Baseball Freak 主砲の一振り 7

追い込み

リフレッシュ完了

ひろしが起用したメンバーは早速試合で結果を出す。

トップバッター蒲生は塁に出ると、先発那須川にプレッシャーをかける。

左腕投手相手でもお構い無しに大きくリードをとり、何度も牽制球を投げられるも意に介さず、盗塁を成功させる。


5番小早川はダイナミックな打撃で左対左を苦にせず、フェンス直撃のツーベースヒットを放ちチャンスを広げた。


先発の蓮実は球速こそ142km/hとそれ程速くはないが、MLBクラスの回転数でバッターが振り遅れる場面が目立った。


だが、相手は西地区首位の99ers。

快進撃を続けたGlanzの二軍メンバーの勢いはここでストップ。


蓮実は4回に外崎のタイムリーで1点を失うと、6回には9番美濃部に右中間へ第12号ツーランを浴びノックアウト。


99ers先発那須川は得意のフロントドア、バックドアが冴え渡り、Glanzを完封。


0-3のスコアで敗退した。


第2戦は99ers先発が右のエース畝、Glanz先発は3年目の右腕山崎。


この日もGlanz打線は沈黙。


反対に99ers打線は2番飛鳥から8番稲本の連続ヒットであっという間に3点をゲット。


Glanzも意地の反撃を試みるが、メジャー帰りの畝はこれを力でねじ伏せる。


終わってみれば、1-6で99ersが昨日に続いて勝利。




そして明日から再び主力選手が一軍に再登録される。


リフレッシュしたレギュラー陣は試合勘が鈍っていないか。



明日からGlanzは東北へ移り、マーリンズとの首位攻防戦がスタートする。





翌日、Glanzは選手の入れ替えを行った。


主力メンバーに加え、野手では蒲生、小早川。

投手では山崎、蓮実が一軍に残り、来季に向けて更なる期待がかかる。



マーリンズの本拠地、マーリンズフィールドは西日を浴びて暑さ最高潮に達した。



今日はデーゲームで、Glanzの先発は反町、マーリンズはエース天海を投入。


Glanzのスターティングメンバー


1 (二) 石川 8
2 (中) ｸﾛﾌｫｰﾄﾞ24
3 (遊) 白石 5
4 (一) 徳川 23
5 (右) 森高 7
6 (指) 麻生 22
7 (左) 南方 1
8 (三) 小早川 56
9 (捕) 比村 27


(投) 反町 15


ひろしたっての希望で、サードは小早川でスタメン出場。


バッティングはまだまだ荒さが目立つが、ダイナミックなスイングと自慢の飛距離を誇る。


将来的には右の乃木、左の小早川の二枚看板として売り出すつもりだ。



そして後攻マーリンズのスターティングメンバー


1 (中) 高野 1
2 (左) 武藤 5
3 (右) 仙道 7
4 (三) 羽田 3
5 (一) 斐川 9
6 (指) サンタナ 99
7 (二) 吉田 6
8 (遊) 筧 24
9 (捕) 川上 8


(投) 天海 18


マーリンズは改めて見ると、投打のバランスがとれたチームで、優勝候補の常連と言えるに相応しい。