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【番外編2】嵐との出会い
嵐は快晴へ 自分探しの旅を
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ディアラントと剣を交えるのは、これが二度目。
日が完全に落ちて淡い照明でしか照らされていない中庭で、おれは先ほどディアラントから受け取った剣を抜いた。
数回それを振って、その感覚に驚いてしまう。
初めて握った剣なのに、それはピッタリと手に馴染む。
おれが剣を振るわけでも、おれが剣に振り回されるわけでもなくて、まるで自分の腕と剣が一体化しているような感触だ。
「使いやすいでしょう?」
おれの向かいに立って剣を握るディアラントが、自慢げに胸を反らす。
「注文したのはお前でも、これを作ったのは職人だろうが。」
なんとなく素直に認めるのは面白くなくて、おれはそんなひねくれた言葉を投げた。
「はは、それもそうですね。」
ディアラントは不快感一つ出さず、その顔に笑みを浮かべる。
「じゃあ、行きますよ!」
踊るような足取りで、ディアラントが地を駆ける。
迫ってきたディアラントの剣を受けてその動きを止め、おれはディアラントのことを半目で見据えた。
「お前なぁ、手加減してんのがモロバレだぞ。」
「だって、オレが本気を出したらすぐに終わっちゃうから、つまらないですもん。」
「そりゃあ、そうかもしれねぇけどさ!」
ディアラントの剣を大きく払い、おれはできる限り間を置かずにディアラントへと切りかかる。
ディアラントの動きを頭で捉えようとはせずに、ただ感じたまま、右手が動くままに剣を振るった。
今まではおれも手加減をしてやる側だったが、こいつ相手に手加減も気遣いもいらないのは分かっている。
だから、今出せる全力を、そして飾らない等身大の自分をぶつける。
「先輩、変わりましたね。」
ディアラントの口から、意外そうな声が漏れる。
「そうか?」
「はい。今まであった迷いがなくなってます。今、自分の剣が生む流れに逆らおうとは思ってないでしょう?」
「おれにはよく分かんねぇけど、お前が言うならそうなんじゃないか?」
「……本当は、分かってるくせに。」
くすりと笑い声を零したディアラントが、おれの剣を受けたと同時に手首を捻る。
二年ぶりの感覚だ。
自分の力の主導権が、一瞬で奪われる感覚。
だが、おれにだって少しくらい意地があるのだ。
二度も同じ手は食ってやらない。
おれは途中まではディアラントの力に逆らわないように自分の力を調整し、彼の剣とおれの剣が離れたと同時に身を翻した。
「ほらね?」
胴に向かって薙ぎ払われたおれの剣を圧巻の反射神経で受け止め、ディアラントは言う。
「二年前は、ここで終わりました。あの時はこうなる寸前に、迷いのせいで先輩の剣がぶれてたんです。でも、今はそれがない。先輩の剣の腕は、確実に上がってますよ。……ってことで、少しレベルアップです。頑張ってさばいてくださいね!」
「!!」
その言葉を皮切りに、ディアラントの動きが数倍も速くなる。
真正面からの一撃目をなんとか受けると、次の瞬間にはディアラントの姿がそこになかった。
慌てて勘だけで背後を振り返れば、斜め下方向から迫ってくる銀色の軌跡が。
さすがにこれを受け止めるのは無理なので、おれはその場から大きく飛び退き、ディアラントとの距離を取る。
しかし、おれに体勢を整えさせる隙すらも与えない速さで、ディアラントがすぐに地面を蹴った。
ディアラントの剣は、上下左右のどこからでも襲ってきた。
嵐のような攻撃に翻弄されながらも、おれは必死にそれを受け続ける。
もう、論理的な思考なんて役に立たない。
五感で得られた情報が、脳を経由せず直接右手を動かすような。
そんな不思議で現実離れした心地よい感覚の中に、おれはいた。
「よかった。楽しそうで。」
ふいにディアラントがそう呟き、おれから大きく離れて剣を休めた。
それでようやく息をつくことができ、おれは思わず座り込みそうになった足を何とか支える。
少しうつむくと、こめかみ辺りからいくつもの汗が流れてきた。
「先輩! あの時の質問、もう一回させてもらってもいいですか?」
汗を拭うおれに向かって、変わらず涼しい顔のままのディアラントが大声を張り上げた。
「先輩、剣が好きでしょう?」
投げかけられたのは、あの時おれに大きな衝撃をもたらした問いだ。
なるほど。
こいつが言った〝もう一声〟とは、こういうことか。
「好きじゃない!」
おれは大して悩まずに答える。
「ええーっ!?」
「でも!」
どこか傷ついたような表情で叫ぶディアラントに、おれはにやりと笑ってやった。
「とりあえず、嫌いでもねぇみたいだ。」
素直な気持ちを伝える。
楽しそうでよかった、と。
ディアラントはそう言った。
それは認めよう。
確かにおれは今、ディアラントと剣を交えることを楽しんでいるように思える。
そして、こんな風にディアラントとのやり取りを楽しめるということは、きっと死ぬほど剣が嫌いというわけではないのだろう。
お袋の期待を背負うがままに剣の腕を鍛え続けてこられたのも、剣を振ること自体は苦痛ではなかったから。
だが、好きかどうかはまだ分からない。
それは、これから突き詰めていくつもりだ。
『金はちゃんと入れてやるよ。だから、素直な気持ちで剣と向き合わせてくれ。』
ドラゴン殲滅部隊への異動が決まったあの日、お袋にそう伝えた。
対するお袋は、おれが第三特級部隊から左遷部隊と名高いドラゴン殲滅部隊に異動となったことに、ひどく取り乱した。
なんのために育ててきたと思っているんだ。
まだ見返りをもらっていないのに。
息子のおれでも呆気に取られるような本音を撒き散らしながら、好きなようにおれをなじったもんだ。
そして、それを聞いたおれは不思議とすっきりしたのだ。
しばらくはお袋もおれの声など聞きたくないだろうし、おれも自分からお袋に連絡を取るつもりはない。
一方の親父は、おれがある意味お袋を突き放すような選択をしたことに、心底ほっとしたようだった。
お袋のことは自分に任せて、おれはおれの好きなようにやれとのことだ。
親父も相当なお人好しだよな。
まあ、親父がおれのことを想ってそう言ってくれたのは分かっているので、おれも自分の心に何かを見出だせるまでは、親父の好意に甘えてしまおうと思っている。
環境は整った。
だからあとは、おれがおれ自身と向き合っていけばいい。
この、危機管理能力皆無の隊長を支えながら。
そして、圧倒的な強さを持った隊長や背中を押してくれたジョーたちに支えられながら。
「先輩……」
ディアラントは目を零れんばかりに大きく見開き、そして次に、心から嬉しそうな表情をたたえた。
「今のところは、それで合格にしといてあげます。でも、まだ納得はしませんよ? オレの剣に対する目は正確なんです。いつか、ちゃんと先輩に認めさせてあげますよ。先輩は剣が好きなんだって。」
「やってみろよ、隊長さんよ。」
挑戦的に言ってやり、おれはもう一度剣を構えた。
なんだってこいつは、おれの変化を自分のことのように喜ぶんだか……
何度向き合っても、こいつに関しては理解できないことばかりだ。
だからこそ、おれはこいつに惹かれたのかもしれない。
さあ、始めようか。
今さらだが、自分探しの旅を。
これから踏み出す一歩の先には、やたらと重い役職と責任がのしかかってくるが、それもいいだろう。
納得していなかったらしい過去を潰すには、これくらいハチャメチャな未来がちょうどいいのだ。
おれはディアラントに向かって、剣を手にして走り出す。
その一歩は、これまでの人生の中で一番軽くて、そして一番大きな一歩だった。
〈嵐との出会い END〉
日が完全に落ちて淡い照明でしか照らされていない中庭で、おれは先ほどディアラントから受け取った剣を抜いた。
数回それを振って、その感覚に驚いてしまう。
初めて握った剣なのに、それはピッタリと手に馴染む。
おれが剣を振るわけでも、おれが剣に振り回されるわけでもなくて、まるで自分の腕と剣が一体化しているような感触だ。
「使いやすいでしょう?」
おれの向かいに立って剣を握るディアラントが、自慢げに胸を反らす。
「注文したのはお前でも、これを作ったのは職人だろうが。」
なんとなく素直に認めるのは面白くなくて、おれはそんなひねくれた言葉を投げた。
「はは、それもそうですね。」
ディアラントは不快感一つ出さず、その顔に笑みを浮かべる。
「じゃあ、行きますよ!」
踊るような足取りで、ディアラントが地を駆ける。
迫ってきたディアラントの剣を受けてその動きを止め、おれはディアラントのことを半目で見据えた。
「お前なぁ、手加減してんのがモロバレだぞ。」
「だって、オレが本気を出したらすぐに終わっちゃうから、つまらないですもん。」
「そりゃあ、そうかもしれねぇけどさ!」
ディアラントの剣を大きく払い、おれはできる限り間を置かずにディアラントへと切りかかる。
ディアラントの動きを頭で捉えようとはせずに、ただ感じたまま、右手が動くままに剣を振るった。
今まではおれも手加減をしてやる側だったが、こいつ相手に手加減も気遣いもいらないのは分かっている。
だから、今出せる全力を、そして飾らない等身大の自分をぶつける。
「先輩、変わりましたね。」
ディアラントの口から、意外そうな声が漏れる。
「そうか?」
「はい。今まであった迷いがなくなってます。今、自分の剣が生む流れに逆らおうとは思ってないでしょう?」
「おれにはよく分かんねぇけど、お前が言うならそうなんじゃないか?」
「……本当は、分かってるくせに。」
くすりと笑い声を零したディアラントが、おれの剣を受けたと同時に手首を捻る。
二年ぶりの感覚だ。
自分の力の主導権が、一瞬で奪われる感覚。
だが、おれにだって少しくらい意地があるのだ。
二度も同じ手は食ってやらない。
おれは途中まではディアラントの力に逆らわないように自分の力を調整し、彼の剣とおれの剣が離れたと同時に身を翻した。
「ほらね?」
胴に向かって薙ぎ払われたおれの剣を圧巻の反射神経で受け止め、ディアラントは言う。
「二年前は、ここで終わりました。あの時はこうなる寸前に、迷いのせいで先輩の剣がぶれてたんです。でも、今はそれがない。先輩の剣の腕は、確実に上がってますよ。……ってことで、少しレベルアップです。頑張ってさばいてくださいね!」
「!!」
その言葉を皮切りに、ディアラントの動きが数倍も速くなる。
真正面からの一撃目をなんとか受けると、次の瞬間にはディアラントの姿がそこになかった。
慌てて勘だけで背後を振り返れば、斜め下方向から迫ってくる銀色の軌跡が。
さすがにこれを受け止めるのは無理なので、おれはその場から大きく飛び退き、ディアラントとの距離を取る。
しかし、おれに体勢を整えさせる隙すらも与えない速さで、ディアラントがすぐに地面を蹴った。
ディアラントの剣は、上下左右のどこからでも襲ってきた。
嵐のような攻撃に翻弄されながらも、おれは必死にそれを受け続ける。
もう、論理的な思考なんて役に立たない。
五感で得られた情報が、脳を経由せず直接右手を動かすような。
そんな不思議で現実離れした心地よい感覚の中に、おれはいた。
「よかった。楽しそうで。」
ふいにディアラントがそう呟き、おれから大きく離れて剣を休めた。
それでようやく息をつくことができ、おれは思わず座り込みそうになった足を何とか支える。
少しうつむくと、こめかみ辺りからいくつもの汗が流れてきた。
「先輩! あの時の質問、もう一回させてもらってもいいですか?」
汗を拭うおれに向かって、変わらず涼しい顔のままのディアラントが大声を張り上げた。
「先輩、剣が好きでしょう?」
投げかけられたのは、あの時おれに大きな衝撃をもたらした問いだ。
なるほど。
こいつが言った〝もう一声〟とは、こういうことか。
「好きじゃない!」
おれは大して悩まずに答える。
「ええーっ!?」
「でも!」
どこか傷ついたような表情で叫ぶディアラントに、おれはにやりと笑ってやった。
「とりあえず、嫌いでもねぇみたいだ。」
素直な気持ちを伝える。
楽しそうでよかった、と。
ディアラントはそう言った。
それは認めよう。
確かにおれは今、ディアラントと剣を交えることを楽しんでいるように思える。
そして、こんな風にディアラントとのやり取りを楽しめるということは、きっと死ぬほど剣が嫌いというわけではないのだろう。
お袋の期待を背負うがままに剣の腕を鍛え続けてこられたのも、剣を振ること自体は苦痛ではなかったから。
だが、好きかどうかはまだ分からない。
それは、これから突き詰めていくつもりだ。
『金はちゃんと入れてやるよ。だから、素直な気持ちで剣と向き合わせてくれ。』
ドラゴン殲滅部隊への異動が決まったあの日、お袋にそう伝えた。
対するお袋は、おれが第三特級部隊から左遷部隊と名高いドラゴン殲滅部隊に異動となったことに、ひどく取り乱した。
なんのために育ててきたと思っているんだ。
まだ見返りをもらっていないのに。
息子のおれでも呆気に取られるような本音を撒き散らしながら、好きなようにおれをなじったもんだ。
そして、それを聞いたおれは不思議とすっきりしたのだ。
しばらくはお袋もおれの声など聞きたくないだろうし、おれも自分からお袋に連絡を取るつもりはない。
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お袋のことは自分に任せて、おれはおれの好きなようにやれとのことだ。
親父も相当なお人好しだよな。
まあ、親父がおれのことを想ってそう言ってくれたのは分かっているので、おれも自分の心に何かを見出だせるまでは、親父の好意に甘えてしまおうと思っている。
環境は整った。
だからあとは、おれがおれ自身と向き合っていけばいい。
この、危機管理能力皆無の隊長を支えながら。
そして、圧倒的な強さを持った隊長や背中を押してくれたジョーたちに支えられながら。
「先輩……」
ディアラントは目を零れんばかりに大きく見開き、そして次に、心から嬉しそうな表情をたたえた。
「今のところは、それで合格にしといてあげます。でも、まだ納得はしませんよ? オレの剣に対する目は正確なんです。いつか、ちゃんと先輩に認めさせてあげますよ。先輩は剣が好きなんだって。」
「やってみろよ、隊長さんよ。」
挑戦的に言ってやり、おれはもう一度剣を構えた。
なんだってこいつは、おれの変化を自分のことのように喜ぶんだか……
何度向き合っても、こいつに関しては理解できないことばかりだ。
だからこそ、おれはこいつに惹かれたのかもしれない。
さあ、始めようか。
今さらだが、自分探しの旅を。
これから踏み出す一歩の先には、やたらと重い役職と責任がのしかかってくるが、それもいいだろう。
納得していなかったらしい過去を潰すには、これくらいハチャメチャな未来がちょうどいいのだ。
おれはディアラントに向かって、剣を手にして走り出す。
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