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第4歩目 それぞれの思い
衝突
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始めこそどうなるかと思ったが、なんだかんだと話そうと思えば話せるものだ。
互いの距離が近付いたわけでも、互いに心を許したわけでもない。
それでも時間が経つにつれ、同じ空間にいることに対しては気まずさを感じなくなっていた。
今のところ、まだ城の奴らには見つかっていない。
隠れている場所がよかったことに加え、ザキたちが機転を利かせてくれているのだろう。
時間は、あっという間に流れていった。
シュルクの中に、大きな苛立ちを育てながら―――
「ねえ……」
「………」
「ねえってば!」
「ん…?」
何度も呼びかけられて、シュルクは微かに目を開ける。
まず見えたのは、立ち並ぶ木々と青空。
くるりと下に視線をやると、地面でフィオリアがこちらを見上げている。
「何?」
欠伸をしながら地上へと戻る。
すると、フィオリアはしきりに辺りを気にしながら袖を引っ張ってきた。
「暢気に外でお昼寝なんて、見つかったらどうするの?」
「平気だって。どうせ外にいようが中にいようが、見つかる時は見つかるんだから。」
「それはそうかもしれないけど、怪我だってまだ治ったってわけじゃないのに……」
「んー…。まあ、それも大丈夫だろ。」
軽く羽を動かしながら答える。
ここに来てから、そろそろ二週間ばかり。
三日くらいは死ぬかと思うような激痛と戦ったが、それ以降は徐々に薬も効いてきて、怪我は順調に治ってきている。
まだ羽は痛むが、手足の怪我に関してはさほど気にならなくなっていた。
「………」
フィオリアは無言でこちらを見つめている。
目が口以上に語ってるんだっての。
思わず、溜め息が零れそうになった。
「分かったって。帰るよ。」
先に歩き始めると、少し後ろからフィオリアがついてくるのが分かった。
正直なところ、四六時中一緒というのはやはり疲れる。
だから、ちょっとしたリフレッシュのつもりで外に出ているのだ。
さすがに本人にそう言うのは可哀想なので、理由は適当にごまかしているけれど……
それにしても、毎度のことながら彼女もよく自分を見つけられるものだ。
いつも気分で昼寝の場所を変えているのだが、自分が小屋に戻るよりも先に彼女に見つかってしまう。
彼女の様子を見る限りでは、血眼になって捜したというわけでもなさそうだ。
(まさか、実は後を尾けられてるわけじゃないよな…?)
そう疑わずにはいられなかった。
二人、無言のまま山の中を歩く。
人気のない山の中はとても静かで、言葉を発しない今は自分の足音も呼吸の音もよく通って聞こえる。
こんな静かな場所にずっといるという経験も、初めてかもしれない。
ずっと家の中で育ってきたが、自分が住むあの町はいつも賑やかだった。
外に出られるようになってからも、思い返せば常にたくさんの人々に囲まれて過ごしていたように思う。
だから、こんな静かな日々を新鮮に感じる気持ちが半分。
もう半分は……
シュルクはふと、木々の向こうに目を向ける。
そこは、まっすぐに進めば町がある方向だ。
「やっぱり、気になる?」
シュルクが見つめる方向から彼の考えていることを察したらしく、フィオリアが控えめに訊ねた。
「そりゃあな。」
シュルクは肩をすくめる。
今頃、町の皆はどうしているのだろうか。
必要最低限の人には事情を伝える、と。
ウィールがそう言っていた。
ということは、今の自分の状況を知っているのは両親とグレーにルルンくらいだろう。
下手に事情を知っているせいで、城の奴らに目をつけられないといいのだけど……
心配にはなっても、こんな山の中では皆の様子も分からない。
だからといって自分が町に下りようものなら、事態は悪化するだけ。
動きたくても動けない。
もどかしさは着実に胸に募り、吐き出し口のないもやもやとした気持ちがなんとも不快だった。
「そうだよね……」
フィオリアの声が、尻すぼみに消えていく。
黙り込んだ彼女が、どんな顔をしているのか。
二週間も経った今では、後ろを振り向かずとも想像がついた。
「ごめんなさい。私のせいで……」
「………」
その言葉に、シュルクはあえて何も返さなかった。
もう何度この言葉を聞いただろう。
口を開けば、すぐにこれだ。
さすがに聞き飽きたし、謝られる度にどんどん苛立ちが大きくなっていく。
だから外に出たりして、彼女とはできるだけ距離を置くようにしている。
我ながらよく我慢できていると思えるほど、今の精神状況は穏やかではないのだから。
「さっさと帰るぞ。」
フィオリアの言葉には触れず、シュルクは少しだけ歩く速度を速めた。
小屋に着くまで、もう口は開くまい。
そう思っていた。
それなのに……
「あの……怒ってる、よね…?」
この日に限って、フィオリアは言葉を重ねた。
「別に。」
できるだけ平坦な口調で答える。
「でも……」
「俺の気持ちなんて、お前には関係ないだろ。」
だめだと思うのに、だんだん口調に棘が混じってしまう。
頼むから、これ以上は何も言わないでくれ。
色んな感情が、もう喉元までせり上がってきているんだ。
どうにかして抑えているのだから、これ以上苛立ちを刺激しないでほしい。
「そう……かな……」
フィオリアは眉を下げる。
「だって、私と会わなければ、あなたは―――」
「いい加減にしろよ!!」
気付けば、怒鳴った後だった。
シュルクはくるりと振り返り、肩を縮こまらせているフィオリアを真正面から睨んだ。
いい加減、我慢も限界だ。
「何か言ったかと思ったら、ごめんなさいだの自分のせいだの……そこまで言うんだったら、責任取れるのかよ!?」
「そ、それは……」
「じゃあ何なんだよ!? 言っとくけどな、そんな風に謝ったって、満足するのはお前だけなんだからな!? なんにもできないくせに、謝るだけ謝ってはいおしまいってことなのか!?」
「ちが……」
「だったら―――」
「じゃあ、どうしたらよかったの!?」
ふいに大きく空気を揺らした叫び声。
それは、まるで別人のような声だった。
「謝るしか……ないじゃない。」
口をつぐんだシュルクに代わり、今度はフィオリアが口を開く。
「怖かった。物心ついた頃から、今までの前世の記憶があって、ずっと怖かった。あなたになんて……運命の相手になんて、本当は出会いたくなかった!!」
「―――っ!!」
フィオリアの言葉が、脳裏を激しく揺さぶる。
「でも、あなたと出会ってしまった。だから、どうしても助けたかった。なのに、結局こんなつらい思いをさせて……謝る以外、できることなんて…っ」
フィオリアが顔を覆う。
「私だって、もうやだよ。好きでこんな運命を繰り返してるわけじゃないのに……」
それは、胸を引き絞るかのような切なさに満ちた絶望で……
しん、と辺りが静まり返る。
「……先、帰ってろよ。」
先に背を向けたのはシュルクだった。
シュルクはフィオリアの横を通り過ぎ、また山の奥に分け入ってしまう。
そんなシュルクのことを、フィオリアは追うことも声をかけることもできずに、ただ見送るしかなかったのだった。
互いの距離が近付いたわけでも、互いに心を許したわけでもない。
それでも時間が経つにつれ、同じ空間にいることに対しては気まずさを感じなくなっていた。
今のところ、まだ城の奴らには見つかっていない。
隠れている場所がよかったことに加え、ザキたちが機転を利かせてくれているのだろう。
時間は、あっという間に流れていった。
シュルクの中に、大きな苛立ちを育てながら―――
「ねえ……」
「………」
「ねえってば!」
「ん…?」
何度も呼びかけられて、シュルクは微かに目を開ける。
まず見えたのは、立ち並ぶ木々と青空。
くるりと下に視線をやると、地面でフィオリアがこちらを見上げている。
「何?」
欠伸をしながら地上へと戻る。
すると、フィオリアはしきりに辺りを気にしながら袖を引っ張ってきた。
「暢気に外でお昼寝なんて、見つかったらどうするの?」
「平気だって。どうせ外にいようが中にいようが、見つかる時は見つかるんだから。」
「それはそうかもしれないけど、怪我だってまだ治ったってわけじゃないのに……」
「んー…。まあ、それも大丈夫だろ。」
軽く羽を動かしながら答える。
ここに来てから、そろそろ二週間ばかり。
三日くらいは死ぬかと思うような激痛と戦ったが、それ以降は徐々に薬も効いてきて、怪我は順調に治ってきている。
まだ羽は痛むが、手足の怪我に関してはさほど気にならなくなっていた。
「………」
フィオリアは無言でこちらを見つめている。
目が口以上に語ってるんだっての。
思わず、溜め息が零れそうになった。
「分かったって。帰るよ。」
先に歩き始めると、少し後ろからフィオリアがついてくるのが分かった。
正直なところ、四六時中一緒というのはやはり疲れる。
だから、ちょっとしたリフレッシュのつもりで外に出ているのだ。
さすがに本人にそう言うのは可哀想なので、理由は適当にごまかしているけれど……
それにしても、毎度のことながら彼女もよく自分を見つけられるものだ。
いつも気分で昼寝の場所を変えているのだが、自分が小屋に戻るよりも先に彼女に見つかってしまう。
彼女の様子を見る限りでは、血眼になって捜したというわけでもなさそうだ。
(まさか、実は後を尾けられてるわけじゃないよな…?)
そう疑わずにはいられなかった。
二人、無言のまま山の中を歩く。
人気のない山の中はとても静かで、言葉を発しない今は自分の足音も呼吸の音もよく通って聞こえる。
こんな静かな場所にずっといるという経験も、初めてかもしれない。
ずっと家の中で育ってきたが、自分が住むあの町はいつも賑やかだった。
外に出られるようになってからも、思い返せば常にたくさんの人々に囲まれて過ごしていたように思う。
だから、こんな静かな日々を新鮮に感じる気持ちが半分。
もう半分は……
シュルクはふと、木々の向こうに目を向ける。
そこは、まっすぐに進めば町がある方向だ。
「やっぱり、気になる?」
シュルクが見つめる方向から彼の考えていることを察したらしく、フィオリアが控えめに訊ねた。
「そりゃあな。」
シュルクは肩をすくめる。
今頃、町の皆はどうしているのだろうか。
必要最低限の人には事情を伝える、と。
ウィールがそう言っていた。
ということは、今の自分の状況を知っているのは両親とグレーにルルンくらいだろう。
下手に事情を知っているせいで、城の奴らに目をつけられないといいのだけど……
心配にはなっても、こんな山の中では皆の様子も分からない。
だからといって自分が町に下りようものなら、事態は悪化するだけ。
動きたくても動けない。
もどかしさは着実に胸に募り、吐き出し口のないもやもやとした気持ちがなんとも不快だった。
「そうだよね……」
フィオリアの声が、尻すぼみに消えていく。
黙り込んだ彼女が、どんな顔をしているのか。
二週間も経った今では、後ろを振り向かずとも想像がついた。
「ごめんなさい。私のせいで……」
「………」
その言葉に、シュルクはあえて何も返さなかった。
もう何度この言葉を聞いただろう。
口を開けば、すぐにこれだ。
さすがに聞き飽きたし、謝られる度にどんどん苛立ちが大きくなっていく。
だから外に出たりして、彼女とはできるだけ距離を置くようにしている。
我ながらよく我慢できていると思えるほど、今の精神状況は穏やかではないのだから。
「さっさと帰るぞ。」
フィオリアの言葉には触れず、シュルクは少しだけ歩く速度を速めた。
小屋に着くまで、もう口は開くまい。
そう思っていた。
それなのに……
「あの……怒ってる、よね…?」
この日に限って、フィオリアは言葉を重ねた。
「別に。」
できるだけ平坦な口調で答える。
「でも……」
「俺の気持ちなんて、お前には関係ないだろ。」
だめだと思うのに、だんだん口調に棘が混じってしまう。
頼むから、これ以上は何も言わないでくれ。
色んな感情が、もう喉元までせり上がってきているんだ。
どうにかして抑えているのだから、これ以上苛立ちを刺激しないでほしい。
「そう……かな……」
フィオリアは眉を下げる。
「だって、私と会わなければ、あなたは―――」
「いい加減にしろよ!!」
気付けば、怒鳴った後だった。
シュルクはくるりと振り返り、肩を縮こまらせているフィオリアを真正面から睨んだ。
いい加減、我慢も限界だ。
「何か言ったかと思ったら、ごめんなさいだの自分のせいだの……そこまで言うんだったら、責任取れるのかよ!?」
「そ、それは……」
「じゃあ何なんだよ!? 言っとくけどな、そんな風に謝ったって、満足するのはお前だけなんだからな!? なんにもできないくせに、謝るだけ謝ってはいおしまいってことなのか!?」
「ちが……」
「だったら―――」
「じゃあ、どうしたらよかったの!?」
ふいに大きく空気を揺らした叫び声。
それは、まるで別人のような声だった。
「謝るしか……ないじゃない。」
口をつぐんだシュルクに代わり、今度はフィオリアが口を開く。
「怖かった。物心ついた頃から、今までの前世の記憶があって、ずっと怖かった。あなたになんて……運命の相手になんて、本当は出会いたくなかった!!」
「―――っ!!」
フィオリアの言葉が、脳裏を激しく揺さぶる。
「でも、あなたと出会ってしまった。だから、どうしても助けたかった。なのに、結局こんなつらい思いをさせて……謝る以外、できることなんて…っ」
フィオリアが顔を覆う。
「私だって、もうやだよ。好きでこんな運命を繰り返してるわけじゃないのに……」
それは、胸を引き絞るかのような切なさに満ちた絶望で……
しん、と辺りが静まり返る。
「……先、帰ってろよ。」
先に背を向けたのはシュルクだった。
シュルクはフィオリアの横を通り過ぎ、また山の奥に分け入ってしまう。
そんなシュルクのことを、フィオリアは追うことも声をかけることもできずに、ただ見送るしかなかったのだった。
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