Baseball Freak 主砲の一振り 7

開幕！

二刀流見参！

開幕第2戦の先発は、Glanzが降谷 対するDodgersは二刀流のルーキー及川。

Dodgersのスターティングメンバー

1 2B 福田 2
2 CF 島津 8
3 DH 及川 11
4 SS 卜部 9
5 RF ｽﾀﾝﾄﾝ 99
6  C  保坂 27
7 LF 斎藤 1
8 3B 与田 6
9 1B 陣内 33

P 及川 11

先発の及川は3番DHで出場。


及川は右投右打の二刀流で、投げては157km/hのストレートとスライダー、ナックルカーブ、シンカー、スプリットで三振を獲るピッチング。

そしてバッターでは、フルスイングで長打を量産するパワーヒッターだ。


昨日の開幕戦は3打数ノーヒットだったが、鋭い当たりのライナーを打っていた為、調子は悪くない。



後攻Glanzのスターティングメンバー


1 RF 城戸 6
2 SS 白石 5
3 LF 唐澤 1
4 CF 森高 7
5 3B 吉岡 2
6 2B 石川 8
7 DH ジョーダン 10
8 1B 庵野 4
9  C  滝沢 9

P 降谷 14


今日はファーストに庵野が入り、昨日の決勝点を打ったジョーダンが7番DHで先発出場。



気になるのは、4番森高 5番吉岡に快音が聞かれない事だ。



先発降谷は昨年 防御率2.20  12勝5敗  奪三振163という成績。


降谷の持ち味は、154km/hのストレートと二種類のスライダー、カーブ、フォーク。

特に縦のスライダーは片山に伝授した事もある程の変化だが、時折すっぽ抜けで通打される場面もあったせいか、今年は極力投げるのを控え、代わりに縦に沈むツーシームをマスターして、三振を奪うピッチングからゴロを打たせるグラウンドボーラーへとシフトチェンジの段階だ。



午後6時、主審の手が挙がりプレーボール。


降谷は初回からツーシームを駆使してゴロを打たせるピッチングを展開。


対する及川は、MAX157km/hのストレートとナックルカーブ、スプリングのコンビネーションで三振を獲るピッチング。


試合が動いたのは4回の表。


2番島津がセンター前へと運ぶと、3番指名打者の及川が降谷のスライダーをライト線を破るツーベースを放つ。

一塁ランナー島津はスタートを切っていたせいで、トップスピードのまま本塁へ。


強肩のライト城戸が本塁へ矢のような送球を披露するが、タッチが僅かに遅れてセーフ。


Dodgersが1点を先制。


自らのバットで1点を獲った及川はリズムに乗り、3番唐澤 4番森高 5番吉岡と三者連続三振に仕留める。


そして8回の表、再び及川の打席で今度はレフトオーバーのツーベースで出塁すると、4番ト部を申告敬遠し、ここで降谷は無念の降板。

2番手投手はプロ初登板の梅澤を投入。

しかし初登板の緊張からか、5番ｽﾀﾝﾄﾝに右中間を破られ、及川がホームイン。


Glanzは9回裏に城戸が移籍初アーチで1点を返すも、Dodgers守護神 湯川が後続を抑えゲームセット。



1-2でDodgersが逃げ切った。


及川は初登板初先発で初勝利。

打っては3打数2安打 1打点の大活躍。

二刀流のニューヒーローとして存在を見せつけた。



そして第3戦はDodgersが昨年初の二桁勝利を挙げた右の大園、Glanzはエースナンバーの中邑が先発。



Dodgersのスターティングメンバー


1 2B 福田 2
2 CF 島津 8
3 DH 及川 11
4 SS 卜部 9
5 RF ｽﾀﾝﾄﾝ 99
6  C  保坂 27
7 LF 斎藤 1
8 3B 与田 6
9 1B 陣内 33


P 大園 20


第2戦と変わらぬメンバーで、特に及川は投打の活躍で勝利に貢献しただけに、この試合でも要注意だ。



Glanzのスターティングメンバー


1 RF 城戸 6
2 SS 白石 5
3 LF 唐澤 1
4 CF 森高 7
5 3B 吉岡 2
6 2B 石川 8
7 DH ｼﾞｮｰﾀﾞﾝ 10
8 1B 徳川 23
9  C  滝沢 9


P 中邑 18


今日はファーストに徳川を置いたGlanz。

しかし、主砲の森高、吉岡がいまだノーヒットなのが気がかり。


エース中邑は昨年 防御率3.97  11勝8敗  奪三振154


MAX165km/hのストレートは現在だが、昨年はフォークのキレが悪く、長打を打たれるパターンが多かった。


今年はフォークのキレを戻し、エースナンバーに相応しい成績を挙げたいところ。