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覚醒!☆
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レグルスが加わった事で暴風を切り裂き、邪神に直接攻撃できるようになった。
「レグルス迷うな!苦しんでいる女神様を救ってあげるのだ!」
ジャンヌに鼓舞されながら攻撃を加えていく。本体には魔法防御が掛かっているのか、神剣でも大きなダメージが与えられなかった。
しかし、確実に身体中に傷を与えている。
更に攻撃を加えようと一斉攻撃を加えていると、急に暴風が邪神の身体に吸い込まれるように収まっていった。
「気を付けろ!何か様子がおかしいぞ!」
元々、女神様の姿が黒く染まった外見だったが、黒い魔力の暴風を取り込んでいった事により外見も変わっていった。
「邪神の姿が変わった………?」
魔力の奔流が収まると、先程のカーラの様な外見の姿になっていた。
天使の羽根がコウモリの羽根に変わり、頭には角まで生えていた。
先程とは威圧感が全然違っていた。
『ようやく目が覚めたぞ』
頭に響くような、重圧ある声が響いた。
「お前は誰だ………?」
クククッと笑いながら答えた。
『何を言うかと思えば………妾は貴様らが邪神と呼ぶ存在ぞ。ようやくこの身体の主導権を得る事ができた』
ゾクッと背筋が凍った。
「女神様はどうしたんだ!」
『あの者の意識は完全に無くなったわ。弱っていた所に、多くの怨念の負の感情を受けて妾の意識が強まっていたからの』
邪神は軽く手を振るうと、地面に衝撃波の後が付いた。
『もはや女神は居ない。さぁ!貴様を血祭りにして、人々が願った通り、邪神として大陸を血の海に沈めようではないか!』
そう言うと、こちらに魔力を衝撃波を放ってきた。レグルス達はそれを避けると、すぐに攻撃に移った。
「みんな!これが最後の戦いだ!邪神を倒してこの大陸から戦を無くすぞ!」
オオオォォォォォ!!!!!
全員が武器を持ち、最後の戦いが始まるのだった。
「レグルス迷うな!苦しんでいる女神様を救ってあげるのだ!」
ジャンヌに鼓舞されながら攻撃を加えていく。本体には魔法防御が掛かっているのか、神剣でも大きなダメージが与えられなかった。
しかし、確実に身体中に傷を与えている。
更に攻撃を加えようと一斉攻撃を加えていると、急に暴風が邪神の身体に吸い込まれるように収まっていった。
「気を付けろ!何か様子がおかしいぞ!」
元々、女神様の姿が黒く染まった外見だったが、黒い魔力の暴風を取り込んでいった事により外見も変わっていった。
「邪神の姿が変わった………?」
魔力の奔流が収まると、先程のカーラの様な外見の姿になっていた。
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先程とは威圧感が全然違っていた。
『ようやく目が覚めたぞ』
頭に響くような、重圧ある声が響いた。
「お前は誰だ………?」
クククッと笑いながら答えた。
『何を言うかと思えば………妾は貴様らが邪神と呼ぶ存在ぞ。ようやくこの身体の主導権を得る事ができた』
ゾクッと背筋が凍った。
「女神様はどうしたんだ!」
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邪神は軽く手を振るうと、地面に衝撃波の後が付いた。
『もはや女神は居ない。さぁ!貴様を血祭りにして、人々が願った通り、邪神として大陸を血の海に沈めようではないか!』
そう言うと、こちらに魔力を衝撃波を放ってきた。レグルス達はそれを避けると、すぐに攻撃に移った。
「みんな!これが最後の戦いだ!邪神を倒してこの大陸から戦を無くすぞ!」
オオオォォォォォ!!!!!
全員が武器を持ち、最後の戦いが始まるのだった。
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