59 / 100
都市問題をダンジョンで解決するよ!
しおりを挟む
小説大賞にエントリーしていますので、心の優しい読者の方は【投票ボタン】を押して頂けると嬉しいです♪
現在100位前後をキープ中!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
流石に、これだけの建物を1日では作れなかった。いや、普通は3~5年規模で建てるのだが、そこは異世界の魔法があるのでご愛嬌して欲しい。
高層ビルもやろうと思えば100階ほどは出来たけど、現実的に半分の50階で止めた。
だって、ほら………ね~?私って常識人間だからいきなり100階の建物って戦争とかあったら、倒壊が怖いじゃん?
(と、容疑者は申しております!)
ただ、外観が出来てくると、私の想像していたのとはだいぶん変わってきていた。
六本木ヒルズをイメージしていたんだけど、何故か世界樹の樹がビルに生えてきて、屋上に巨大な樹が産まれました。ビルは50階だけど、世界樹の木の高さを入れると100階ぐらいあるんじゃないかしら?
しかも、樹の根がビルに巻き付いてシュールじゃのう~?
まっ!良いかぁ~!
(シオンは考える事を放棄した)
・
・
・
・
・
・
・
そうして、どんどん建物が出来上がって来ました。そして、大勢の人が集まると問題になってくるのが、ゴミと汚水問題だ。だが、シオンはその一番の問題を解決してしまった!
『ダンジョンを作るの~?』
そう!森のダンジョンはそのままにしてあるが、都市の下にダンジョンを作ったのだ!
略してダン街…………アウトーーーーーーー!!!!!!!!!
ダメ!有名な作品をパクっちゃダメ!絶対!!!
(通報されて作品が削除されちゃうよ!)
こほん!
まぁ、ダンジョンのある街自体の小説は多数あるのでお許しを。
しかし、私の小説は一味違うよ?
【ダンジョンの半分】を汚水を洗浄する浄化槽にしたのだ。そのダンジョンにスライムを繁殖させると、スライムが汚水を分解して綺麗にしてくれるのです!
それを10階層ほど、濾過をするように流していき、最終的には地下水へ流して海へ。
綺麗な水を海に流す素晴らしい計画なのです!
定期的に冒険者に依頼して、汚水の経過など見に行かせれば初心者冒険者のお金にもなるので一石二鳥なのです♪
ゴミ問題も、ダンジョンで解決!基本はスライムにお願いして分解させるけど、ダンジョンにゴミを入れると吸収されて魔力になるっぽいの。やっべ!ダンジョンに冒険者を呼ばなくても、ゴミで良いのかよ!超お得じゃね?
ただ、宝箱からはゴミしか出ないという問題がwww
まぁ、それは今後の課題として考えよう。
「シオン、外層が出来上がってきて、住居も出来てきた。そろそろ、アクエリアス領の首都の名前を付けないか?」
お父様に呼び出され、名付け親になるように言われた。
「私が付けても良いの?」
「無論だ。シオンの今までの行いのお陰で、多種多様の種族が力を合わせてこの都市を作っているんだ。シオンがみんなを結び付けているだからな!」
「そうよ、シオン。みんな貴女に惹かれて集まったのよ♪自信を持ちなさい!」
お母様………うん!ありがとうね!
「じゃね!『アスタリスク』ってのはどうかな?星印って意味なの!暗い所でも人々の道標になるって想いが込められているのだけど………」
【アスタリスク】という言葉に、その言葉を何度も口にして発音していた。
アスタリスク…………アスタリスク…………
「良いんじゃないか!」
「凄くいいわ!お世辞抜きでね!」
「シオンの癖にロマンチックな名前を付けたわね!」
こうして、アクエリアス領の首都は『アスタリスク』という名前に決まったのだった。
数日後─
「カイルは帰らなくても大丈夫なの?」
帝国の皇太子であるカイルはそんなに長く、滞在出来ない。
「ああ、確かにそろそろ戻らないとまずいんだが………どうしてもこの都市が完成するまで滞在したい」
シオンと一緒に居たいのもあったが、純粋にこの都市がどんな風に機能していくのか気になったのだ。
「手紙を帝国へ送ろう。暫くは父上も気になっているので大丈夫だろう」
その時、お母様が水晶玉を持ってきた。
「だったらちょうど良いわね。これも持って行ってちょうだい♪」
カイルに水晶玉を渡した。
「これは?」
「通信球っていうのよ。これと対になるもう1つの通信球を使うとお互いの映像を映しながら会話が出来るのよ」
!?
何それ!めっちゃ便利じゃん!?
「そんな物が!?」
「暫くは皇帝との報告のみに使いなさい。他にも欲しい場合は交渉次第ね?大量に出回ると危険だから極秘に扱うように!」
「はい!わかりました!ありがとうございます!」
カイルはシオンの母に礼を言うと急いで出ていった。
「………なんか、最近はお母様の方がチートの様な気がするのは気のせいでしょうか?」
レイラ婦人が影で何をやっているのか凄く気になったシオンであった。
現在100位前後をキープ中!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
流石に、これだけの建物を1日では作れなかった。いや、普通は3~5年規模で建てるのだが、そこは異世界の魔法があるのでご愛嬌して欲しい。
高層ビルもやろうと思えば100階ほどは出来たけど、現実的に半分の50階で止めた。
だって、ほら………ね~?私って常識人間だからいきなり100階の建物って戦争とかあったら、倒壊が怖いじゃん?
(と、容疑者は申しております!)
ただ、外観が出来てくると、私の想像していたのとはだいぶん変わってきていた。
六本木ヒルズをイメージしていたんだけど、何故か世界樹の樹がビルに生えてきて、屋上に巨大な樹が産まれました。ビルは50階だけど、世界樹の木の高さを入れると100階ぐらいあるんじゃないかしら?
しかも、樹の根がビルに巻き付いてシュールじゃのう~?
まっ!良いかぁ~!
(シオンは考える事を放棄した)
・
・
・
・
・
・
・
そうして、どんどん建物が出来上がって来ました。そして、大勢の人が集まると問題になってくるのが、ゴミと汚水問題だ。だが、シオンはその一番の問題を解決してしまった!
『ダンジョンを作るの~?』
そう!森のダンジョンはそのままにしてあるが、都市の下にダンジョンを作ったのだ!
略してダン街…………アウトーーーーーーー!!!!!!!!!
ダメ!有名な作品をパクっちゃダメ!絶対!!!
(通報されて作品が削除されちゃうよ!)
こほん!
まぁ、ダンジョンのある街自体の小説は多数あるのでお許しを。
しかし、私の小説は一味違うよ?
【ダンジョンの半分】を汚水を洗浄する浄化槽にしたのだ。そのダンジョンにスライムを繁殖させると、スライムが汚水を分解して綺麗にしてくれるのです!
それを10階層ほど、濾過をするように流していき、最終的には地下水へ流して海へ。
綺麗な水を海に流す素晴らしい計画なのです!
定期的に冒険者に依頼して、汚水の経過など見に行かせれば初心者冒険者のお金にもなるので一石二鳥なのです♪
ゴミ問題も、ダンジョンで解決!基本はスライムにお願いして分解させるけど、ダンジョンにゴミを入れると吸収されて魔力になるっぽいの。やっべ!ダンジョンに冒険者を呼ばなくても、ゴミで良いのかよ!超お得じゃね?
ただ、宝箱からはゴミしか出ないという問題がwww
まぁ、それは今後の課題として考えよう。
「シオン、外層が出来上がってきて、住居も出来てきた。そろそろ、アクエリアス領の首都の名前を付けないか?」
お父様に呼び出され、名付け親になるように言われた。
「私が付けても良いの?」
「無論だ。シオンの今までの行いのお陰で、多種多様の種族が力を合わせてこの都市を作っているんだ。シオンがみんなを結び付けているだからな!」
「そうよ、シオン。みんな貴女に惹かれて集まったのよ♪自信を持ちなさい!」
お母様………うん!ありがとうね!
「じゃね!『アスタリスク』ってのはどうかな?星印って意味なの!暗い所でも人々の道標になるって想いが込められているのだけど………」
【アスタリスク】という言葉に、その言葉を何度も口にして発音していた。
アスタリスク…………アスタリスク…………
「良いんじゃないか!」
「凄くいいわ!お世辞抜きでね!」
「シオンの癖にロマンチックな名前を付けたわね!」
こうして、アクエリアス領の首都は『アスタリスク』という名前に決まったのだった。
数日後─
「カイルは帰らなくても大丈夫なの?」
帝国の皇太子であるカイルはそんなに長く、滞在出来ない。
「ああ、確かにそろそろ戻らないとまずいんだが………どうしてもこの都市が完成するまで滞在したい」
シオンと一緒に居たいのもあったが、純粋にこの都市がどんな風に機能していくのか気になったのだ。
「手紙を帝国へ送ろう。暫くは父上も気になっているので大丈夫だろう」
その時、お母様が水晶玉を持ってきた。
「だったらちょうど良いわね。これも持って行ってちょうだい♪」
カイルに水晶玉を渡した。
「これは?」
「通信球っていうのよ。これと対になるもう1つの通信球を使うとお互いの映像を映しながら会話が出来るのよ」
!?
何それ!めっちゃ便利じゃん!?
「そんな物が!?」
「暫くは皇帝との報告のみに使いなさい。他にも欲しい場合は交渉次第ね?大量に出回ると危険だから極秘に扱うように!」
「はい!わかりました!ありがとうございます!」
カイルはシオンの母に礼を言うと急いで出ていった。
「………なんか、最近はお母様の方がチートの様な気がするのは気のせいでしょうか?」
レイラ婦人が影で何をやっているのか凄く気になったシオンであった。
0
お気に入りに追加
227
あなたにおすすめの小説

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。

少女漫画の当て馬女キャラに転生したけど、原作通りにはしません!
菜花
ファンタジー
亡くなったと思ったら、直前まで読んでいた漫画の中に転生した主人公。とあるキャラに成り代わっていることに気づくが、そのキャラは物凄く不遇なキャラだった……。カクヨム様でも投稿しています。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。


劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる