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【番外編3】伝説が生まれるまで
カウント13 会いたがっているのは―――
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オレはターニャの手を引き、大学から歩いて十五分ほどの位置にあるショッピングモールへと向かった。
ここは駅から近くて施設が充実しているし、一日では見きれないくらいに広い。
きっとターニャは行きたい場所を絞れないだろう思って、ここを目的地にすることはオレの中でほぼ決定事項だった。
初めて建物の中に足を踏み入れたターニャは、まるで遊園地に初めて来た子供のように目を輝かせていた。
そのあまりの浮かれようはさすがに周りから浮いてしまい、彼女に気付かれないように周囲の目をごまかすのは、少しばかり骨が折れた。
でも、心底楽しそうなターニャの顔を見ているとそんな苦労もなかったことにできるんだから、大概オレも単純な奴ですよね。
いくつかの店を回り、ターニャが様々な商品を手に取って悩ましげに眉を寄せる様子を傍で見守る。
そして、とりわけターニャが気に入ったらしい物をいくつか買ってやることにした。
ターニャは金は自分で出すと言って焦ったが、そこは強引に辞退しておいた。
単純にオレが何かを買ってあげたかったというのもあるけど、買った物を渡した時にターニャがする、申し訳ないと思いながらも嬉しそうな顔を見るのが面白かったのである。
映画館に行けば、大画面の迫力に気圧されてオレにしがみつく。
ゲームセンターに行けば、単純なゲームほどできなくてパニックになる。
向かった先々で百面相を見せるターニャに、オレは笑いのツボを刺激されてばかりだった。
おしゃれなカフェや雰囲気のあるレストランも出てこない、まるで高校生の遊びみたいな時間。
オレにとっては当たり前すぎる時間だったが、ターニャにとっては、そんな当たり前の一つ一つが輝いて見えるようだった。
一喜一憂しながら全身で楽しむ彼女を見ていると、そんな当たり前が実はものすごく幸せなことだったんだと感じられた。
「いやあ、買いすぎたね。」
「……すみません。」
両手に大量の袋をぶら下げることになったオレを見て、ターニャは申し訳なさそうに身を縮こまらせた。
「楽しかった?」
「はい。時間が過ぎるのがあっという間でした。」
名残惜しそうに眉を下げるターニャ。
そんな彼女にくすりと微笑み、オレはその頭を優しくなでる。
「次があるって。次は遊園地にでも行く?」
「―――っ!! い、行きたいです!!」
ぱっと顔を上げたターニャは、期待に満ちた表情でオレの腕を掴んだ。
「……やっと素直になった。」
ちょっと嬉しかった。
遠慮がちだったターニャがこんな風に即答で自分の望みを言えるようになったということは、オレは少しでも彼女の気持ちを和らげてあげられたということだろう。
心なしか、表情も以前より柔らかくなったように見える。
「あ…」
オレの言葉で自分の言動を思い返したのか、途端にターニャが顔を真っ赤にする。
こうして見ていると、宮殿にいる時のターニャの方が違和感だらけだ。
宮殿が彼女にもっと寛容的であれたなら、彼女だって普段からこうして色んな顔を見せられただろうに。
(……でも、ターニャのこんな顔を知ってるのはオレだけでいいかな。)
ふと、無意識にそんなことを思ってしまう自分がいた。
「オッケー。じゃ、今度空いてる日が見つかったら電話なりメールなりして。チケットを取っておくから。」
話しているうちに到着したドアを開き、オレは両手に持っていた荷物の三分の一をターニャに持たせた。
「一度で持って帰るのは大変だろうから、今日はこれだけ。残りは、授業の時に少しずつ持ってくる。じゃ、今日はオレも少し急いで帰るわ。こんな大荷物なのが見つかったら、周りから質問攻めにされちゃう。こんな美人と出かけてきましたーなんて、自慢できないでしょ?」
片目をつぶって調子よく言うと、ただでさえ赤かったターニャの顔がさらに赤くなる。
「あ、あの……」
「じゃあ、また今度ね。」
動揺しているターニャをあえて放置し、オレはくるりと踵を返した。
本当ならちょっとフォローしてあげた方がいいんだけど、ごめん。
今のオレは、笑いをこらえるので精一杯だ。
「待って!」
後ろから、大声で呼び止められる。
それに半身だけ振り向くと、ターニャが震える唇を必死に動かそうとしていた。
「こ、これ……」
ターニャが指し示したのは、朝にオレが被せた帽子。
「あー…」
そういえば、すっかり忘れていた。
「んー……あげる。いらないなら捨てて。」
元々、あれはターニャの目を隠すために持ってきたもの。
お気に入りと言うわけでもないし、捨てられたところでオレの心はちっとも傷つかない。
だけど……
「くれるんですか?」
「うん。」
さらりと頷いたオレに―――ターニャは、今日一番の笑顔を見せた。
「ありがとうございます。大事に、しますね。」
ぎゅっと帽子を握り、ターニャは照れ臭そうに小さな笑い声をあげた。
(それは、いくらなんでも……)
今度は、オレが頬を熱くする番だった。
別に、大事にしていた物ではなかった。
思い入れがあるわけでもなかった。
それなのに、そんなくだらない物をもらって、そこまで嬉しそうな顔をするなんて……
「今日は、本当にありがとうございました。」
ターニャはオレに頭を下げて、ドアの向こうへと消えていく。
「……マジかよ。」
立ち尽くしていたオレは、思わず片手で目を覆って頭上を仰いだ。
どうしてくれるんだ。
余裕ぶって去っていくのはオレの方だったはずなのに、何もかもあの笑顔に持っていかれてしまったじゃないか。
少しばかり悔しくて、なのに胸は馬鹿みたいに嬉しさで暴れている。
―――どうしてだろう。
一緒に過ごす時間が長くなれば長くなるほど、余裕がなくなっていくのはオレの方なんだ。
オレの言葉一つでターニャは面白いくらい転がされるのに、そんなターニャに振り回されるのはいつだってオレで。
「参ったな。大学を卒業したら、こんな風に会えなくなるのに……」
ターニャと出会ったからといって、教師への希望が揺れているわけではない。
オレはこの大学を卒業して、ここから離れたどこかで教壇に立つ。
宮殿とはほど遠い世界で生きていくのだ。
でも……その中でも、どうやったら彼女との繋がりを保てるだろうか、なんて。
そんなことを考え始めている自分がいた。
(ターニャに会いたがっているのは……もう、オレの方か。)
否応なしに、そのことを理解させられる。
この時のオレは、まだまだ浅はかだった。
今日のことがきっかけで、とんでもない連中に目をつけられることになる。
そんな未来を、全く予期せずにいられたのだから―――
ここは駅から近くて施設が充実しているし、一日では見きれないくらいに広い。
きっとターニャは行きたい場所を絞れないだろう思って、ここを目的地にすることはオレの中でほぼ決定事項だった。
初めて建物の中に足を踏み入れたターニャは、まるで遊園地に初めて来た子供のように目を輝かせていた。
そのあまりの浮かれようはさすがに周りから浮いてしまい、彼女に気付かれないように周囲の目をごまかすのは、少しばかり骨が折れた。
でも、心底楽しそうなターニャの顔を見ているとそんな苦労もなかったことにできるんだから、大概オレも単純な奴ですよね。
いくつかの店を回り、ターニャが様々な商品を手に取って悩ましげに眉を寄せる様子を傍で見守る。
そして、とりわけターニャが気に入ったらしい物をいくつか買ってやることにした。
ターニャは金は自分で出すと言って焦ったが、そこは強引に辞退しておいた。
単純にオレが何かを買ってあげたかったというのもあるけど、買った物を渡した時にターニャがする、申し訳ないと思いながらも嬉しそうな顔を見るのが面白かったのである。
映画館に行けば、大画面の迫力に気圧されてオレにしがみつく。
ゲームセンターに行けば、単純なゲームほどできなくてパニックになる。
向かった先々で百面相を見せるターニャに、オレは笑いのツボを刺激されてばかりだった。
おしゃれなカフェや雰囲気のあるレストランも出てこない、まるで高校生の遊びみたいな時間。
オレにとっては当たり前すぎる時間だったが、ターニャにとっては、そんな当たり前の一つ一つが輝いて見えるようだった。
一喜一憂しながら全身で楽しむ彼女を見ていると、そんな当たり前が実はものすごく幸せなことだったんだと感じられた。
「いやあ、買いすぎたね。」
「……すみません。」
両手に大量の袋をぶら下げることになったオレを見て、ターニャは申し訳なさそうに身を縮こまらせた。
「楽しかった?」
「はい。時間が過ぎるのがあっという間でした。」
名残惜しそうに眉を下げるターニャ。
そんな彼女にくすりと微笑み、オレはその頭を優しくなでる。
「次があるって。次は遊園地にでも行く?」
「―――っ!! い、行きたいです!!」
ぱっと顔を上げたターニャは、期待に満ちた表情でオレの腕を掴んだ。
「……やっと素直になった。」
ちょっと嬉しかった。
遠慮がちだったターニャがこんな風に即答で自分の望みを言えるようになったということは、オレは少しでも彼女の気持ちを和らげてあげられたということだろう。
心なしか、表情も以前より柔らかくなったように見える。
「あ…」
オレの言葉で自分の言動を思い返したのか、途端にターニャが顔を真っ赤にする。
こうして見ていると、宮殿にいる時のターニャの方が違和感だらけだ。
宮殿が彼女にもっと寛容的であれたなら、彼女だって普段からこうして色んな顔を見せられただろうに。
(……でも、ターニャのこんな顔を知ってるのはオレだけでいいかな。)
ふと、無意識にそんなことを思ってしまう自分がいた。
「オッケー。じゃ、今度空いてる日が見つかったら電話なりメールなりして。チケットを取っておくから。」
話しているうちに到着したドアを開き、オレは両手に持っていた荷物の三分の一をターニャに持たせた。
「一度で持って帰るのは大変だろうから、今日はこれだけ。残りは、授業の時に少しずつ持ってくる。じゃ、今日はオレも少し急いで帰るわ。こんな大荷物なのが見つかったら、周りから質問攻めにされちゃう。こんな美人と出かけてきましたーなんて、自慢できないでしょ?」
片目をつぶって調子よく言うと、ただでさえ赤かったターニャの顔がさらに赤くなる。
「あ、あの……」
「じゃあ、また今度ね。」
動揺しているターニャをあえて放置し、オレはくるりと踵を返した。
本当ならちょっとフォローしてあげた方がいいんだけど、ごめん。
今のオレは、笑いをこらえるので精一杯だ。
「待って!」
後ろから、大声で呼び止められる。
それに半身だけ振り向くと、ターニャが震える唇を必死に動かそうとしていた。
「こ、これ……」
ターニャが指し示したのは、朝にオレが被せた帽子。
「あー…」
そういえば、すっかり忘れていた。
「んー……あげる。いらないなら捨てて。」
元々、あれはターニャの目を隠すために持ってきたもの。
お気に入りと言うわけでもないし、捨てられたところでオレの心はちっとも傷つかない。
だけど……
「くれるんですか?」
「うん。」
さらりと頷いたオレに―――ターニャは、今日一番の笑顔を見せた。
「ありがとうございます。大事に、しますね。」
ぎゅっと帽子を握り、ターニャは照れ臭そうに小さな笑い声をあげた。
(それは、いくらなんでも……)
今度は、オレが頬を熱くする番だった。
別に、大事にしていた物ではなかった。
思い入れがあるわけでもなかった。
それなのに、そんなくだらない物をもらって、そこまで嬉しそうな顔をするなんて……
「今日は、本当にありがとうございました。」
ターニャはオレに頭を下げて、ドアの向こうへと消えていく。
「……マジかよ。」
立ち尽くしていたオレは、思わず片手で目を覆って頭上を仰いだ。
どうしてくれるんだ。
余裕ぶって去っていくのはオレの方だったはずなのに、何もかもあの笑顔に持っていかれてしまったじゃないか。
少しばかり悔しくて、なのに胸は馬鹿みたいに嬉しさで暴れている。
―――どうしてだろう。
一緒に過ごす時間が長くなれば長くなるほど、余裕がなくなっていくのはオレの方なんだ。
オレの言葉一つでターニャは面白いくらい転がされるのに、そんなターニャに振り回されるのはいつだってオレで。
「参ったな。大学を卒業したら、こんな風に会えなくなるのに……」
ターニャと出会ったからといって、教師への希望が揺れているわけではない。
オレはこの大学を卒業して、ここから離れたどこかで教壇に立つ。
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でも……その中でも、どうやったら彼女との繋がりを保てるだろうか、なんて。
そんなことを考え始めている自分がいた。
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否応なしに、そのことを理解させられる。
この時のオレは、まだまだ浅はかだった。
今日のことがきっかけで、とんでもない連中に目をつけられることになる。
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