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1990年だと?
チャッピーの顔に落書きしてやろうぜ
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オレと龍也、チャッピーの3人は、職員室でチャイムが鳴るまでお説教を食らった…
ようやく解放された…龍也はおでこに【肉】と書かれたままだ。
龍也は額を隠しながら階段を下りた。
コイツはイケメンでヤンキーだが、女子からの人気もある。
その人気者が、このザマだw
「ったくよ…何だ、この文字は!これじゃ、スゲーみっともねえじゃねえかよ!」
「それ書いたの、オレじゃねえぞ!チャッピーだからな」
「…チャッピーが?」
龍也は一瞬立ち止まり、チャッピーを睨み付けた。
「そうだよ、お前がのびてる間に、マジックで肉って書いたんだよ。
ウソだと思うなら、他のヤツに聞いてみりゃいいだろ」
「いや、違うんだよ…智に書けって言われて…」
龍也にビビってるから、しどろもどろになって、言い訳してやがる。
「テメー、いい度胸してんじゃねえかよ!オレのおでこに落書きするなんてなぁ…どうなるか、解ってるよな、おい?」
龍也はチャッピーの胸ぐらを掴んだ。
「て事は、勿論チャッピーの顔にも落書きしないとなぁ、龍也」
黒のマジックを龍也に渡した。
「それよか山本…さっき、オレにどんな事をした?段々と視界が薄れてきて、気がついたら瑠璃子に起こされて…お前、格闘技か何かやってるのか?」
龍也は何で自分がタイマンで負けたのか、釈然としない。
首を極められ、そのまま落ちてしまったからだろう。
「頸動脈締めれば、誰だって落ちるよ。ただオレの場合、そのやり方を知っていただけで、格闘技の経験なんか無いっつーの」
そう、プロレスファンのオレは、専門誌に技の掛け方を写真つき解説で載っていたから、龍也相手に実戦で使ってみた。
「クソッ!まさか、あんな無様な格好にされるとは…でも、オレは負けたと言ってねえからな!」
納得していない様子だが、これ以上揉め事は面倒だ。
「いいじゃねぇかよ、もう。勝った負けたなんて、どうでもいいよ。皆、お前にビビって誰も近寄らないじゃねえかよ。お前だって、皆に怖がられたままじゃイヤだろ?」
龍也とて、ただのヤンキーじゃない。機嫌の良い時は面白い事もするし、よく笑う。
「ったく!どいつもこいつも、すぐビビりやがって!」
「そりゃ、誰だってお前に威嚇されたり、怒鳴られれば萎縮するだろう?もう、そういう事するのは止めとけよ、な?」
龍也も本音は、皆とワイワイ仲良くやりたいみたいだ。
「…別に威嚇なんてしてねぇけどな…」
思えば、オレとコイツは1年生の頃はよく、一緒に帰ったぐらい、仲が良かったんだよな…
何がきっかけで、いがみ合うようになったんだっけか?
…思い当たるフシはいっぱいあるんだがw
そうだ!確か中1の3学期のテストで、コイツ100点中2点という大笑いな点数取って、それをオレが皆に見せびらかしてから険悪な仲になったんだ。
今思い出した!
オレは100点中10点だったけどなw
コイツとオレは常にビリを争う程、頭が悪かったんだ。
目くそ鼻くそ、五十歩百歩、まぁそんなもんだ。
「まぁそんなワケで、今回はチャッピーの顔にも落書きして、この件は水に流そう!チャッピー!ちょっと顔出せ!」
階段の踊り場で、チャッピーをヘッドロックに捕らえ、龍也に極太の黒マジックを渡した。
「な、何でオレがそうなるんだよ?イヤだよ、顔に落書きなんて!」
チャッピーはかなり怯えている。
がしかし、コイツは虎の威を借る狐ならぬ、龍也の威を借るドチビだ。
「チャッピー、テメーも顔にお絵かきしてやるぜ、覚悟はいいな?」
龍也はマジックのキャップを取り、チャッピーの顔に落書きしようとするが、ジタバタ暴れるので、上手く書けない。
「お前はじっとしてろ!それともまた痛い目にあいたいのか、ん?」
階段の踊り場で、オレがチャッピーを羽交い締めにし、龍也がマジックで書いた。
「お前の眉毛、一本に繋げてやらぁ!ジッとしてろよ!」
チャッピーの眉毛を太く塗って、眉間をも黒く塗ると、左右の眉毛が繋がる一本眉毛に仕上げた。
「うぅっ、何でこんな目に…」
チャッピーは、涙目で項垂れていた。
「ギャハハハハハ!龍也見ろよ、これじゃ両さんの眉毛だぜ!あぁ~、笑えるw次、カールのオジサンみたいなドロボーヒゲ書いてやれ」
ちなみに両さんの眉毛とは、【こち亀】の主人公、両津勘吉の眉毛の事だ。
「や、止めてくれよ…誰か助けてよ~っ!」
「うるせーっ!ジッとしてろってのが聞こえねえのか!」
チャッピーも、龍也に脅されたりするのがイヤで、ヘコヘコしていた。
でも、この際だから、皆で落書きして水に流してやれ、とオレなりに考えた。
まぁ、時間はかかるだろうけどな。
…そしてチャッピーの顔は、繋がった眉毛に、口の周りが黒く塗られていた…
「ギャハハハハハ!は、腹痛え~っ!何だこの顔…www」
「wwwスゲーマヌケな顔だぞ!こりゃ…」
オレとは龍也は大爆笑!
「…オレ、何にもしてないのに…何で、こんな事すんだよ~っ(泣)」
「泣くな、バカヤロー!よし、オレも顔に書く!龍也、マジック貸してくれ」
こうなりゃ、オレも自分の顔に落書きしてやる!
「はぁ?書くって、何書くんだよ?」
龍也はマジックを渡した。
オレは自分の頬っぺたに
【B-T】と落書きした。
「どうだ!これで皆、顔に落書きしてあるじゃないか!うん、これでよし!」
「バカヤロー!それじゃ、BUCK-TICKのギターじゃねえか!」
ワハハハハ!
「そうだよ!智だけ、カッコいい落書きじゃないか!」
いいじゃないか、落書きには変わらないんだから。
オレは当時、ファンだったBUCK-TICKのギタリスト、今井寿が頬に【B-T】と書いてあるのを真似した。
「落書きじゃねえか、これも!うーん、しかし我ながら、よく出来たデザインだ」
2人は「汚ぇぞ!自分だけアートっぽくて!」
と文句を言ったと同時に、
【キーンコーン、カーンコーン】とチャイムが鳴った。
「ヤベッ、チャイム鳴った!ソッコーで戻るべ!」
オレ達はダッシュで教室へ戻った。
「山本、その落書きだけは反則だぞ!」
「いいじゃないかよ、別に!」
「ズルいぞ、お前!」
そんな事を言いながら教室に着いた。
クラスの連中は3人の落書きを見て、爆笑していた。
特にチャッピーの一本眉と、ドロボーヒゲはかなりウケたw
次の授業は社会科だ…社会科って、あの学年主任の北山か!
また、オレたち大目玉食らいそうだ…
…案の定、オレたち3人が顔に落書きしてあるせいか、周りからクスクスと笑う声がして、チャッピーの顔が可笑しすぎて、笑いを堪えるのに必死だった。
そしてオレと龍也、チャッピーの3人は再び職員室へ連行され、延々とお説教を食らったまま、チャイムが鳴った。
勿論、授業は自習だ。
犠牲になったのはチャッピーだが、コイツの事は前から気に入らなかった、というヤツも多かった。
コイツがマヌケな顔になったお陰もあって、笑いでクラスが1つになったんだから、良しとしよう!
チャッピー!
お前のお陰で、龍也といがみ合う事は無くなった…
だから…だから今日1日、そのツラでいてくれ!
ようやく解放された…龍也はおでこに【肉】と書かれたままだ。
龍也は額を隠しながら階段を下りた。
コイツはイケメンでヤンキーだが、女子からの人気もある。
その人気者が、このザマだw
「ったくよ…何だ、この文字は!これじゃ、スゲーみっともねえじゃねえかよ!」
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「…チャッピーが?」
龍也は一瞬立ち止まり、チャッピーを睨み付けた。
「そうだよ、お前がのびてる間に、マジックで肉って書いたんだよ。
ウソだと思うなら、他のヤツに聞いてみりゃいいだろ」
「いや、違うんだよ…智に書けって言われて…」
龍也にビビってるから、しどろもどろになって、言い訳してやがる。
「テメー、いい度胸してんじゃねえかよ!オレのおでこに落書きするなんてなぁ…どうなるか、解ってるよな、おい?」
龍也はチャッピーの胸ぐらを掴んだ。
「て事は、勿論チャッピーの顔にも落書きしないとなぁ、龍也」
黒のマジックを龍也に渡した。
「それよか山本…さっき、オレにどんな事をした?段々と視界が薄れてきて、気がついたら瑠璃子に起こされて…お前、格闘技か何かやってるのか?」
龍也は何で自分がタイマンで負けたのか、釈然としない。
首を極められ、そのまま落ちてしまったからだろう。
「頸動脈締めれば、誰だって落ちるよ。ただオレの場合、そのやり方を知っていただけで、格闘技の経験なんか無いっつーの」
そう、プロレスファンのオレは、専門誌に技の掛け方を写真つき解説で載っていたから、龍也相手に実戦で使ってみた。
「クソッ!まさか、あんな無様な格好にされるとは…でも、オレは負けたと言ってねえからな!」
納得していない様子だが、これ以上揉め事は面倒だ。
「いいじゃねぇかよ、もう。勝った負けたなんて、どうでもいいよ。皆、お前にビビって誰も近寄らないじゃねえかよ。お前だって、皆に怖がられたままじゃイヤだろ?」
龍也とて、ただのヤンキーじゃない。機嫌の良い時は面白い事もするし、よく笑う。
「ったく!どいつもこいつも、すぐビビりやがって!」
「そりゃ、誰だってお前に威嚇されたり、怒鳴られれば萎縮するだろう?もう、そういう事するのは止めとけよ、な?」
龍也も本音は、皆とワイワイ仲良くやりたいみたいだ。
「…別に威嚇なんてしてねぇけどな…」
思えば、オレとコイツは1年生の頃はよく、一緒に帰ったぐらい、仲が良かったんだよな…
何がきっかけで、いがみ合うようになったんだっけか?
…思い当たるフシはいっぱいあるんだがw
そうだ!確か中1の3学期のテストで、コイツ100点中2点という大笑いな点数取って、それをオレが皆に見せびらかしてから険悪な仲になったんだ。
今思い出した!
オレは100点中10点だったけどなw
コイツとオレは常にビリを争う程、頭が悪かったんだ。
目くそ鼻くそ、五十歩百歩、まぁそんなもんだ。
「まぁそんなワケで、今回はチャッピーの顔にも落書きして、この件は水に流そう!チャッピー!ちょっと顔出せ!」
階段の踊り場で、チャッピーをヘッドロックに捕らえ、龍也に極太の黒マジックを渡した。
「な、何でオレがそうなるんだよ?イヤだよ、顔に落書きなんて!」
チャッピーはかなり怯えている。
がしかし、コイツは虎の威を借る狐ならぬ、龍也の威を借るドチビだ。
「チャッピー、テメーも顔にお絵かきしてやるぜ、覚悟はいいな?」
龍也はマジックのキャップを取り、チャッピーの顔に落書きしようとするが、ジタバタ暴れるので、上手く書けない。
「お前はじっとしてろ!それともまた痛い目にあいたいのか、ん?」
階段の踊り場で、オレがチャッピーを羽交い締めにし、龍也がマジックで書いた。
「お前の眉毛、一本に繋げてやらぁ!ジッとしてろよ!」
チャッピーの眉毛を太く塗って、眉間をも黒く塗ると、左右の眉毛が繋がる一本眉毛に仕上げた。
「うぅっ、何でこんな目に…」
チャッピーは、涙目で項垂れていた。
「ギャハハハハハ!龍也見ろよ、これじゃ両さんの眉毛だぜ!あぁ~、笑えるw次、カールのオジサンみたいなドロボーヒゲ書いてやれ」
ちなみに両さんの眉毛とは、【こち亀】の主人公、両津勘吉の眉毛の事だ。
「や、止めてくれよ…誰か助けてよ~っ!」
「うるせーっ!ジッとしてろってのが聞こえねえのか!」
チャッピーも、龍也に脅されたりするのがイヤで、ヘコヘコしていた。
でも、この際だから、皆で落書きして水に流してやれ、とオレなりに考えた。
まぁ、時間はかかるだろうけどな。
…そしてチャッピーの顔は、繋がった眉毛に、口の周りが黒く塗られていた…
「ギャハハハハハ!は、腹痛え~っ!何だこの顔…www」
「wwwスゲーマヌケな顔だぞ!こりゃ…」
オレとは龍也は大爆笑!
「…オレ、何にもしてないのに…何で、こんな事すんだよ~っ(泣)」
「泣くな、バカヤロー!よし、オレも顔に書く!龍也、マジック貸してくれ」
こうなりゃ、オレも自分の顔に落書きしてやる!
「はぁ?書くって、何書くんだよ?」
龍也はマジックを渡した。
オレは自分の頬っぺたに
【B-T】と落書きした。
「どうだ!これで皆、顔に落書きしてあるじゃないか!うん、これでよし!」
「バカヤロー!それじゃ、BUCK-TICKのギターじゃねえか!」
ワハハハハ!
「そうだよ!智だけ、カッコいい落書きじゃないか!」
いいじゃないか、落書きには変わらないんだから。
オレは当時、ファンだったBUCK-TICKのギタリスト、今井寿が頬に【B-T】と書いてあるのを真似した。
「落書きじゃねえか、これも!うーん、しかし我ながら、よく出来たデザインだ」
2人は「汚ぇぞ!自分だけアートっぽくて!」
と文句を言ったと同時に、
【キーンコーン、カーンコーン】とチャイムが鳴った。
「ヤベッ、チャイム鳴った!ソッコーで戻るべ!」
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「山本、その落書きだけは反則だぞ!」
「いいじゃないかよ、別に!」
「ズルいぞ、お前!」
そんな事を言いながら教室に着いた。
クラスの連中は3人の落書きを見て、爆笑していた。
特にチャッピーの一本眉と、ドロボーヒゲはかなりウケたw
次の授業は社会科だ…社会科って、あの学年主任の北山か!
また、オレたち大目玉食らいそうだ…
…案の定、オレたち3人が顔に落書きしてあるせいか、周りからクスクスと笑う声がして、チャッピーの顔が可笑しすぎて、笑いを堪えるのに必死だった。
そしてオレと龍也、チャッピーの3人は再び職員室へ連行され、延々とお説教を食らったまま、チャイムが鳴った。
勿論、授業は自習だ。
犠牲になったのはチャッピーだが、コイツの事は前から気に入らなかった、というヤツも多かった。
コイツがマヌケな顔になったお陰もあって、笑いでクラスが1つになったんだから、良しとしよう!
チャッピー!
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