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8章:エルフの国のエロフ!
久々のお泊まりなのです!
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─と、いう事が100年ほど前にありました。
ひかりさんの話が終わると私は真顔で言いました。
ポンポンッ
軽く肩を叩き、一言……………
「素晴らしい作り(昔)話でしたよ」
「あら?私の輝かしい昔話を作り話という口はこの口かしら?」
ひかりさんはニッコリ笑うと、シオンのこめかみをグリグリした。
「イダダダダダ!!!!?」
実にいつもの光景であった。
「だって、ひかりさんがあんなにカッコいいクールビューティーな訳ないじゃ……………いったーーーー!!!!?」
実に懲りないシオンであった。
そして周りの反応は─
「感動です!100年前の魔族との戦いの事を聞けるとは!?」
「ええ、精霊王様達と魔将軍との戦いは手に汗を握りましたわ!」
「あの水の精霊王様の魔法、見習いたいわ♪」
概ね、ひかりさんの話しに感動していた。
なんですとーーーーーーー!!!!!!
王様とかは知らないけど、フィリアス領の皆はこのひかりさんの正体を知っているよね!?
シオンはこの……えっ、ちょっと!割り込まないで!?あっ!
【偽物】
シオンは『超絶美女スーパーレディひかり』さんに…………ちょっ待て!ナレーションに割り込まないでよ!
こほんっ、ちょっと邪魔が入ったのでもう一度、この『残念系美女食いしん坊ひかり』さんの事は知っているよね!?
フィリアス領で食っちゃねしているひかりに、何故に信望の眼差しが注がれるのか……解せぬ!?
「うむ、光の精霊王様の昔話も聞けたし今夜は泊まっていくといい。アイオスとイーリスも喜ぶだろう」
王様の言葉に振り替えると、イーリスがキラキラした目で見詰めていた。
「シオン!今夜は寝かせませんわよ♪」
あうぅぅぅ!また王女様の部屋で徹夜でおしゃべりかな?まぁ、楽しいからいいかっ!
とは、言ったもののまだ日は高かった。今夜はは王様がささやかな晩餐を用意すると言ってくれたので、お城の中を見学させてもらう事になりました。
「まずは兵士の訓練所をご覧下さい」
アイオス王子がまず案内したのは、王城から少し離れている兵士の訓練施設であった。長方形の大きな建物の中に大勢の兵士が模擬戦や藁でできた案山子に撃ち込みの練習をしていた。建物前にはグランドもあり、鎧を着込んで走り込みをしている兵士もいた。
「おおっ!凄い迫力だよ!?」
シオンは兵士の熱気に驚いた。
「ここにいる兵士はフィリアス領への訓練に参加した者達ばかりですから、技術、体力、そしてやる気は凄いですよ」
「ほほぅ?我々が鍛えたかいが合ったと言うことじゃな?」
一緒に付いてきていたフィリアス騎士団長達が、訓練をしている兵士達を鋭い目で見詰めていた。
「しかし、フィリアス領にいたときよりも少し緩んでいるな?よし、いっちょ鍛え直してやるぜ!」
そう言って赤龍騎士団団長のリーゼンは飛び出していった。
「待てっ!フィリアス領の恥を広げるな!」
リーゼンを追ってサクラさんが追いかけた。
「やれやれ、若い者は血の気が多くて困るのぅ?」
「えっ?サクラさんもリーゼンを止めに行ったんじゃなくて、一緒に戦いに行ったの!?」
向こうを見ると嬉々として、兵士達をリーゼンと一緒にシバき倒しているサクラさんがいた。
「…………サクラさんて、元々武者修行の旅をしていたもんね」
「騎士団長の中では1番まともそうなんだけど、1度火が着くと止められないのよね」
すぐにリーゼンとサクラさんの地獄の訓練が始まった。リーゼンとサクラさんが木刀を振るうと吹き飛ばされる哀れな兵士達。鎧兜を着て飛び掛かるも、鎧を凹ませながら吹き飛んでいた。
ねぇ?どうして木刀で鉄の鎧が凹んじゃうのかしら?えっ、技術の差ですって?そうですか………
シオン達はリーゼンとサクラさんに倒されている大勢の兵士達を見て申し訳なく思った。
兵士諸君よ!すまぬ!
ひかりさんの話が終わると私は真顔で言いました。
ポンポンッ
軽く肩を叩き、一言……………
「素晴らしい作り(昔)話でしたよ」
「あら?私の輝かしい昔話を作り話という口はこの口かしら?」
ひかりさんはニッコリ笑うと、シオンのこめかみをグリグリした。
「イダダダダダ!!!!?」
実にいつもの光景であった。
「だって、ひかりさんがあんなにカッコいいクールビューティーな訳ないじゃ……………いったーーーー!!!!?」
実に懲りないシオンであった。
そして周りの反応は─
「感動です!100年前の魔族との戦いの事を聞けるとは!?」
「ええ、精霊王様達と魔将軍との戦いは手に汗を握りましたわ!」
「あの水の精霊王様の魔法、見習いたいわ♪」
概ね、ひかりさんの話しに感動していた。
なんですとーーーーーーー!!!!!!
王様とかは知らないけど、フィリアス領の皆はこのひかりさんの正体を知っているよね!?
シオンはこの……えっ、ちょっと!割り込まないで!?あっ!
【偽物】
シオンは『超絶美女スーパーレディひかり』さんに…………ちょっ待て!ナレーションに割り込まないでよ!
こほんっ、ちょっと邪魔が入ったのでもう一度、この『残念系美女食いしん坊ひかり』さんの事は知っているよね!?
フィリアス領で食っちゃねしているひかりに、何故に信望の眼差しが注がれるのか……解せぬ!?
「うむ、光の精霊王様の昔話も聞けたし今夜は泊まっていくといい。アイオスとイーリスも喜ぶだろう」
王様の言葉に振り替えると、イーリスがキラキラした目で見詰めていた。
「シオン!今夜は寝かせませんわよ♪」
あうぅぅぅ!また王女様の部屋で徹夜でおしゃべりかな?まぁ、楽しいからいいかっ!
とは、言ったもののまだ日は高かった。今夜はは王様がささやかな晩餐を用意すると言ってくれたので、お城の中を見学させてもらう事になりました。
「まずは兵士の訓練所をご覧下さい」
アイオス王子がまず案内したのは、王城から少し離れている兵士の訓練施設であった。長方形の大きな建物の中に大勢の兵士が模擬戦や藁でできた案山子に撃ち込みの練習をしていた。建物前にはグランドもあり、鎧を着込んで走り込みをしている兵士もいた。
「おおっ!凄い迫力だよ!?」
シオンは兵士の熱気に驚いた。
「ここにいる兵士はフィリアス領への訓練に参加した者達ばかりですから、技術、体力、そしてやる気は凄いですよ」
「ほほぅ?我々が鍛えたかいが合ったと言うことじゃな?」
一緒に付いてきていたフィリアス騎士団長達が、訓練をしている兵士達を鋭い目で見詰めていた。
「しかし、フィリアス領にいたときよりも少し緩んでいるな?よし、いっちょ鍛え直してやるぜ!」
そう言って赤龍騎士団団長のリーゼンは飛び出していった。
「待てっ!フィリアス領の恥を広げるな!」
リーゼンを追ってサクラさんが追いかけた。
「やれやれ、若い者は血の気が多くて困るのぅ?」
「えっ?サクラさんもリーゼンを止めに行ったんじゃなくて、一緒に戦いに行ったの!?」
向こうを見ると嬉々として、兵士達をリーゼンと一緒にシバき倒しているサクラさんがいた。
「…………サクラさんて、元々武者修行の旅をしていたもんね」
「騎士団長の中では1番まともそうなんだけど、1度火が着くと止められないのよね」
すぐにリーゼンとサクラさんの地獄の訓練が始まった。リーゼンとサクラさんが木刀を振るうと吹き飛ばされる哀れな兵士達。鎧兜を着て飛び掛かるも、鎧を凹ませながら吹き飛んでいた。
ねぇ?どうして木刀で鉄の鎧が凹んじゃうのかしら?えっ、技術の差ですって?そうですか………
シオン達はリーゼンとサクラさんに倒されている大勢の兵士達を見て申し訳なく思った。
兵士諸君よ!すまぬ!
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