快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体

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レンタルボーイ、金持ちの玩具

間違いない、オレは裏社会の人間だ

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「亮輔くん、お疲れ様。どうだった、この一週間は?」

マンションに戻ると、オーナーは感想を聞いてきた。

「いや、まぁ、何て言うか…色々と勉強になりました…」

フフっと笑み浮かべ、耳元で囁いた。

「どう、バイセクシャルになった気分は?」

この女…見れば見るほど母に似ている。

顔も勿論そうだが、仕草や態度、口調もソックリだ。

まさか母と姉妹?いや、そんな事は無い。
母に姉や妹はいないはずだ。

赤の他人なのだろうが…それにしても似てる。


「亮輔くん、次の指名が来るまでゆっくり休んでなさい」

オーナーはオレの肩に手を置くと、優しい口調で休暇を与えてくれた。

「あの、これ最後に貰ったんですけど」

オレは司会者から貰った100万円を見せた。

「あら、お小遣い貰ったの?初仕事でお小遣い貰うなんてスゴいじゃない。それは貴方の物よ。それと、これは貴方の取り分ね」

オーナーは封筒に入った現金をオレに渡した。
一週間レンタルだから、70万。オレは六割だから、42万円を貰った。

「さぁ、もう今日はゆっくりしてなさい」

「はい、ではお先に失礼します」

オレは玄関で靴を履いた。

「ちょっと。貴方どこへ行くの?」

オーナーの声で呼び止められた。

「どこって。帰るんですよ、アパートに」

オーナーはアッハッハッハと笑った。

「何言ってるの、貴方の住む所はここよ。あのアパートは解約させてもらったわ」

…え?どういう事だ?

「いい、貴方は今日からここに住むの。
私と一緒に。勿論貴方の荷物もここに置いてあるわよ。隣の洋室をご覧なさい」

勝手にアパート解約したのかよ!

オレはリビングの右側のドアを開けた。

「…何だこれは?」

広い洋室に見慣れたテレビやテーブル、タンスが置いてあった。

これ、オレのじゃないか…

「いいでしょ、この部屋?あのアパートなんかに住んでないで今日からここで私と一緒に暮らすの。分かったわね?」

何故、ここで住まなきゃならないのか?

「あの、何でオーナーと一緒に暮らさなきゃなんないんですか?」

「何でって?それはね、貴方がこのレンタル会員の中で一番優秀だから」

優秀?まだ初仕事終えたばかりだぞ?何が優秀なんだ?

「他の会員はそれぞれアパートやマンションで暮らしているけど、貴方は特別にここで暮らして欲しいの。何か問題でもある?」

オーナーはオレにすり寄って、豊満な胸を押し付けてきた。

「ほらね、こうやっても全く動じないでしょ、貴方は。
普通の男ならこうやると変に意識してテンパっちゃうけど、貴方はまだ16なのに全く動じない。今まで何人の女を相手にしてきたの?」

別に女慣れなどしていない。
中学の時から母と交わってばかりいたせいか、こういう仕草は母も何度もしてきたから、慣れている。

「いや、何人と言われても…まぁ、普通ですよ」

「そうかしら」

オーナーはオレの股間をギュッと握ってきた。

「遊び慣れたモノね…私に見せてくれないかしら?」

ここで脱げって言うのか?
しかし、目の前には瓜田もいる。

オーナーはそれを察したのか、瓜田に用事を押し付けた。

「瓜田くん、悪いけどこれから次のお客様の所へ迎えに行ってちょうだい」

「はい、かしこまりました」

瓜田は一礼して部屋を出た。

「ほら、これなら見せてくれるでしょ?どんなぺニスしてるのか確認したいの」

オーナーはオレのベルトを外し、デニムのボタンとチャックを下ろした。

パンツ姿になった、情けない格好のオレは、オーナーのなすがまま、パンツまで下ろされた。

「あら、いい形した亀頭ね。カリ首も大きめで私好みのぺニスだわ」

オーナーは跪いてオレの肉棒をジッと観察していた。
裏筋や玉までジックリと見て、うっとりした表情を浮かべ、肉棒に頬擦りした。

「亮輔くん、舐めてもいい…」

返事する前に裏筋に舌を這わせてきた。

このフェラは母と同じ舐め方だ。
頭の中で母がフェラチオをしてくれた時を思い出した。

「…あっ、出るっ!」

一気に快感が押し寄せ、最高潮に上り詰めた瞬間、亀頭の先端から勢い良くザーメンが飛び、オーナーの鼻や口元、頬にザーメンを浴びせた。

「あら、すぐイッちゃったわね…そんなに気持ち良かったの?」

顔についたザーメンをすくい、舌で味わった。

「うん…やっぱり貴方は女を、いやゲイまでもが夢中になるぺニスよ」

見れば見る程、母にソックリだ。

このオーナーは何者なんだろうか?
しかも、名前すら教えてくれない…

謎は深まるばかりだ。

「亮輔くんがいっぱい出したから顔が汚れちゃったゎ。シャワー浴びてくるから部屋でゆっくりしてなさい」

「…あ、すいません、顔を汚してしまって…」

「フフっ、亮輔くんの精子ならいつでも受け止めてあげるわょ。顔じゃなくても、口の中でもオマンコでも…」

汚れた顔を拭かずにバスルームへ入っていった。

この先も、普通じゃあり得ない経験をするのだろうか?

吉と出るか凶と出るか。
それはまだ分からない。

でも、ハッキリと言えるのは、オレは今、裏の世界で生きてる人間だという事に違いない。
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