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scene007
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如月先生から、彼自身の家族の話を聞いた日。
その日の翌日から、パタリと僕の元に来なくなった。
最後に見た先生の顔は忘れられない。
キョトンとした顔。
何がなんだか全く解ってない。
そんな顔をした後、吐き気を催したのか、口元を押さえ、僕の前から姿を消してしまった。
先生は、何も覚えていないのだろう。
自分が殺人を犯したことについて、記憶がないみたいだ。
以前、先生の伯父が話していたことを思い出す。
僕が殺した数を数えきれない、と話した後。
先生の伯父は「そう。なら、君は梟帥よりおかしないな」と言ったのだ。
その意味をあの時は解らなかった。
でも、今なら解る。
先生は、殺した記憶がない。
人を殺しておいて、忘れるなんて酷い話だと思う。
それも父親相手なら余計。
その日の翌日から、パタリと僕の元に来なくなった。
最後に見た先生の顔は忘れられない。
キョトンとした顔。
何がなんだか全く解ってない。
そんな顔をした後、吐き気を催したのか、口元を押さえ、僕の前から姿を消してしまった。
先生は、何も覚えていないのだろう。
自分が殺人を犯したことについて、記憶がないみたいだ。
以前、先生の伯父が話していたことを思い出す。
僕が殺した数を数えきれない、と話した後。
先生の伯父は「そう。なら、君は梟帥よりおかしないな」と言ったのだ。
その意味をあの時は解らなかった。
でも、今なら解る。
先生は、殺した記憶がない。
人を殺しておいて、忘れるなんて酷い話だと思う。
それも父親相手なら余計。
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