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顔を変えた過去
まず1人を始末
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軽のワゴン車に乗った達也とナツは、一足先に弁護士が住んでいる老朽化した建物の近くに車を停め、予め用意しておいた、作業着に着替えた。
「ナツ。お前、あれ話せるのか?ええっと何だっけ、韓国語…ハングルだ、それ出来るのか?」
「そりゃ、学校内での会話は全てハングルだから…」
「そしたら、オレにもハングル教えてくれよ」
「…どうしたの急に?」
「ん?何となく習ってみたくなったんだよ、ハングルを。だが、まず最初に殺らなきゃならない事があるからな」
達也はナツに短刀を渡した。
「私、こんな事出来ない…」
ナツは恐怖で、足が震えていた。
「安心しろ、止めはオレが殺る。いいかナツ、この日本には行方さえ分からず、毎年何人もの人間が消え去っているんだ。警察だって、身元の分からないヤツを捜査したって、何の手がかりも無い。
あの弁護士は身元不明だ。決して名を名乗らない。多分アイツは何らかの事情で、身元を明かせない立場にいるはずだ」
「…でも、恐いよ…」
達也はナツの作業着のチャックを下ろし、ブラジャーの中から手を入れ、乳首に例の媚薬を塗った。
「…あっ」
「ナツ、どうだ?感じるか?」
達也は乳首をコリコリと摘まんだり、揉みしだいたりして、ナツを興奮状態にさせた。
「…あぁ、ダメ、そこ…乳首だけでイキそう…」
ナツの目はトローンとしていた。
「…ナツ。これでヤツの首をかっ切るんだ…いいな、そしてその後は…分かるよな」
達也は耳たぶを軽く噛みながら、吐息混じりに囁いた。
「…あぁ、うん、分かった…これで切るのね」
ナツは目が虚ろになりながらも、短刀を手にした。
「ヤツがオレたちの楽しみを邪魔してやがる…お楽しみの最中を邪魔されたらナツ、お前ならどうする?」
「…いや、そんなの絶対イヤ…楽しみの最中を邪魔するのは許せない…あぁ、またイキそう、はぁ~」
「だろ?あの弁護士が、オレたちの楽しみを邪魔してくるんだ…ならば、殺るしかないだろ?な?」
「はぁ~ん、そ、そうね…私あなたとの楽しみを邪魔されるの、一番許せない…」
媚薬でナツをマインドコントロールさせた達也。それに抗えずに言うがままに、コントロールされていくナツ。
達也にとって、ナツは道具の1つに過ぎなかった。
「来たぞ」
老朽化した建物の前で、黒の高級車が停まり、弁護士がアタッシュケースを手にしていた。
「あれが報酬額か…さぞかし、あの中は札束でギッシリだろうな」
媚薬という、麻薬に侵されたナツに、催眠術をかけるかのようにもう一度囁いた。
「ナツ、いいか?もう一度言う。オレたちの楽しみを邪魔する者は?」
「…邪魔されるの大っキライ…ねぇ、早く楽しもうよ…こんなに濡れてるんだから」
ナツは作業着のチャックを全部下ろし、シミのついたパンティを見せ、腰を浮かせていた。
「ナツ、まずは邪魔するヤツを消そう!これが終わったら…あぁ、早くヤリてぇな、おい!」
「…私も、うぅ~ん、邪魔する人は消えるべきよねぇ、はぁ~ん、身体がとろけそうな感じで、気持ちいい事一緒にしましょ…」
ナツは媚薬による快感で、恐怖はいつしか消えてしまった。
「よし、いくぞ」
車から台車と大きめな段ボールを用意して、二階へと向かった。
そして弁護士を殺害し、アタッシュケースを奪い、車に乗って走り去った。
「なぁ、興奮して仕方ないんだよ、見てくれよこれ」
達也は助手席のナツに、股間を握らせた。
「…あぁ、すごい…」
「さて、この車ごと処分するか」
「…どうやって?」
「そうだな…跡形も無く消し去る!となると…いや、待てよ、海に投げ捨てるか、山か…いずれにせよ、この車ごとなんとかしないとな」
達也は弁護士の死体の処分をどうするか考えていた。
「…ねぇ、それよかもう…私もう我慢できない」
「待て!まず、処分が先だ」
確かこの先は、車のスクラップだらけの場所があったのを思い出した。
車はその場所へ向かった。
周りは畑に囲まれ、スクラップにされて四角い塊となった車が、いくつも山積みにされていた。
誰もいないのだろうか、敷地内には仮設の建物があるが、声をかけても返事はない。
(誰もいないのか…)
目の前には、圧縮型のプレス機がある。
達也は動かせるかどうかボタンを押し、確認した。
【ゴゴゴゴッ】
大丈夫そうだ。
車をプレス機の中央に停め、アタッシュケースを取り出した。
操作ボタンを押すと、両サイドから壁のような金型みたいな形をしたプレス機が、扉を閉じるかのように車に迫ってきた。
【タタタンタタタン】
圧縮機の音がして、辺りは油の匂いで充満している。
【バキバキ、ガシャ】
車が両サイドのプレス機に押し潰され、破壊する音が響く。
両サイドのプレス機が手を合わせるが如く、車を押し潰し、瞬く間に正方形の塊となった。
「見ろよ。こうなったら、骨も形も残らない。なぁ、あの小屋で楽しもうぜ」
車を処分した後、誰もいない干からびた物が散乱しているすえた臭いの中、二人は互いの性器を舐め合い、何度も結合した。
「あぁ~、いく、いく~っ!」
辺りが畑で誰も通らず、思いっきり声を上げる事ができる。
二人は獣のように絶叫し、断末魔のような雄叫びを上げ、絶頂を迎えた。
「ナツ、気持ちよかったな…」
「わ、私も、はぁ…はぁ…」
古く朽ち果てた小屋で、二人は交わり合った。
横には四角にスクラップにされた車と共に、弁護士の砕け散った身体が。
「ナツ。お前、あれ話せるのか?ええっと何だっけ、韓国語…ハングルだ、それ出来るのか?」
「そりゃ、学校内での会話は全てハングルだから…」
「そしたら、オレにもハングル教えてくれよ」
「…どうしたの急に?」
「ん?何となく習ってみたくなったんだよ、ハングルを。だが、まず最初に殺らなきゃならない事があるからな」
達也はナツに短刀を渡した。
「私、こんな事出来ない…」
ナツは恐怖で、足が震えていた。
「安心しろ、止めはオレが殺る。いいかナツ、この日本には行方さえ分からず、毎年何人もの人間が消え去っているんだ。警察だって、身元の分からないヤツを捜査したって、何の手がかりも無い。
あの弁護士は身元不明だ。決して名を名乗らない。多分アイツは何らかの事情で、身元を明かせない立場にいるはずだ」
「…でも、恐いよ…」
達也はナツの作業着のチャックを下ろし、ブラジャーの中から手を入れ、乳首に例の媚薬を塗った。
「…あっ」
「ナツ、どうだ?感じるか?」
達也は乳首をコリコリと摘まんだり、揉みしだいたりして、ナツを興奮状態にさせた。
「…あぁ、ダメ、そこ…乳首だけでイキそう…」
ナツの目はトローンとしていた。
「…ナツ。これでヤツの首をかっ切るんだ…いいな、そしてその後は…分かるよな」
達也は耳たぶを軽く噛みながら、吐息混じりに囁いた。
「…あぁ、うん、分かった…これで切るのね」
ナツは目が虚ろになりながらも、短刀を手にした。
「ヤツがオレたちの楽しみを邪魔してやがる…お楽しみの最中を邪魔されたらナツ、お前ならどうする?」
「…いや、そんなの絶対イヤ…楽しみの最中を邪魔するのは許せない…あぁ、またイキそう、はぁ~」
「だろ?あの弁護士が、オレたちの楽しみを邪魔してくるんだ…ならば、殺るしかないだろ?な?」
「はぁ~ん、そ、そうね…私あなたとの楽しみを邪魔されるの、一番許せない…」
媚薬でナツをマインドコントロールさせた達也。それに抗えずに言うがままに、コントロールされていくナツ。
達也にとって、ナツは道具の1つに過ぎなかった。
「来たぞ」
老朽化した建物の前で、黒の高級車が停まり、弁護士がアタッシュケースを手にしていた。
「あれが報酬額か…さぞかし、あの中は札束でギッシリだろうな」
媚薬という、麻薬に侵されたナツに、催眠術をかけるかのようにもう一度囁いた。
「ナツ、いいか?もう一度言う。オレたちの楽しみを邪魔する者は?」
「…邪魔されるの大っキライ…ねぇ、早く楽しもうよ…こんなに濡れてるんだから」
ナツは作業着のチャックを全部下ろし、シミのついたパンティを見せ、腰を浮かせていた。
「ナツ、まずは邪魔するヤツを消そう!これが終わったら…あぁ、早くヤリてぇな、おい!」
「…私も、うぅ~ん、邪魔する人は消えるべきよねぇ、はぁ~ん、身体がとろけそうな感じで、気持ちいい事一緒にしましょ…」
ナツは媚薬による快感で、恐怖はいつしか消えてしまった。
「よし、いくぞ」
車から台車と大きめな段ボールを用意して、二階へと向かった。
そして弁護士を殺害し、アタッシュケースを奪い、車に乗って走り去った。
「なぁ、興奮して仕方ないんだよ、見てくれよこれ」
達也は助手席のナツに、股間を握らせた。
「…あぁ、すごい…」
「さて、この車ごと処分するか」
「…どうやって?」
「そうだな…跡形も無く消し去る!となると…いや、待てよ、海に投げ捨てるか、山か…いずれにせよ、この車ごとなんとかしないとな」
達也は弁護士の死体の処分をどうするか考えていた。
「…ねぇ、それよかもう…私もう我慢できない」
「待て!まず、処分が先だ」
確かこの先は、車のスクラップだらけの場所があったのを思い出した。
車はその場所へ向かった。
周りは畑に囲まれ、スクラップにされて四角い塊となった車が、いくつも山積みにされていた。
誰もいないのだろうか、敷地内には仮設の建物があるが、声をかけても返事はない。
(誰もいないのか…)
目の前には、圧縮型のプレス機がある。
達也は動かせるかどうかボタンを押し、確認した。
【ゴゴゴゴッ】
大丈夫そうだ。
車をプレス機の中央に停め、アタッシュケースを取り出した。
操作ボタンを押すと、両サイドから壁のような金型みたいな形をしたプレス機が、扉を閉じるかのように車に迫ってきた。
【タタタンタタタン】
圧縮機の音がして、辺りは油の匂いで充満している。
【バキバキ、ガシャ】
車が両サイドのプレス機に押し潰され、破壊する音が響く。
両サイドのプレス機が手を合わせるが如く、車を押し潰し、瞬く間に正方形の塊となった。
「見ろよ。こうなったら、骨も形も残らない。なぁ、あの小屋で楽しもうぜ」
車を処分した後、誰もいない干からびた物が散乱しているすえた臭いの中、二人は互いの性器を舐め合い、何度も結合した。
「あぁ~、いく、いく~っ!」
辺りが畑で誰も通らず、思いっきり声を上げる事ができる。
二人は獣のように絶叫し、断末魔のような雄叫びを上げ、絶頂を迎えた。
「ナツ、気持ちよかったな…」
「わ、私も、はぁ…はぁ…」
古く朽ち果てた小屋で、二人は交わり合った。
横には四角にスクラップにされた車と共に、弁護士の砕け散った身体が。
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