Baseball Love 主砲の一振り

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優勝争い

俊足ヘンダーソン

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ヤンキースに敗け越し、首位を明け渡したピストルズだが、まだまだ逆転の可能性はある。

とはいえ、これまでのヤンキースとの対戦成績は、8勝12敗と相性が悪い。

そんなヤンキースに、八幡に次ぐ新たな戦力が加わった。


ダリル・ヘンダーソン、23才。
外野手 左投げ左打ち 背番号49

来日して、3年目の外国人選手だ。

メジャーの経験はないが、3Aでの脚の速さを見てヤンキースがスカウトし、茨城県の二軍球場で【ベースボール】から【ヤキュウ】にシフトチェンジする期間を要し、本日より一軍に昇格。

ヤンキースはヘンダーソンを、1番センターとして起用する方針だ。

そしてヤンキースは奈良に場所を移し、鹿の公園スタジアムにて、3位ドルフィンズとの連戦に挑む。


ピストルズは北九州にて、ドジャースとの三連戦を行う。

ピストルズの先発は高峰。

現在15勝を上げ、最多勝トップ。

奪三振も198で、二冠を独走している。

対するドジャースは右の高橋。

ピストルズは初回から得点を重ねる。

先頭バッターの大和がツーベースヒットを放ち、続く櫻井は初球を左中間に運ぶ、先制の21号ツーラン。

トーマスJr.が倒れ、4番の高梨がセンター前にヒット。
5番垣原はフォアボールで歩き、6番松浦がセンターオーバーのスリーベースヒットで、一気に4点をもぎ取る。


高橋は初回一死を獲っただけで、早くもノックアウト。

終わってみれば、8対2でピストルズの快勝。

高峰は完投で16勝目を上げ、11奪三振で数を209に伸ばした。


そしてヤンキース対ドルフィンズは、5対3でヤンキースの勝利。

トップバッターのヘンダーソンは、3打数3安打、1四球。
毎回出塁と盗塁を記録。

この日だけで、セーフティバントを2回成功、センター前ヒットというマルチヒットを記録させ、4盗塁を決め、俊足をアピールした。

アンダーソンが塁に出てかき回し、陳、八幡、守山のクリーンナップで得点を叩き出すという、新たな戦法で首位をキープ。

ヤンキースの独走をピストルズが止めるのか。
それとも、3位ドルフィンズの巻き返しがなるか。



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