129 / 130
決着!☆
しおりを挟む
ジャンヌが武器を構えて邪神に宣戦布告をした格好になった。
『どおりで厄介だと思っておったら!貴様もレグルスと同様に真っ先に殺してくれるわ!』
先程と同じく闇の炎を連続で放った!
ジャンヌは蒼い刀身で闇の炎を斬り裂き、防ぎ切った。
『き、貴様!』
全て闇の炎を斬って防ぐなどレグルスでも出来なかった事だ。邪神は苛立ちを隠せなく、別の魔法を放とうと魔力を込めた。
『貴様ら二人を倒せば残りは雑魚ばかりじゃ!さっさと死ぬがよいっ!』
ジャンヌ・ダルクが魔法を放とうとした瞬間、予想外な所から声が聞こえた。
「それは聞き捨てならないな!」
!?
宙に浮いている邪神の上から聞こえてきたのだ。邪神が振り返るより早く、背中が斬られた。
『がはっ!?』
邪神を斬りつけたのはバルドだった。
レグルスが石を投げて注意を引いている間に、ワイヤーを天井に放ち、天井に捕まりながらチャンスを伺っていたのだ。
邪神はコウモリの羽根を斬り裂かれて地面に落ちた。
『グッ、この下郎共が!!!』
すぐに立ち上がるが、すぐには動けなさそうであった。
「邪神よ!ここにいる仲間は我々の精鋭部隊だ!誰も雑魚などいない!」
レグルスはジャンヌと合流すると一緒に邪神に向かっていった!
『舐めるでないわ!!!カラミティ・ウォール!!!』
先程の戦局を変えた大技が放たれた!
「レグルス!」
「ジャンヌ団長!」
ジャンヌが前にでて、神力の込めた剣でカラミティ・ウォールを受け止めた。
「ぐぐぐっ!」
剣で受け止めた所が僅かに左右に裂けていた。
「今だ!レグルス!!!」
レグルスは前屈みになっているジャンヌ団長の背中を踏んでカラミティ・ウォールを飛び越えた。
『なっ!?』
邪神は飛び越えたきたレグルスに驚くが、片手を刃に変えて迎え撃った。
「これで終わりだーーーーーー!!!!!」
『死ぬのは貴様じゃ!!!!』
レグルスと邪神の刃が交差した。レグルスの開放された神剣は邪神の刃を砕き、身体を斬り裂いた。
邪神の断末魔の悲鳴が響いた。
「はぁはぁ…………やったのか?」
横たわる邪神をみて実感がないのわかないレグルスは突然、背中から抱きつかれた。
「やったな!これでしばらくは大きな戦はなくなるだろう!」
ワァーーー!!!!
ワァーーー!!!!
仲間から歓声が上がった!
「すぐに外の仲間に伝達してきてくれ!それと、街の洗脳が解けているのかの確認も頼む!」
ハッ!と、一部の兵士が走っていった。
皆が勝利に浮かれている所に、ジャンヌだけは悲しい目で邪神を見詰めるのだった。
『どおりで厄介だと思っておったら!貴様もレグルスと同様に真っ先に殺してくれるわ!』
先程と同じく闇の炎を連続で放った!
ジャンヌは蒼い刀身で闇の炎を斬り裂き、防ぎ切った。
『き、貴様!』
全て闇の炎を斬って防ぐなどレグルスでも出来なかった事だ。邪神は苛立ちを隠せなく、別の魔法を放とうと魔力を込めた。
『貴様ら二人を倒せば残りは雑魚ばかりじゃ!さっさと死ぬがよいっ!』
ジャンヌ・ダルクが魔法を放とうとした瞬間、予想外な所から声が聞こえた。
「それは聞き捨てならないな!」
!?
宙に浮いている邪神の上から聞こえてきたのだ。邪神が振り返るより早く、背中が斬られた。
『がはっ!?』
邪神を斬りつけたのはバルドだった。
レグルスが石を投げて注意を引いている間に、ワイヤーを天井に放ち、天井に捕まりながらチャンスを伺っていたのだ。
邪神はコウモリの羽根を斬り裂かれて地面に落ちた。
『グッ、この下郎共が!!!』
すぐに立ち上がるが、すぐには動けなさそうであった。
「邪神よ!ここにいる仲間は我々の精鋭部隊だ!誰も雑魚などいない!」
レグルスはジャンヌと合流すると一緒に邪神に向かっていった!
『舐めるでないわ!!!カラミティ・ウォール!!!』
先程の戦局を変えた大技が放たれた!
「レグルス!」
「ジャンヌ団長!」
ジャンヌが前にでて、神力の込めた剣でカラミティ・ウォールを受け止めた。
「ぐぐぐっ!」
剣で受け止めた所が僅かに左右に裂けていた。
「今だ!レグルス!!!」
レグルスは前屈みになっているジャンヌ団長の背中を踏んでカラミティ・ウォールを飛び越えた。
『なっ!?』
邪神は飛び越えたきたレグルスに驚くが、片手を刃に変えて迎え撃った。
「これで終わりだーーーーーー!!!!!」
『死ぬのは貴様じゃ!!!!』
レグルスと邪神の刃が交差した。レグルスの開放された神剣は邪神の刃を砕き、身体を斬り裂いた。
邪神の断末魔の悲鳴が響いた。
「はぁはぁ…………やったのか?」
横たわる邪神をみて実感がないのわかないレグルスは突然、背中から抱きつかれた。
「やったな!これでしばらくは大きな戦はなくなるだろう!」
ワァーーー!!!!
ワァーーー!!!!
仲間から歓声が上がった!
「すぐに外の仲間に伝達してきてくれ!それと、街の洗脳が解けているのかの確認も頼む!」
ハッ!と、一部の兵士が走っていった。
皆が勝利に浮かれている所に、ジャンヌだけは悲しい目で邪神を見詰めるのだった。
0
お気に入りに追加
13
あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。

私はあなたたちがお求めの聖女ではないので
黒木メイ
恋愛
今までガルディーニ王国で偽の聖女だとして酷い扱われ方をしてきたマリー・フィッツェ。自分でも自分のことを偽の聖女だとずっと思い込んでいた。周りからそう言われ続けてきたから。けれど、この世界の唯一神であるニュクス様の力によって前世の記憶を取り戻した時、その洗脳は解けた。そして、真実を知る。真実を知ったマリーの決断とは……。
※設定はふわふわ。
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※小説家になろう様からの転載。他サイトにも随時転載中。

【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

夜会の夜の赤い夢
豆狸
恋愛
……どうして? どうしてフリオ様はそこまで私を疎んでいるの? バスキス伯爵家の財産以外、私にはなにひとつ価値がないというの?
涙を堪えて立ち去ろうとした私の体は、だれかにぶつかって止まった。そこには、燃える炎のような赤い髪の──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる