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6、千葉県 銚子さんまマラソン
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ふがー!きっ、きつい…。もう無理・・・(≧◇≦)
また、いつものように自宅でマラソン大会を検索していたらある大会が目に留まった。ん?「銚子さんまマラソン」?なんだこれ?大会概要を見ると、走った後は炭火焼サンマの無料配布!? 私は1秒で決断した。これは行くっきゃない(*^▽^*) じゅるる~。想像だけでよだれが出る。
場所は千葉県の銚子。サンマ!サンマ!!しかも11月なので最高の季節やんけ!私はワクワクして準備をした。
そして、本番前日。バスで2時間、銚子に降り立ちマックで時間を潰す。実はうっかりしてホテルの予約が遅れてしまいどこも空いておらずヤバイ!どーしよーだったが、廃校になった高校を宿泊施設として再利用してるところがあったので、そこにしたのだ。しかもタクシーの送迎つき。到着した時は日が暮れていた。案内された部屋は元々4人の相部屋だったが、私一人!うわー、めっちゃ広い。いつもはベッドにダイブだがここでは畳ごろごろ。
お風呂も広くて貸し切り状態。しかし、明日足がどんなことになるのかをまだこの時は知らない。
そして、マラソン大会当日。窓を開けると天気は晴れ。いい気温だ。最高のマラソン日和。気合120%!で会場に向かった。さーて、いよいよスタートの時間だ。サンマ待っててね!スタート!
ざざーん、ざぱーんと海が波打っている。海を見ながら、波の音を聞きながら、潮の香りを嗅ぎながら走るのはとても気持ちがいい。銚子は何と言っても犬吠埼灯台。走りながら観光名所も見れるという一石二鳥だ。青い空に白い犬吠埼灯台がどーんと現れ、港町ならではの壮大な景色に感銘した。しかし、気持ちいいのはここまで。ここからが地獄の始まりだった。灯台の次は町中に入って行くのだが・・・ん?なんだこの坂は!? これ登るんかい!えらい角度だな。私は一気に駆け上った。
もっもう、駄目・・・。(*_*;。
折り返し地点を回った時、私は心でマジ無理、もう無理と連呼した。
坂道を上がったり下ったりそもそも、坂道の特訓をやってなかった私がいけないのだが、もう足ががくがくだ。ストレッチしながら走る。
ひい、ひい、走ったり、しれっと歩いたり残り10キロが果てしなく遠い・・・
もう心も疲労困憊してた時、前から「頑張ってください」と声がした。顔を上げると、ボランティア中学生くらいの子たちが道の真ん中に縦1列に並んで右手を差し出している。
これは、伊達の里桃マラソンでもあったハイタッチではないか!恐らくゾンビのような顔をしてたのだろうが、思わず顔がほころぶのが自分でも分かった。ハイタッチを次々やり気が付くとさっきまで疲労困憊だった私の足が動いていた。じーん(:_;) ハイタッチパワーをもらい、一歩一歩進んでいく。残り4キロ地点。でもまだまだ。
その時前からゾロゾロ人が歩いて来るのが見えた。何と、この人たちはもうゴールして帰っていくランナーだったのである。私とすれ違う時「もう少しですよ」「がんばれ!」「サンマが待ってますよ」と声をかけてくれ応援してくれた。またまたじーん。(:_;)。ぬおー、ちょっとずつ距離を縮め、やっとゴール!
あっ、足が・・・。見るとサンマの行列が見えた。ホントは休みたいが無くなってしまたら元もこうもない。
もう気力で列に並ぶ。そして、お待ちかねのサンマをゲットだぜ!とにかく片隅にいき大根おろしを食べながら
サンマを一口。 美味しいー!Σ(・ω・ノ)ノ! 程よい醤油と塩気のサンマはとてつもなく美味しかった。
あー、ほっこり。
その後、帰りのバスで階段が登れず(マジです)ふがー!っと気合で上がったり、帰りの電車では爆睡してた。
でも、全てひっくるめて楽しかった。
銚子の皆様、ハイタッチの学生の皆様、応援してくれたランナーの皆様、そしてサンマ様、ほっこり、じんわりをありがとうございます。
また、いつものように自宅でマラソン大会を検索していたらある大会が目に留まった。ん?「銚子さんまマラソン」?なんだこれ?大会概要を見ると、走った後は炭火焼サンマの無料配布!? 私は1秒で決断した。これは行くっきゃない(*^▽^*) じゅるる~。想像だけでよだれが出る。
場所は千葉県の銚子。サンマ!サンマ!!しかも11月なので最高の季節やんけ!私はワクワクして準備をした。
そして、本番前日。バスで2時間、銚子に降り立ちマックで時間を潰す。実はうっかりしてホテルの予約が遅れてしまいどこも空いておらずヤバイ!どーしよーだったが、廃校になった高校を宿泊施設として再利用してるところがあったので、そこにしたのだ。しかもタクシーの送迎つき。到着した時は日が暮れていた。案内された部屋は元々4人の相部屋だったが、私一人!うわー、めっちゃ広い。いつもはベッドにダイブだがここでは畳ごろごろ。
お風呂も広くて貸し切り状態。しかし、明日足がどんなことになるのかをまだこの時は知らない。
そして、マラソン大会当日。窓を開けると天気は晴れ。いい気温だ。最高のマラソン日和。気合120%!で会場に向かった。さーて、いよいよスタートの時間だ。サンマ待っててね!スタート!
ざざーん、ざぱーんと海が波打っている。海を見ながら、波の音を聞きながら、潮の香りを嗅ぎながら走るのはとても気持ちがいい。銚子は何と言っても犬吠埼灯台。走りながら観光名所も見れるという一石二鳥だ。青い空に白い犬吠埼灯台がどーんと現れ、港町ならではの壮大な景色に感銘した。しかし、気持ちいいのはここまで。ここからが地獄の始まりだった。灯台の次は町中に入って行くのだが・・・ん?なんだこの坂は!? これ登るんかい!えらい角度だな。私は一気に駆け上った。
もっもう、駄目・・・。(*_*;。
折り返し地点を回った時、私は心でマジ無理、もう無理と連呼した。
坂道を上がったり下ったりそもそも、坂道の特訓をやってなかった私がいけないのだが、もう足ががくがくだ。ストレッチしながら走る。
ひい、ひい、走ったり、しれっと歩いたり残り10キロが果てしなく遠い・・・
もう心も疲労困憊してた時、前から「頑張ってください」と声がした。顔を上げると、ボランティア中学生くらいの子たちが道の真ん中に縦1列に並んで右手を差し出している。
これは、伊達の里桃マラソンでもあったハイタッチではないか!恐らくゾンビのような顔をしてたのだろうが、思わず顔がほころぶのが自分でも分かった。ハイタッチを次々やり気が付くとさっきまで疲労困憊だった私の足が動いていた。じーん(:_;) ハイタッチパワーをもらい、一歩一歩進んでいく。残り4キロ地点。でもまだまだ。
その時前からゾロゾロ人が歩いて来るのが見えた。何と、この人たちはもうゴールして帰っていくランナーだったのである。私とすれ違う時「もう少しですよ」「がんばれ!」「サンマが待ってますよ」と声をかけてくれ応援してくれた。またまたじーん。(:_;)。ぬおー、ちょっとずつ距離を縮め、やっとゴール!
あっ、足が・・・。見るとサンマの行列が見えた。ホントは休みたいが無くなってしまたら元もこうもない。
もう気力で列に並ぶ。そして、お待ちかねのサンマをゲットだぜ!とにかく片隅にいき大根おろしを食べながら
サンマを一口。 美味しいー!Σ(・ω・ノ)ノ! 程よい醤油と塩気のサンマはとてつもなく美味しかった。
あー、ほっこり。
その後、帰りのバスで階段が登れず(マジです)ふがー!っと気合で上がったり、帰りの電車では爆睡してた。
でも、全てひっくるめて楽しかった。
銚子の皆様、ハイタッチの学生の皆様、応援してくれたランナーの皆様、そしてサンマ様、ほっこり、じんわりをありがとうございます。
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