Baseball Freak 主砲の一振り 7

新生Glanz

ピストルズキラーの面々

監督 北川将人56歳。

21歳で社会人野球 新日商社からドラフト3位で北陸レッズに入団。

走攻守三拍子揃った左の中距離ヒッターとして期待され、1年目はオールスター明けに一軍昇格。


広い守備範囲と俊足を活かし、シーズン終了まで守備要員や代走として起用される。

2年目は開幕スタメンを果たし、リードオフマンとして112試合に出場。

本塁打も記録する。


3年目は主に3番バッターとしてレッズ打線の核となる。


4年目には、打率.346 本塁打22 打点97 盗塁37の好成績で首位打者を獲得。


5年目は怪我によりシーズンを棒に振ったが、6年目には打率.331 本塁打19 打点88 盗塁24で2度目の首位打者に輝く。


9年目にレッズはリーグ制覇を成し遂げ、打率.339 本塁打32 打点103 盗塁19で3度目の首位打者となり、MVPを受賞。


以降、コンスタントに3割を記録し、39歳で現役を退く。

通算成績は、2176安打 287本塁打 1038打点 386盗塁。

生涯打率.304は歴代11位。


首位打者3回 最多安打2回 ベストナイン11回 ゴールドグラブ賞9回と球界を代表する名外野手として知られ、殿堂入りも果たす。

沈着冷静で、審判の判断に抗議した事は1度もなく、模範的な選手でもあり、ミスターレッズの異名を持つ。



ヘッドコーチ 業平淳平54歳。


高3の夏に甲子園出場を果たし、ベスト8に進出。

その年のドラフト2位に指名され、レッズに入団。

3年目までは一軍出場の経験は無いが、4年目に滝川監督が就任してから業平のピッチングに注目が集まり、一軍に帯同。

4勝5敗 防御率3.84の成績を残す。


5年目は開幕2戦目に先発し、完投勝利を挙げ、ローテーション枠に入り、12勝4敗 防御率2.27で最優秀防御率を獲得。

６年目は開幕投手を務め、レッズの左腕エースとして16勝7敗 2.04の防御率で2年連続最優秀防御率を獲得。


8年目は227個の三振を奪い、最多奪三振を獲得。


12年目には、13勝6敗 防御率2.61で3度目の最優秀防御率を挙げ、40歳まで現役を続ける。


140 km/hにも満たないストレートと、魔球と称されたサークルチェンジで三振を奪うスタイルで長年レッズのエースとして君臨。


通算197勝132敗 防御率3.64  2731奪三振を記録。

レッズ歴代最高左腕投手として語り継がれる。





GM 反町勉55歳。

大学時代リーグ最多の14本塁打をマークし、3球団競合の末、ドラフト1位でレッズに入団。


即戦力の左の大砲として、開幕戦に6番ファーストで出場。

3戦目には初本塁打を記録し、この年打率.273 28本塁打 79打点で新人王を獲得。


2年目からはレッズの四番打者としてチームを引っ張り、53本塁打でホームラン王に輝く。


4年目からは、3番北川 4番反町のクリーンアップでレッズ強力打線の主役を担い、48本塁打で2度目のホームラン王を獲得。


6年目には、打率.315 46本塁打 162打点を挙げ、チームは5位に終わったが、シーズン最多打点を記録しMVPを受賞。


その後も6度のホームラン王を獲得し、通算582本塁打は歴代4位。


41歳で現役を引退し、背番号4は永久欠番となった。




この3人が活躍した頃のレッズは正に黄金時代で、特にピストルズ戦では無類の強さを発揮した。


しかも、ピストルズで一番打たれたピッチャーは榊で、顔を見るのもイヤだったという。


そんな3人が采配を振るUnitedがGlanzに牙を剥く。