91 / 96
楽しい中2ライフ
まさかの展開…天界なだけに
しおりを挟む
「泊まっていきなよ~」
あぁ~、しつこい!
「そういうワケにはいかないだろ」
何だ、このやり取りは…
まるで付き合ってる男女みたいじゃないか。
「いいよ、私なら。遠慮しなくていいんだし」
「…あの、一体なんの事でしょうか?」
段々と変な雰囲気になっていく。
ヤバい、この流れを変えなきゃ…
「そうだ、そう言えばジジイや茶坊主は元気なのか?」
オレは話を変えようとした。
「いいじゃん、そんな事は!それに私はまだ見習いなんだし、そこまで知らないよ」
「いや、だってアイツらも天界に住んでるじゃん?気になったからさ」
何故かアイツらの話をすると露骨にイヤな顔をする。
あの連中と一緒にされるのがイヤだと言うのか。
一応上司じゃないか。あれでも。
「ねぇ、その前にお風呂入ったら?湯船に入ってお酒抜いたらいいかもよ」
風呂か…そうだな、少しでも酒を抜かないとな。
「んじゃ、お言葉に甘えて風呂でも入ろうかな」
「あ、よかったら背中流そうか?」
…何なんだ、さっきから?
まさか、オレに気が…いやいや、それは無いだろう。
だって、オレのお目付役だぜ。
「遠慮しておく。とにかくお風呂借ります」
オレは風呂に入った。
「何だ、あの風呂は!スゲー広いし、ジャグジーもあるし」
とにかく風呂場に圧倒された。
さすが億ションだけある。
「そうでしょ?あれだけ広いとゆっくりできるでしょ」
「まぁ、そうなんだけども」
それより、この格好を何とかしたい。
何せ、バスローブの下はマッパという出で立ち。
「あの、ところでオレの服は?」
「あぁ、ついでだから洗濯機に入れておいたわ」
「フヮァッ!」
何やってんだよ!
「オレ、この格好かよ!」
ちょっとどころか、物凄い恥ずかしいじゃないか!
「誰も見てないし、いいじゃないの」
そういう問題じゃないんだが。
気のせいか、梅の着ているチャイナドレスが透けているような…
風呂に入る前はそんな事無かったんだが。
「ん、どうしたの、そんなにジロジロと見て?」
「い、いや何でも…」
何も付けてないんじゃないか!
これじゃ、目のやり場に困る…
すると、それを察したのか、梅はわざと見せつけるように擦り寄せて来た。
「ねぇ…」
梅の目が潤んでいるような…
もし…もしだよ。オレが今、梅とそういう関係になったらどうなるんだろうか?
だって、相手は人間じゃなく天使だぜ?
天使とそんな事になったら、物凄いバチが当たるんじゃなかろうか。
「いくらお風呂上がりだからって、そんな格好でいると身体が冷えるわよ」
「だって、パジャマとかそういうの無いんだろ」
あるわけないか。
「うーん、ネグリジェならあるけど」
「どこの世界にネグリジェ着る男がいるんだよ」
オレが着たら、ただの変態だ。
「じゃあ、いいよ。オレこのままで寝るから」
「えーっ!だって服シワになるよ!」
「じゃあ、どうしろって言うんだよ?まさかバスローブ着て寝ろってのか?」
「その方がいいんじゃない?」
バスローブって…寝ると前がはだけて恥しいんだよな。
「わかったよ、これで寝るよ。でも、まだ寝る時間じゃないだろ?」
部屋の時計は20:00を過ぎたばかり。
「今寝なくてもいいわよ。そうだ、私もお風呂入ってこようっと」
梅は脱衣場へ行った。
「ねぇ?」
「何だよ?」
「覗いてみる?」
「お前、今日は変だぞ!何なんだよ、一体!」
梅って、オレに好意を抱いてるのか?
アイツ、寝てる時に襲ってくるんじゃないだろうな。
それにしても、さっき寝たのにまだ眠いや。
いつの間にかオレは深い眠りについた。
何だか下がモゾモゾする。
何だ、一体?
「ゲッ!!」
「んふふ~っ!智くん元気良過ぎーっ!」
何が起こったのかは想像に任せる…
あぁ~あ、寝てるスキとはいえ、オレはとんだ過ちを犯してしまったのだ~っ!!
あぁ~、しつこい!
「そういうワケにはいかないだろ」
何だ、このやり取りは…
まるで付き合ってる男女みたいじゃないか。
「いいよ、私なら。遠慮しなくていいんだし」
「…あの、一体なんの事でしょうか?」
段々と変な雰囲気になっていく。
ヤバい、この流れを変えなきゃ…
「そうだ、そう言えばジジイや茶坊主は元気なのか?」
オレは話を変えようとした。
「いいじゃん、そんな事は!それに私はまだ見習いなんだし、そこまで知らないよ」
「いや、だってアイツらも天界に住んでるじゃん?気になったからさ」
何故かアイツらの話をすると露骨にイヤな顔をする。
あの連中と一緒にされるのがイヤだと言うのか。
一応上司じゃないか。あれでも。
「ねぇ、その前にお風呂入ったら?湯船に入ってお酒抜いたらいいかもよ」
風呂か…そうだな、少しでも酒を抜かないとな。
「んじゃ、お言葉に甘えて風呂でも入ろうかな」
「あ、よかったら背中流そうか?」
…何なんだ、さっきから?
まさか、オレに気が…いやいや、それは無いだろう。
だって、オレのお目付役だぜ。
「遠慮しておく。とにかくお風呂借ります」
オレは風呂に入った。
「何だ、あの風呂は!スゲー広いし、ジャグジーもあるし」
とにかく風呂場に圧倒された。
さすが億ションだけある。
「そうでしょ?あれだけ広いとゆっくりできるでしょ」
「まぁ、そうなんだけども」
それより、この格好を何とかしたい。
何せ、バスローブの下はマッパという出で立ち。
「あの、ところでオレの服は?」
「あぁ、ついでだから洗濯機に入れておいたわ」
「フヮァッ!」
何やってんだよ!
「オレ、この格好かよ!」
ちょっとどころか、物凄い恥ずかしいじゃないか!
「誰も見てないし、いいじゃないの」
そういう問題じゃないんだが。
気のせいか、梅の着ているチャイナドレスが透けているような…
風呂に入る前はそんな事無かったんだが。
「ん、どうしたの、そんなにジロジロと見て?」
「い、いや何でも…」
何も付けてないんじゃないか!
これじゃ、目のやり場に困る…
すると、それを察したのか、梅はわざと見せつけるように擦り寄せて来た。
「ねぇ…」
梅の目が潤んでいるような…
もし…もしだよ。オレが今、梅とそういう関係になったらどうなるんだろうか?
だって、相手は人間じゃなく天使だぜ?
天使とそんな事になったら、物凄いバチが当たるんじゃなかろうか。
「いくらお風呂上がりだからって、そんな格好でいると身体が冷えるわよ」
「だって、パジャマとかそういうの無いんだろ」
あるわけないか。
「うーん、ネグリジェならあるけど」
「どこの世界にネグリジェ着る男がいるんだよ」
オレが着たら、ただの変態だ。
「じゃあ、いいよ。オレこのままで寝るから」
「えーっ!だって服シワになるよ!」
「じゃあ、どうしろって言うんだよ?まさかバスローブ着て寝ろってのか?」
「その方がいいんじゃない?」
バスローブって…寝ると前がはだけて恥しいんだよな。
「わかったよ、これで寝るよ。でも、まだ寝る時間じゃないだろ?」
部屋の時計は20:00を過ぎたばかり。
「今寝なくてもいいわよ。そうだ、私もお風呂入ってこようっと」
梅は脱衣場へ行った。
「ねぇ?」
「何だよ?」
「覗いてみる?」
「お前、今日は変だぞ!何なんだよ、一体!」
梅って、オレに好意を抱いてるのか?
アイツ、寝てる時に襲ってくるんじゃないだろうな。
それにしても、さっき寝たのにまだ眠いや。
いつの間にかオレは深い眠りについた。
何だか下がモゾモゾする。
何だ、一体?
「ゲッ!!」
「んふふ~っ!智くん元気良過ぎーっ!」
何が起こったのかは想像に任せる…
あぁ~あ、寝てるスキとはいえ、オレはとんだ過ちを犯してしまったのだ~っ!!
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説


極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる