
まだ籍は入れてない。
お互い結婚だとかそういうのに縛られず、良い関係を築いていけばいいんじゃないかな、と。
「亮輔、また勃ってるね。今日はお口でしてあげようか…」
ズボンとパンツを下ろされた。
「…大っきい、じゃあいただきまーす」
【ジュポッ、ジュポッ、ジュルジュル…】
「あぁ、気持ちいい…スゴくいいよ」
「もう、亮輔のツボが分かってるからね…」
ラストスパートとばかりに、口の動きと手でシゴく速さが加速した…
「あぁ、イクっ!」
「…ちょうだい、亮輔のザーメンいっぱい出して」
「イクよ、千尋っ!」
【ドクッ、ドクドク…】
口の中に大量のザーメンを吐き出した…
「亮輔はいつも量が多いね…それだけ気持ちいいのかな、私のフェラは?」
「あぁ、千尋のフェラはサイコーだ…今までの女の中で一番だ…」
千尋はオレより少し年上だが、包容力があり、和風な顔立ちに抜群のスタイル。
妖艶で切れ長の目力は、かつての母に瓜二つだ。
「…あ、亮輔スマホ鳴ってるよ、仕事じゃない?」
千尋の言う通り、仕事の依頼だった…
【다음 일의 타깃이다(次の仕事のターゲットだ)】
「양해(了解)」
…さて、また仕事してくるかな。
「千尋、仕事だ。支度しろ」
オレの公私共に、パートナーとして常に行動している。
「了解。ターゲットは?」
先程の淫乱な表情から、冷酷非情な顔つきに変わっていった。
「また向こうの同胞らしい。
大したデータじゃないが、武器を持ってる可能性が高いから気を付けろよ」
「分かったわ。でも、私達にかかれば、あっという間に終わるわ、フフっ」
さてと、また仕事してくるか…
兄の遺言通りにオレはコリアンマフィアに雇われた殺し屋となった。
それにしても、人は何故、過ちを繰り返すのだろうか…?
快楽を求め、タブーを犯してしまう。
醜い生命体だ…オレもその中の一人なんだがな…
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