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なんだかなぁ~?
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取り敢えず、儀式が成功した事により、エレインが聖なる結界を張り魔物の活性化は沈静化した。
「改めまして、創造神エレインでーす♪シオンちゃんのおかげで、力が回復しました。とても感謝してまーす!」
おおおいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!!
なんじゃい!その女子高生風の軽い挨拶はーーーーーー!!!!!
お父様の執務室に主要なメンバーが集まっていた。
「ええ~と?世界樹の精霊エレイン様ではないのですか?」
お母様が当たり前の質問をした。
実は─
かくかくしかじかへむへむ……………………
「「「世界樹の精霊と創造神様が同一人物!!!」」」
私とエレイン以外の人々は驚きの声を上げた。
「そうなの♪昔、邪神との戦いで力を使い果たしてね~?シオンが世界樹を復活させてくれたおかげでこの世に顕現することが出来たのよ♪」
なんか軽いなぁ~?現れた時の謙虚さがないよ!?
シオンがジトーと見ていると、エレインは更に爆弾発言をしたのだった。
「私の娘も、きちんと仕事をしている様で安心したわ♪」
????
「はい?」
間の抜けた声を出してしまった。
「んっ?守護精霊スフィアは私の力を分けて産み出した精霊なのよ。私が動けない変わりに、魔物の活性化と侵攻を抑える為にね。だから私の娘と言えるのよ♪」
シオンはバッとスフィアを見たが、スフィアは顔をブンブンと振って否定した。
「スフィアには記憶は無いわよね。精霊は自然とその場で産まれて、その場で暮らしていくからね。それ以前の記憶は無くても仕方ないわ」
エレインはスフィアを優しく抱きしめた。
「会いたかったわ。ずっと貴女と話してみたかった」
スフィアはふるふると震えながら呟いた。
「お母様………?」
バッ!!!?
「もう一度言って!」
スフィアは戸惑いながらも言った。
「お母様」
「きゃーーーー!!!!!なんて素敵なのかしら♪なんかこう………込み上げてくるものがあるわね♪」
テンションの高い女神様であった。
「え~と、エレインの事は他の方々には世界樹の精霊って事にしておいて欲しいの。いいかな?」
「無論だよシオン。こんな事は世間には公開できないよ。エレイン様もそれでよろしいでしょうか?」
お父様はエレインの顔色を伺いながら尋ねた。
「ええ、大丈夫よ♪私の方からシオンにお願いしたしね」
スフィアを豊富な胸で押さえながら言った。
…………そろそろスフィアが窒息しそうだけど?
あっ、力が抜けた!
「んっ?きゃーーーー!!!スフィア!しっかりしてーーー!!!!」
窒息して力が抜けたスフィアをガクガクと揺さぶるエレインに、一同は緊張が解けるのであった。
・
・
・
・
・
・
・
「さて、これで体制も整った事だし大々的にアクエリアス公国の樹立式を行おうと思う!」
お父様の一声に、みんなが頷いた。
「各国の招待客の反応も上々だし、良いと思うわ♪」
「ようやくですね」
「楽しみだよ~」
「また騒がしくなるのぅ?」
様々な反応があったが概ね良好な返事だった。
「ただ、樹立式はこれから最短で3ヶ月後にはなる」
はて?ちょっと時間が掛かり過ぎじゃない?
「どうしてですか?ちょっと遅くない?」
お母様がお父様の代わりに話した。
「シオン、我々の考えで思ってはダメよ?ここまで来るのに遠い所だと1ヶ月ぐらい掛かるでしょう?それに各国のお偉いさん方も予定があるしね。3ヶ月後でも早いくらいなのよ」
なるほど!龍騎士団と一緒と考えたらダメなのか~!
「それでも龍族の龍騎士団には連絡としていって貰うけどね。一部のお偉いさんは【飛龍便】にて運んでもらうけど、他の大勢の人々は馬車などの移動手段になるわね~」
「それなら住民の大移動で使った馬車を各国へプレゼントするか?樹立式の来訪に多少の手土産を持っていかないとだしな」
ああ!それナイスアイデア!?
「えっ?あの馬車を!?」
スピカと玉藻が声を上げた。
「どうした?何か問題でもあるのか?」
「いえ………あれだけでも他国にない技術が詰め込まれていますけど?」
昔、獣人の集落へ向かった時に使った馬車を思い出していた。
【過去の文章より抜粋】
更に、特別に弾力のある植物の蔦でサスペンションを作り、馬車の振動を軽減することにも成功していた。
何より、この時代の馬車は木製の車輪であったが、シオンは車輪にゴムの様に植物を巻いて衝撃を吸収し悪路でも走れる様になっており、とても素晴らしい馬車にクラスチェンジしていた。
と、いう状態であった。
「いやいや、流石にそこまでの馬車ではないよ。あっ、その馬車は他国の王族への土産にしよう。ちょうどいいや」
お兄様の一言にお母様も頷いた。
「あら良いわね~つい先日、シオンと乗ったけどとても素晴らしかったわ♪アクエリアスの良い産業として収入源になりそうだわ♪」
こうして、ようやく正式な国としての樹立式に入るのであった。
「改めまして、創造神エレインでーす♪シオンちゃんのおかげで、力が回復しました。とても感謝してまーす!」
おおおいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!!!
なんじゃい!その女子高生風の軽い挨拶はーーーーーー!!!!!
お父様の執務室に主要なメンバーが集まっていた。
「ええ~と?世界樹の精霊エレイン様ではないのですか?」
お母様が当たり前の質問をした。
実は─
かくかくしかじかへむへむ……………………
「「「世界樹の精霊と創造神様が同一人物!!!」」」
私とエレイン以外の人々は驚きの声を上げた。
「そうなの♪昔、邪神との戦いで力を使い果たしてね~?シオンが世界樹を復活させてくれたおかげでこの世に顕現することが出来たのよ♪」
なんか軽いなぁ~?現れた時の謙虚さがないよ!?
シオンがジトーと見ていると、エレインは更に爆弾発言をしたのだった。
「私の娘も、きちんと仕事をしている様で安心したわ♪」
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「はい?」
間の抜けた声を出してしまった。
「んっ?守護精霊スフィアは私の力を分けて産み出した精霊なのよ。私が動けない変わりに、魔物の活性化と侵攻を抑える為にね。だから私の娘と言えるのよ♪」
シオンはバッとスフィアを見たが、スフィアは顔をブンブンと振って否定した。
「スフィアには記憶は無いわよね。精霊は自然とその場で産まれて、その場で暮らしていくからね。それ以前の記憶は無くても仕方ないわ」
エレインはスフィアを優しく抱きしめた。
「会いたかったわ。ずっと貴女と話してみたかった」
スフィアはふるふると震えながら呟いた。
「お母様………?」
バッ!!!?
「もう一度言って!」
スフィアは戸惑いながらも言った。
「お母様」
「きゃーーーー!!!!!なんて素敵なのかしら♪なんかこう………込み上げてくるものがあるわね♪」
テンションの高い女神様であった。
「え~と、エレインの事は他の方々には世界樹の精霊って事にしておいて欲しいの。いいかな?」
「無論だよシオン。こんな事は世間には公開できないよ。エレイン様もそれでよろしいでしょうか?」
お父様はエレインの顔色を伺いながら尋ねた。
「ええ、大丈夫よ♪私の方からシオンにお願いしたしね」
スフィアを豊富な胸で押さえながら言った。
…………そろそろスフィアが窒息しそうだけど?
あっ、力が抜けた!
「んっ?きゃーーーー!!!スフィア!しっかりしてーーー!!!!」
窒息して力が抜けたスフィアをガクガクと揺さぶるエレインに、一同は緊張が解けるのであった。
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「さて、これで体制も整った事だし大々的にアクエリアス公国の樹立式を行おうと思う!」
お父様の一声に、みんなが頷いた。
「各国の招待客の反応も上々だし、良いと思うわ♪」
「ようやくですね」
「楽しみだよ~」
「また騒がしくなるのぅ?」
様々な反応があったが概ね良好な返事だった。
「ただ、樹立式はこれから最短で3ヶ月後にはなる」
はて?ちょっと時間が掛かり過ぎじゃない?
「どうしてですか?ちょっと遅くない?」
お母様がお父様の代わりに話した。
「シオン、我々の考えで思ってはダメよ?ここまで来るのに遠い所だと1ヶ月ぐらい掛かるでしょう?それに各国のお偉いさん方も予定があるしね。3ヶ月後でも早いくらいなのよ」
なるほど!龍騎士団と一緒と考えたらダメなのか~!
「それでも龍族の龍騎士団には連絡としていって貰うけどね。一部のお偉いさんは【飛龍便】にて運んでもらうけど、他の大勢の人々は馬車などの移動手段になるわね~」
「それなら住民の大移動で使った馬車を各国へプレゼントするか?樹立式の来訪に多少の手土産を持っていかないとだしな」
ああ!それナイスアイデア!?
「えっ?あの馬車を!?」
スピカと玉藻が声を上げた。
「どうした?何か問題でもあるのか?」
「いえ………あれだけでも他国にない技術が詰め込まれていますけど?」
昔、獣人の集落へ向かった時に使った馬車を思い出していた。
【過去の文章より抜粋】
更に、特別に弾力のある植物の蔦でサスペンションを作り、馬車の振動を軽減することにも成功していた。
何より、この時代の馬車は木製の車輪であったが、シオンは車輪にゴムの様に植物を巻いて衝撃を吸収し悪路でも走れる様になっており、とても素晴らしい馬車にクラスチェンジしていた。
と、いう状態であった。
「いやいや、流石にそこまでの馬車ではないよ。あっ、その馬車は他国の王族への土産にしよう。ちょうどいいや」
お兄様の一言にお母様も頷いた。
「あら良いわね~つい先日、シオンと乗ったけどとても素晴らしかったわ♪アクエリアスの良い産業として収入源になりそうだわ♪」
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