快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体

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忌まわしき過去

退屈な日々

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「ねぇ、起きて。そろそろ行く時間だから」

ナツに揺すられ、目を覚ました。

「…んだよ、もうそんな時間か」

まだ寝ていたい。
しかし下半身が相変わらず元気だ。

「なぁ、いつものやってよ」

【いつもの】とはフェラチオの事だ。

「そんな時間ないよ。早く起きなさい!」

「わかった、起きるからやってくれよ」

オレはズボンとボクサータイプのパンツを下ろした。

朝勃ちならぬ、夕勃ちだ。

「早く終わらせてよね」

ナツはそう言ってオレの屹立した下半身を義務的に掴み口に含んだ。

「あぁ、そこ、もっと舌使って」

ナツはめんどくさそうに舌を使い、亀頭を舐めた。

どんどんと気分が高まる。

「ねぇまだ?」

ナツが急かす。

「ん、もうちょい。そのまましごいて」

ナツはオレの勃起した一物を上下にしごいた。

「あぁ、出る。…うっ!」

オレはナツの口の中で果てた。

ナツはティッシュでオレの精子をペッと吐き出した。

「じゃあ行ってくるから。テーブルにお金置いてあるからテキトーに何か買って食べてね」

ナツは急ぐように玄関でヒールを履いて部屋を出た。

さて、今日は何しようか。

窓を開けると、夕陽が沈みかけてた。

さっきの女はナツ。本名は奈津美。
22才、キャバクラに勤務している。

そのナツのヒモのような生活をしているオレは古賀 亮輔(こがりょうすけ)23才

現在はナツの住むワンルームマンションに居候している。

知り合ったきっかけは、オレのツレが元黒服の店員で、飲み会の時に知り合った。

その頃オレはルート配送の仕事をしていた。
各エリアに設置してある自販機にジュースやコーヒーを補充する仕事だ。

結局その仕事も僅か3ヶ月で辞めた。

その前は現場でガードマンをしていた。

炎天下の中で交通誘導していたのだが、あんなくそ暑い最中、ただボーッと突っ立っているだけで汗がダーッと出て、やってらんねーってな感じで辞めた。

その前は引っ越し屋の仕事。これも腰を痛めてすぐに辞めた。

今まで何度職を変えたかわからない。

ナツとはその日に深い関係をもった。

オレとしては単なるセックスだけの相手としか見てなかった。

だけど、ナツはオレの事を惚れ込み、現在はナツの家に転がり込んでいる。


キャバクラで勤めているだけあって、容姿は悪くない。
指名客も多く、店の売り上げにかなり貢献しているみたいだ。


それに引き換え、オレは定職にも就かずこうやって夕方近くまでゴロゴロしているワケだ。

こんな事を繰り返していたら、ナツも愛想を尽かすだろう。

それならそれで結構、また住み処を探せば良いだけの事だけだから。

でもいつまでこんな事をしてればいいのだろうか。




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