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8章:エルフの国のエロフ!
魔族ですか!?
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みなさんが落ち着いた所で家族会議が始まりました。
「さて、エルフ国と神国との衝突について国王から返事がきた」
はて?
王都までは片道数日は掛かるのだけど???
「お母様が手紙を送ったばかりですよね?」
いまいちわかっていないシオンにお母様が説明してくれた。
「はぁ~シオン。最近弛んでいるわよ?これは勉強を厳しくしないといけないわね」
ええっーーーー!!!!なんで!?
「まず、確かに手紙は出しました。ただそれはエルフ国の仲介のお願いではなく、近々伺いますとの前触れです。すでに詳しいお話は神獣クマネコさんの『遠距離通話』で話を通してあります」
説明しよう!クマネコ(パンダ)は遠距離通話のできる神具を作り出せるのだ!
…………そしてシオンはその事を忘れていました。作者は覚えていたよ?
「あ゛っ!!!?」
ようやくわかったと驚き顔をした。
「遠距離通話とはいったい………?」
エレンミアさんだけは知らないんだった。
「本来機密事項なのだが、まぁエレンミアさんなら大丈夫だろう。実は─」
エレンミアさんにかいつまんで、説明しました。とても驚いていました。
「とても信じられない。何日も離れている者と会話が出来るとは………」
うんうん!この世界の人々ならそうだよねー!
「それで、エルフ国の事を国王に言ったら、神国の国境にて困った事が起きているらしく、逆に相談に乗って欲しい言われたのだ」
「困ったこと?」
「ああ、神国の周辺の一部の地域で池や沼地が毒に侵されているらしい」
!?
「「毒の沼地!?」」
一同は驚いて声を上げた!
「ああ、大きな川や井戸は大丈夫らしいが、少しずつ範囲が広がっているらしいんだ。そこで、浄化出来ないかと相談されてな」
そこで初めてひかりさんが、今まで見たこともないような怖い顔をして真剣に思案していた。
「ひ、ひかりさん………?」
はっ!?
我に返ったひかりさんはすぐに微笑んで返事をした。
「なに?シオン」
「えっ、ひかりさんが怖い顔をしていたから気になって………」
「ごめんなさいね。ちょっと気になる事があってね。考え過ぎだと思うんだけど」
お父様も気になったのか尋ねた。
「毒の沼地が何かあるのですか?」
ひかりさんは答えるのを少し躊躇しながら答えた。
「ええ、昔も水辺を毒で汚染して、強力な魔物を呼び出していた【魔族】がいたのよ」
!!?
「「「魔族!!!」」」
魔族は100年前に人や亜人、精霊、神獣が一致団結をして『闇の化身』と『魔族』と戦った事があった。
「今回もその魔族仕業だと?」
「まだ調査してみないとわからないわ。別の魔物のせいかもしれないしね。もしくは全く別の要因なのか。でも魔族が裏にいるなら今まで以上に危険だわ!」
おおぅ!マジかー!そんなに危険なのかよ!?
「取り敢えず、明日の朝1番に王都へ向かって欲しい。私は仕事で行くことが出来ないが………」
「大丈夫よ貴方。私とシオン、レインで行くわ♪」
「いつもすまない。シオンを頼む」
「任せてー♪」
年中熱々夫婦が!どうして私ばかり言うのよ!?
ジトーと見ていたシオンにレインがおかしそうに言い出した。
「そんな顔をしないで。みんな心配しているんだから。シオンは目を離すとすぐにトラブルに突っ込んで行くからね」
「「「うん!うん!!!」」」
シオンとエレンミア以外の全てが同意したのだった。
「いやいやいや!?私がトラブルに突っ込んで行くんじゃないのよ!トラブルが向こうからやってくるだけだから!?」
んっ?あれ?同じ事のように聞こえたぞ?
「シオン………同じ事だからね?」
あうっ!?
シオンはガックリと肩を落とすのであった。
そして次の日になり、シオン達は久しぶりにセフィリト王国の王都へ向かう事になり、馬車で移動になりました。
「なりません!」
「ええ!!!そんなーーー!?」
シオンはクマネコに乗って行こうとした所、お母様からダメだしを受けたのだった。当然である!
クマネコもアルトのお爺ちゃんみたいに大きさをある程度変更できるようになったので、渋々、子パンダになって馬車に乗り込みました。
「久々に賑やかな所にいくのじゃ♪」
のじゃロリータの水の精霊王………の娘である『スイレン』である。我が家の居候兼無駄飯喰らいである!
ポカリッ!
「アイタッ!何よ!いきなり!」
久々の自己紹介に悪意を感じたのじゃ!そして、私はしっかりと働いておるのじゃ!」
水の精霊ともあって、広大な田畑の水撒きをしていた。しかも植物の発育が良くなると領内で人気が出て来ているのだ。シオンより働き者である!
ポカリッ!
「アイタッ!なんなのじゃ!?」
「いや、なんか私より働いていみたいでムラッとしたので!」
「馬鹿者!それを言うならムカッとしたじゃ!」
なによー!
なにくそー!
ポカポカと殴り合うほどに仲のよい二人であった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「外見年齢が近いからシオンとスイレンって似た者同士だよね♪」
シオン
「あら?どうゆう意味ですの?」
愚者の声
「どっちも子供って意味………がはっ!?」
シオン
「この抜群のプロモーションをみてもそう言えるのかしら?」
愚者の声
『そ、それを言うならプロポーションだぞ………ガクッ』
「さて、エルフ国と神国との衝突について国王から返事がきた」
はて?
王都までは片道数日は掛かるのだけど???
「お母様が手紙を送ったばかりですよね?」
いまいちわかっていないシオンにお母様が説明してくれた。
「はぁ~シオン。最近弛んでいるわよ?これは勉強を厳しくしないといけないわね」
ええっーーーー!!!!なんで!?
「まず、確かに手紙は出しました。ただそれはエルフ国の仲介のお願いではなく、近々伺いますとの前触れです。すでに詳しいお話は神獣クマネコさんの『遠距離通話』で話を通してあります」
説明しよう!クマネコ(パンダ)は遠距離通話のできる神具を作り出せるのだ!
…………そしてシオンはその事を忘れていました。作者は覚えていたよ?
「あ゛っ!!!?」
ようやくわかったと驚き顔をした。
「遠距離通話とはいったい………?」
エレンミアさんだけは知らないんだった。
「本来機密事項なのだが、まぁエレンミアさんなら大丈夫だろう。実は─」
エレンミアさんにかいつまんで、説明しました。とても驚いていました。
「とても信じられない。何日も離れている者と会話が出来るとは………」
うんうん!この世界の人々ならそうだよねー!
「それで、エルフ国の事を国王に言ったら、神国の国境にて困った事が起きているらしく、逆に相談に乗って欲しい言われたのだ」
「困ったこと?」
「ああ、神国の周辺の一部の地域で池や沼地が毒に侵されているらしい」
!?
「「毒の沼地!?」」
一同は驚いて声を上げた!
「ああ、大きな川や井戸は大丈夫らしいが、少しずつ範囲が広がっているらしいんだ。そこで、浄化出来ないかと相談されてな」
そこで初めてひかりさんが、今まで見たこともないような怖い顔をして真剣に思案していた。
「ひ、ひかりさん………?」
はっ!?
我に返ったひかりさんはすぐに微笑んで返事をした。
「なに?シオン」
「えっ、ひかりさんが怖い顔をしていたから気になって………」
「ごめんなさいね。ちょっと気になる事があってね。考え過ぎだと思うんだけど」
お父様も気になったのか尋ねた。
「毒の沼地が何かあるのですか?」
ひかりさんは答えるのを少し躊躇しながら答えた。
「ええ、昔も水辺を毒で汚染して、強力な魔物を呼び出していた【魔族】がいたのよ」
!!?
「「「魔族!!!」」」
魔族は100年前に人や亜人、精霊、神獣が一致団結をして『闇の化身』と『魔族』と戦った事があった。
「今回もその魔族仕業だと?」
「まだ調査してみないとわからないわ。別の魔物のせいかもしれないしね。もしくは全く別の要因なのか。でも魔族が裏にいるなら今まで以上に危険だわ!」
おおぅ!マジかー!そんなに危険なのかよ!?
「取り敢えず、明日の朝1番に王都へ向かって欲しい。私は仕事で行くことが出来ないが………」
「大丈夫よ貴方。私とシオン、レインで行くわ♪」
「いつもすまない。シオンを頼む」
「任せてー♪」
年中熱々夫婦が!どうして私ばかり言うのよ!?
ジトーと見ていたシオンにレインがおかしそうに言い出した。
「そんな顔をしないで。みんな心配しているんだから。シオンは目を離すとすぐにトラブルに突っ込んで行くからね」
「「「うん!うん!!!」」」
シオンとエレンミア以外の全てが同意したのだった。
「いやいやいや!?私がトラブルに突っ込んで行くんじゃないのよ!トラブルが向こうからやってくるだけだから!?」
んっ?あれ?同じ事のように聞こえたぞ?
「シオン………同じ事だからね?」
あうっ!?
シオンはガックリと肩を落とすのであった。
そして次の日になり、シオン達は久しぶりにセフィリト王国の王都へ向かう事になり、馬車で移動になりました。
「なりません!」
「ええ!!!そんなーーー!?」
シオンはクマネコに乗って行こうとした所、お母様からダメだしを受けたのだった。当然である!
クマネコもアルトのお爺ちゃんみたいに大きさをある程度変更できるようになったので、渋々、子パンダになって馬車に乗り込みました。
「久々に賑やかな所にいくのじゃ♪」
のじゃロリータの水の精霊王………の娘である『スイレン』である。我が家の居候兼無駄飯喰らいである!
ポカリッ!
「アイタッ!何よ!いきなり!」
久々の自己紹介に悪意を感じたのじゃ!そして、私はしっかりと働いておるのじゃ!」
水の精霊ともあって、広大な田畑の水撒きをしていた。しかも植物の発育が良くなると領内で人気が出て来ているのだ。シオンより働き者である!
ポカリッ!
「アイタッ!なんなのじゃ!?」
「いや、なんか私より働いていみたいでムラッとしたので!」
「馬鹿者!それを言うならムカッとしたじゃ!」
なによー!
なにくそー!
ポカポカと殴り合うほどに仲のよい二人であった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「外見年齢が近いからシオンとスイレンって似た者同士だよね♪」
シオン
「あら?どうゆう意味ですの?」
愚者の声
「どっちも子供って意味………がはっ!?」
シオン
「この抜群のプロモーションをみてもそう言えるのかしら?」
愚者の声
『そ、それを言うならプロポーションだぞ………ガクッ』
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