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第5章 人々の裏表
神官といえども……
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大会二日目の試合を全て終え、メディアが取り上げる話題は、すでに来週の試合一色だった。
なんといってもその話題の中心は、目を瞠る圧勝劇を見せたディアラントとキリハの二人にあった。
ディアラントはある程度相手にも花を持たせるのだが、途中からお怒りモードで突っ走っていたキリハが、そんなことにまで気が回るわけがなかった。
その結果、キリハはいつの間にか、試合終了までの歴代最短記録を更新してしまっていた。
ふと我に返って自分の行動を悔やむも時は遅く、それまでの記録保持者だったディアラントには大声で笑われてしまった。
とはいえ、キリハが対戦相手に手を抜かれていることは、ディアラントを始めとしたドラゴン殲滅部隊の面々の目にも明らかだったようだ。
そんな彼らから笑われながらも慰められるという、なんとも不思議な体験をしたキリハだった。
さて、そんなこんなで不覚にも国民の期待に大きく応えてしまった後だ。
当然、マスコミがそう簡単に諦めるはずもない。
試合終了後からしばらくは、会場の外に多くのテレビカメラと野次馬がたむろし、キリハやディアラントを捕まえようと必死だった。
本当は軍事目的以外で使うことはよくないのだが、これはもう仕方ない。
いくら待っても消える気配のない人々に溜め息をついたディアラントの指示の下、キリハたちは地下高速道路を使って宮殿本部へと戻ることとなった。
苦肉の策だと言っていたくせに、地下にばっちりと車が回されていたのを見ると、これは毎年の光景なのだろう。
誰にも見られないことが保証されているので、キリハはようやくそこで一息をつけたのだった。
「ターニャ、いるー?」
宮殿本部に戻り、来週の警備について話し合うというディアラントたちと別れたキリハは、まっすぐにターニャの執務室に向かった。
「いますよ。どうぞ入ってください。」
中から静かな声が聞こえてきたので、キリハは言われたとおりにドアを開けて執務室の中へと入った。
机に座っているターニャと目を合わせ、ふと違和感を抱いて部屋中をくるくると見回す。
「あれ? フールがいないね。」
いつもいるはずの姿がないので訊ねると、ターニャは微かに苦笑のような表情を浮かべた。
「フールは気まぐれですからね。いつも私と一緒、というわけではないのですよ。」
「あれ? そうなの?」
「ええ。あなたが《焔乱舞》に選ばれるまでは、ここにいないこともしょっちゅうでした。それより、剣を受け取りに来たのでしょう? そこのテーブルの上にありますよ。」
ターニャが示した先には、布に包まれた剣が置いてある。
「あ、そうそう。」
ここに来た目的を思い出し、キリハはテーブルの剣を取り上げた。
昨日の夜に出した対ドラゴン用の剣のメンテナンスが終わったとの連絡を受けて、それを取りに来たのだ。
自分よりも先に帰ってきていたルカたちは、すでに剣を受け取った後のようだ。
「ごめん、待たせちゃった?」
訊ねると、ターニャは静かに首を振った。
「いいえ。私も仕事が溜まっていたので、ちょうどよかったです。こういう行事に参加していると、その間に目を通さなければならないメールが大量に溜まってしまうので。」
そう言いながらパソコンから目を離さずにキーボードを叩き続けるターニャは、見るからに忙しそうである。
「なんか、いつものことだけど大変そうだね……」
果たしてあれは、人間一人分の労働量なのだろうか。
そう思ってしまうキリハだったが、対するターニャはまたもや首を横に振る。
「いいのです。これは、私が決めた生き方ですから。」
ターニャの声に揺るぎはない。
きっと強がりでもなんでもなく、純粋にそう思っているのだろう。
「そっか。すごいね。きっと、ターニャがそうやって頑張ってるから、みんなターニャについていくんだね。」
どんな時も冷静さを欠かさないターニャに、最初こそ反感を覚えた時もあった。
しかし今は、そんな彼女だからこそ、宮殿本部の皆を引っ張ってこられたのだと分かる。
ドラゴンが初めて出現した時も、自分がジェラルドたちに脅された時も、彼女は徹底した冷静さで窮地を救った。
ターニャが冷静さを保てずに動揺ばかりしているような人間だったら、きっとドラゴン討伐もここまで順調には進んでいなかったと思う。
「買いかぶりすぎですよ。」
「そうかなぁ?」
謙遜するターニャにキリハは笑う。
そんなキリハに。
「……キリハさん。」
ふと手を止めてキリハを見つめていたターニャは、囁くような声でそう呼びかけた。
「何?」
「少し……近くに来てくれませんか?」
下をうつむき、ターニャはそんなことを頼んでくる。
「どうしたの? 具合でも悪い?」
急に声の調子も肩も落としたターニャが心配になったキリハは、駆け足でその傍に駆け寄った。
間近からその顔を覗き込むと、顔を上げたターニャの驚愕した表情と目が合う。
「え…? どうしたの?」
「いえ……本当に来てくれるんですね。」
「え…? だって、近くに来てほしいって言ったじゃん。」
「………」
「あれ…?」
なんだ、この微妙な沈黙は。
戸惑って固まるキリハ。
すると。
「……ふふっ。」
キリハの顔をじっと見つめていたターニャが、ふいに笑い声を漏らした。
そのまま小さく笑い出すターニャに、キリハはますます事態が掴めなくなる。
「え? なに? どうしたの?」
「いえ……すみません……」
少しの間笑い、ターニャは細く息を吐いた。
「普通は、近くに来てくれと頼んでも、ここまでは近づいてはこないのですよ。」
「え? なんで?」
「私が神官だからなのと……やっぱり、私も竜使いだからでしょうね。」
ターニャの声に混じるのは、微かな寂しさだ。
「そっか…。つい忘れそうになるけど、ターニャってこの国で一番偉いんだよね。」
レイミヤの孤児院に、初めてターニャが訪れた時のことを思い出す。
確かにあの時は、自分に宮殿関係者が訪ねてきたと聞いて、天地がひっくり返るような気持ちになったものだ。
あの後フィロアに移動する時には、ターニャと車に二人きりで押し込められて、もう二度とこんなシチュエーションはごめんだと思った記憶がある。
「ごめん。俺、最初はターニャにかなり失礼だったよね。」
「……え?」
キリハの言葉に、きょとんとするターニャ。
「だってさ……」
ターニャの机に腰を預け、キリハは口を開く。
「いくら立場が特別だからって、別に心までが特別なわけじゃないんだもん。竜使いとして差別されるんじゃなくても、偉い人だからって遠巻きにされてたら、結局寂しいよね。……なーんて。俺も焔のせいで一悶着あって、ようやく気付いたことなんだけどさ。」
一面的な事実や特別な立場だけで遠巻きにされたり、逆に囃し立てられたり。
それは上辺だけをなぞったものでしかなくて、決して自分の心と向き合ってくれたからの態度ではない。
そんなもので好意を寄せらせたとしても、話題の風化と共に関心が離れていくのなら、胸に残るのは虚しさだけだ。
注目されることの苦さを知った今なら、なんとなくターニャの気持ちも察せられるような気がする。
「普通の人に言ったら、正気を疑われそうなセリフですね。」
「その普通の人たちはターニャのことを知らないんだから、好きに言わせとけばいいの。それとも、ターニャはこういうの嫌い?」
「いいえ。」
少しも間を置かない返答に、キリハは思わず目を見開いてしまった。
「いいえ。嬉しいです。」
そう言って心底嬉しそうに笑うターニャは、ほころぶ花のように可憐で、息を飲むほどに綺麗だった。
「ん。ならよかった。」
ターニャの笑顔を受けて、キリハも笑みを深める。
「もしかして、俺が近くに来てくれるか試したくて呼んだの?」
冗談交じりに訊いてみる。
すると。
「……いいえ。」
何故か、ターニャが表情を一瞬で曇らせてしまった。
「その……近くに来てほしかったのは、本当なんです……」
そっと手を伸ばし、ターニャはキリハの腕を掴んだ。
「………ごめんなさい。」
小さく。
本当に小さく。
囁くようにその口から零れたのは、謝罪の言葉だった。
なんといってもその話題の中心は、目を瞠る圧勝劇を見せたディアラントとキリハの二人にあった。
ディアラントはある程度相手にも花を持たせるのだが、途中からお怒りモードで突っ走っていたキリハが、そんなことにまで気が回るわけがなかった。
その結果、キリハはいつの間にか、試合終了までの歴代最短記録を更新してしまっていた。
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試合終了後からしばらくは、会場の外に多くのテレビカメラと野次馬がたむろし、キリハやディアラントを捕まえようと必死だった。
本当は軍事目的以外で使うことはよくないのだが、これはもう仕方ない。
いくら待っても消える気配のない人々に溜め息をついたディアラントの指示の下、キリハたちは地下高速道路を使って宮殿本部へと戻ることとなった。
苦肉の策だと言っていたくせに、地下にばっちりと車が回されていたのを見ると、これは毎年の光景なのだろう。
誰にも見られないことが保証されているので、キリハはようやくそこで一息をつけたのだった。
「ターニャ、いるー?」
宮殿本部に戻り、来週の警備について話し合うというディアラントたちと別れたキリハは、まっすぐにターニャの執務室に向かった。
「いますよ。どうぞ入ってください。」
中から静かな声が聞こえてきたので、キリハは言われたとおりにドアを開けて執務室の中へと入った。
机に座っているターニャと目を合わせ、ふと違和感を抱いて部屋中をくるくると見回す。
「あれ? フールがいないね。」
いつもいるはずの姿がないので訊ねると、ターニャは微かに苦笑のような表情を浮かべた。
「フールは気まぐれですからね。いつも私と一緒、というわけではないのですよ。」
「あれ? そうなの?」
「ええ。あなたが《焔乱舞》に選ばれるまでは、ここにいないこともしょっちゅうでした。それより、剣を受け取りに来たのでしょう? そこのテーブルの上にありますよ。」
ターニャが示した先には、布に包まれた剣が置いてある。
「あ、そうそう。」
ここに来た目的を思い出し、キリハはテーブルの剣を取り上げた。
昨日の夜に出した対ドラゴン用の剣のメンテナンスが終わったとの連絡を受けて、それを取りに来たのだ。
自分よりも先に帰ってきていたルカたちは、すでに剣を受け取った後のようだ。
「ごめん、待たせちゃった?」
訊ねると、ターニャは静かに首を振った。
「いいえ。私も仕事が溜まっていたので、ちょうどよかったです。こういう行事に参加していると、その間に目を通さなければならないメールが大量に溜まってしまうので。」
そう言いながらパソコンから目を離さずにキーボードを叩き続けるターニャは、見るからに忙しそうである。
「なんか、いつものことだけど大変そうだね……」
果たしてあれは、人間一人分の労働量なのだろうか。
そう思ってしまうキリハだったが、対するターニャはまたもや首を横に振る。
「いいのです。これは、私が決めた生き方ですから。」
ターニャの声に揺るぎはない。
きっと強がりでもなんでもなく、純粋にそう思っているのだろう。
「そっか。すごいね。きっと、ターニャがそうやって頑張ってるから、みんなターニャについていくんだね。」
どんな時も冷静さを欠かさないターニャに、最初こそ反感を覚えた時もあった。
しかし今は、そんな彼女だからこそ、宮殿本部の皆を引っ張ってこられたのだと分かる。
ドラゴンが初めて出現した時も、自分がジェラルドたちに脅された時も、彼女は徹底した冷静さで窮地を救った。
ターニャが冷静さを保てずに動揺ばかりしているような人間だったら、きっとドラゴン討伐もここまで順調には進んでいなかったと思う。
「買いかぶりすぎですよ。」
「そうかなぁ?」
謙遜するターニャにキリハは笑う。
そんなキリハに。
「……キリハさん。」
ふと手を止めてキリハを見つめていたターニャは、囁くような声でそう呼びかけた。
「何?」
「少し……近くに来てくれませんか?」
下をうつむき、ターニャはそんなことを頼んでくる。
「どうしたの? 具合でも悪い?」
急に声の調子も肩も落としたターニャが心配になったキリハは、駆け足でその傍に駆け寄った。
間近からその顔を覗き込むと、顔を上げたターニャの驚愕した表情と目が合う。
「え…? どうしたの?」
「いえ……本当に来てくれるんですね。」
「え…? だって、近くに来てほしいって言ったじゃん。」
「………」
「あれ…?」
なんだ、この微妙な沈黙は。
戸惑って固まるキリハ。
すると。
「……ふふっ。」
キリハの顔をじっと見つめていたターニャが、ふいに笑い声を漏らした。
そのまま小さく笑い出すターニャに、キリハはますます事態が掴めなくなる。
「え? なに? どうしたの?」
「いえ……すみません……」
少しの間笑い、ターニャは細く息を吐いた。
「普通は、近くに来てくれと頼んでも、ここまでは近づいてはこないのですよ。」
「え? なんで?」
「私が神官だからなのと……やっぱり、私も竜使いだからでしょうね。」
ターニャの声に混じるのは、微かな寂しさだ。
「そっか…。つい忘れそうになるけど、ターニャってこの国で一番偉いんだよね。」
レイミヤの孤児院に、初めてターニャが訪れた時のことを思い出す。
確かにあの時は、自分に宮殿関係者が訪ねてきたと聞いて、天地がひっくり返るような気持ちになったものだ。
あの後フィロアに移動する時には、ターニャと車に二人きりで押し込められて、もう二度とこんなシチュエーションはごめんだと思った記憶がある。
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「……え?」
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一面的な事実や特別な立場だけで遠巻きにされたり、逆に囃し立てられたり。
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そんなもので好意を寄せらせたとしても、話題の風化と共に関心が離れていくのなら、胸に残るのは虚しさだけだ。
注目されることの苦さを知った今なら、なんとなくターニャの気持ちも察せられるような気がする。
「普通の人に言ったら、正気を疑われそうなセリフですね。」
「その普通の人たちはターニャのことを知らないんだから、好きに言わせとけばいいの。それとも、ターニャはこういうの嫌い?」
「いいえ。」
少しも間を置かない返答に、キリハは思わず目を見開いてしまった。
「いいえ。嬉しいです。」
そう言って心底嬉しそうに笑うターニャは、ほころぶ花のように可憐で、息を飲むほどに綺麗だった。
「ん。ならよかった。」
ターニャの笑顔を受けて、キリハも笑みを深める。
「もしかして、俺が近くに来てくれるか試したくて呼んだの?」
冗談交じりに訊いてみる。
すると。
「……いいえ。」
何故か、ターニャが表情を一瞬で曇らせてしまった。
「その……近くに来てほしかったのは、本当なんです……」
そっと手を伸ばし、ターニャはキリハの腕を掴んだ。
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