快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体

sky-high

文字の大きさ
32 / 189
忌まわしき過去

ネットオークション

しおりを挟む
父のマンションに着き、真っ先に鴨志田の部屋に入った。

鴨志田が戻ってきた形跡は無い。

部屋には高級ブランドのバッグや服、アクセサリー類がそのままの状態になっていた。

オレはネットオークションでブランド品を全て売って、断捨離をしようと思いついた。


鴨志田は今、何処で何をしているのかは分からない。
戻って来ないという事は、借金取りから逃げているんだろう。

ひょっとして、危険な目に遭っているのかも知れない。

だが、連絡が取れない以上、どうすることも出来ない。
どうせこのマンションは売っ払ってしまうんだ。

仕事を探しても中々良いのが見付からない。
だったらこのブランド品をオークションに出し、その金を当面の生活費に回そうと考えた。


ネットオークションのサイトを開き、手始めにバッグを売りに出した。

一体、幾らぐらいになるんだろう?

続けて靴や服、アクセサリー類を立て続けにオークションにかけた。

部屋中のブランド品を全て処分するには1ヶ月ぐらいの期間が必要だと計算した。

その読みは当たり、3週間が経過した頃にはほとんどの品を売りにだした。

総額で400万もの金額を手にする事が出来た。

これでしばらくの間は生活に困らないだろう。

部屋がキレイさっぱりに片付いた。


もうこのマンションは売りに出しても大丈夫だろう。
母に連絡し、マンションを出るから売りに出してもいいと連絡した。

【亮輔、あの女の持ってたブランド品はどう処分したの?】

「どうって、まぁ色々とやって…」

【売りに出したんでしょ?あなたのやることは全てお見通しよ、フフっ】

バレたか。

確かに処分するっていっても、粗大ゴミに出すワケにはいかない。

【それとね、あの女の居場所がわかったわ】

鴨志田が見付かった?

「先生は何処にいるんだ?」

【あんな女、もう教師じゃないでしょ?あの女はソープで働いているみたいよ】

ソープって、ソープランドか?

「えっ、何で?教師辞めてそんなとこで働いてんのか?」

鴨志田がソープで働いているとは…

鴨志田はそこまで堕ちたのか。
やっぱり金の為か…

【どうやらあの女、ヤミ金にまで手を出してたみたいね。
あれから、ビジネスホテルを転々としていたけど、捕まってソープに沈められたゎ。顔はそれほど良くないけど、あの大きな胸で男を悦ばせているんじゃない?】

「…」

仕方ない、元はと言えば鴨志田の浪費癖が原因なんだ。


「オレには関係の無い事だ。
とにかく、部屋の荷物は全て片付いたから後は任せるよ」

オレはこれから一人でやっていかないとならない。

【それより今からこっちに来ない?お母さんあなたのオチンチンが恋しくて、もうこんなに濡れてるの】

受話器で花弁を広げクチュクチュと指を入れている音を聞かせた。


いつもなら、そんな事をする母を軽蔑したが、この日は何故か電話を切り、母のマンションへ向かった。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

おじさん、女子高生になる

一宮 沙耶
大衆娯楽
だれからも振り向いてもらえないおじさん。 それが女子高生に向けて若返っていく。 そして政治闘争に巻き込まれていく。 その結末は?

処理中です...