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5章:帝国観光ですよ!
誰が1番上なのですか?
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シオン達がリーネを丸め込んで、次の街に向かう所で、リーゼンが街の衛兵を30人ほど連れてやって来たのです!
「シオンお嬢様!お待たせしました」
大きく手を振りながら近付いてきた。
「お疲れ様~リーゼン!」
リーゼンは手を胸に当て敬礼をした。
「ただいま戻りました。街に行くと貴族の娘が拐われたと丁度、兵を集めていましたのですぐにやってこれました」
私達は衛兵達に注意を払いながらリーゼンに尋ねる。
「エルタシア侯爵家の騎士団はいましたか?」
リーゼンは首を傾げながら答える。
「騎士団は居ませんでした。貴族の娘が拐われたと報告した後、すぐに主に知らせるとグレンの街に向かったそうですよ?詳しい話は衛兵達に聞くのが宜しいかと」
リーゼン言われて、交渉の上手いマチスさんが衛兵に色々と話しを聞いている。マチスさんが衛兵に聞いた話しはリーゼンの説明と殆んど一緒だった。騎士団は衛兵に盗賊討伐を依頼し、すぐに発ったとのこと。そして私達はエルタシア侯爵家の長女リーネちゃんを無事に助け出した事を伝えた。
「旅のお方!盗賊を討伐してエルタシア侯爵家の、お嬢様を救い出して頂き誠にありがとうございます!」
衛兵の方も丁寧に対応してくれる。・・・帝国って末端がまともで、上が腐っているんだなー!
「衛兵の皆さん。盗賊達は数が多いので連行は大変でしょう?エルタシア侯爵家のお嬢様は私達が護衛して貴方達の街に連れて行きます。よろしいでしょうか?」
衛兵の皆さん全てを信用する訳にはいかないしね!
「そうですね。モタモタしていると日が暮れてしまいますし。リーネ様がよろしければお願い出来ますか?」
リーネちゃんが頷き、私達は一足先にその場を後にした。
─馬車の中にて─
「えええええぇぇぇーーーー!!!!この御方が光の精霊王様!!!!?」
ひかりさんの紹介に予想外にも驚愕するリーネちゃん。そんなに大した事ないのにねー?
「あらあら!良い子ね。リーネちゃんは!どこかの誰かさんにも見習って欲しいわねー?」
チラッと私を見るひかりさん。よし!そのケンカ買ってやるよ!二束三文でね!
「そうだねー?どこの誰かですかねー?・・・ちなみにひかりさん。リーネちゃんが増えたから晩御飯抜きで良いよね?」
!?
!?
!?
連続で驚愕するひかりさん。
目が、何言ってんの?何言ってんの?っと訴えてきている。
「光の精霊王様とも在ろう御方が、こんな小さな女の子を、メシ抜きにするなんて言いませんよね?精霊王様は食べなくても生きていけるのでしょう?」
次第にワナワナしてくるひかりさんに、そこにトドメの一撃を加える。
「ちょうど、新作料理作ろうとしていたので、新しい方の感想を聞きたかったのよね。いつものメンバーだとマンネリ化した感想ばかりだから」
するとひかりさんが信じられない行動に出たの!
なんと!ジャンピング土下座をしたのよ!?
し・か・も・!
【空中で浮きながらね!】(馬車の中です)
名付けて、【ジャンピング空中DO・GE・ZA☆】
「シオンお嬢様!申し訳ありませんでした!生意気なこと言いました!ですから!どうか!?私にも新作料理を食べさせて下さい!!!」
ひかりさん必死過ぎるでしょ!こっちの方が引くわ!どれだけ新作料理が食べたいのよ!
すると隣からガシッと肩を掴まれました。掴まれた方を見ると・・・・ひいぃぃぃぃぃ!!!お兄様が素晴らしい笑顔で微笑んでいました。ええ、それは素晴らしい微笑みでしたとも!
「ついさっき言った事をもう忘れたのかな?かな?」
「いえいえいえいえいえいえ!?覚えていますよ!ひかりさんとのただのじゃれあいで他意は無いです!本当に!?」
私は馬車の中で、次の街に着くまでお兄様にみっちりと叱られたのです。グスン
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
リーネSide
信じられない!光の精霊王にお会い出来ただけで感動的なのに、光の精霊王様が土下座!?あり得ないですわ!しかも土下座させた女の子はお兄さん・・・お兄様に頭が上がらないようですし・・・本当に意味がわかりません。
お兄様>シオン>光の精霊王なのかしら?
シオンのお兄様、レイン様だったかしら?素敵ですわ~♪
わたくしも頑張らなければ!
こうして次の街には日が暮れた頃に着くのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
シオン
「貴方が1番下ね!」
愚者の声
「誰が1番下ですか!」
シオン
「違うの?」首を傾げる
愚者の声
「そんなマジで聞かないでーーー!」
次回!遂に魔物誘導がはっじまるよーーー!(リズム良く言いましょう)
「シオンお嬢様!お待たせしました」
大きく手を振りながら近付いてきた。
「お疲れ様~リーゼン!」
リーゼンは手を胸に当て敬礼をした。
「ただいま戻りました。街に行くと貴族の娘が拐われたと丁度、兵を集めていましたのですぐにやってこれました」
私達は衛兵達に注意を払いながらリーゼンに尋ねる。
「エルタシア侯爵家の騎士団はいましたか?」
リーゼンは首を傾げながら答える。
「騎士団は居ませんでした。貴族の娘が拐われたと報告した後、すぐに主に知らせるとグレンの街に向かったそうですよ?詳しい話は衛兵達に聞くのが宜しいかと」
リーゼン言われて、交渉の上手いマチスさんが衛兵に色々と話しを聞いている。マチスさんが衛兵に聞いた話しはリーゼンの説明と殆んど一緒だった。騎士団は衛兵に盗賊討伐を依頼し、すぐに発ったとのこと。そして私達はエルタシア侯爵家の長女リーネちゃんを無事に助け出した事を伝えた。
「旅のお方!盗賊を討伐してエルタシア侯爵家の、お嬢様を救い出して頂き誠にありがとうございます!」
衛兵の方も丁寧に対応してくれる。・・・帝国って末端がまともで、上が腐っているんだなー!
「衛兵の皆さん。盗賊達は数が多いので連行は大変でしょう?エルタシア侯爵家のお嬢様は私達が護衛して貴方達の街に連れて行きます。よろしいでしょうか?」
衛兵の皆さん全てを信用する訳にはいかないしね!
「そうですね。モタモタしていると日が暮れてしまいますし。リーネ様がよろしければお願い出来ますか?」
リーネちゃんが頷き、私達は一足先にその場を後にした。
─馬車の中にて─
「えええええぇぇぇーーーー!!!!この御方が光の精霊王様!!!!?」
ひかりさんの紹介に予想外にも驚愕するリーネちゃん。そんなに大した事ないのにねー?
「あらあら!良い子ね。リーネちゃんは!どこかの誰かさんにも見習って欲しいわねー?」
チラッと私を見るひかりさん。よし!そのケンカ買ってやるよ!二束三文でね!
「そうだねー?どこの誰かですかねー?・・・ちなみにひかりさん。リーネちゃんが増えたから晩御飯抜きで良いよね?」
!?
!?
!?
連続で驚愕するひかりさん。
目が、何言ってんの?何言ってんの?っと訴えてきている。
「光の精霊王様とも在ろう御方が、こんな小さな女の子を、メシ抜きにするなんて言いませんよね?精霊王様は食べなくても生きていけるのでしょう?」
次第にワナワナしてくるひかりさんに、そこにトドメの一撃を加える。
「ちょうど、新作料理作ろうとしていたので、新しい方の感想を聞きたかったのよね。いつものメンバーだとマンネリ化した感想ばかりだから」
するとひかりさんが信じられない行動に出たの!
なんと!ジャンピング土下座をしたのよ!?
し・か・も・!
【空中で浮きながらね!】(馬車の中です)
名付けて、【ジャンピング空中DO・GE・ZA☆】
「シオンお嬢様!申し訳ありませんでした!生意気なこと言いました!ですから!どうか!?私にも新作料理を食べさせて下さい!!!」
ひかりさん必死過ぎるでしょ!こっちの方が引くわ!どれだけ新作料理が食べたいのよ!
すると隣からガシッと肩を掴まれました。掴まれた方を見ると・・・・ひいぃぃぃぃぃ!!!お兄様が素晴らしい笑顔で微笑んでいました。ええ、それは素晴らしい微笑みでしたとも!
「ついさっき言った事をもう忘れたのかな?かな?」
「いえいえいえいえいえいえ!?覚えていますよ!ひかりさんとのただのじゃれあいで他意は無いです!本当に!?」
私は馬車の中で、次の街に着くまでお兄様にみっちりと叱られたのです。グスン
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
リーネSide
信じられない!光の精霊王にお会い出来ただけで感動的なのに、光の精霊王様が土下座!?あり得ないですわ!しかも土下座させた女の子はお兄さん・・・お兄様に頭が上がらないようですし・・・本当に意味がわかりません。
お兄様>シオン>光の精霊王なのかしら?
シオンのお兄様、レイン様だったかしら?素敵ですわ~♪
わたくしも頑張らなければ!
こうして次の街には日が暮れた頃に着くのでした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
シオン
「貴方が1番下ね!」
愚者の声
「誰が1番下ですか!」
シオン
「違うの?」首を傾げる
愚者の声
「そんなマジで聞かないでーーー!」
次回!遂に魔物誘導がはっじまるよーーー!(リズム良く言いましょう)
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