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4章:クロスロード公国
意外な展開です!
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二階に上がると、大きな扉があり兵士二人が扉を開けた。
中に入ると他の国の王城と変わらないくらいの豪勢であった。そして1番奥には高くなっている所に玉座があり、1人の女性………女王様が座っていた。
うん、女王様でした。女王様だよ?ってか、女王様だった!?
「よくきたな。私がこの地域を統治しているメダルダだ。まぁ、メダル女王という名前の方が有名なので好きに呼ぶがよい。クロスロード国王からの手紙は読ませてもらった。客人としてもてなそう!」
「はい、ありがとうございます!それで………失礼ながら質問してもよろしいでしょうか?」
シオンは遠慮がちに言った。
ってか名前がメダルだって………
「うむ、言ってみるがよいぞ」
「その格好は………何か理由があるのでしょうか?」
メダル女王は『黒のボンテージスーツ』を着ていた。腰には女王の鞭も装備済みである!
「なんじゃ?これは代々伝わる我が家の通常の服なのだが?」
代々恥を晒しているの!?
『いいですね♪いいですねー♪』
ヤバい!変態聖剣が反応している!?
「え、えーと………男性達には目の毒かなぁ~と思いまして………」
「ふふふっ、まだ成人していない男達の赤くなった顔を見るのが好きなのじゃ♪」
確信犯だったーーーーーー!!!!!!!!
口をパクパクさせているシオンに、後ろから声が掛かった。
「メダル女王様、お戯れはそこまでにして下さいな」
「おお、すまぬ。予想通りの良い反応をするので、ついからかってしまったわ」
後ろから現れた女性は、余り見掛けない民族衣装を着ていた。
「初めまして勇者様、私はミア。土のアーティファクト【テラ】の守護者をしております」
丁寧にカテーシーをしてお辞儀をするシオン達は、いったい何を言われたのかわからず、呆けてしまった。
・
・
・
・
・
・
「なんて言った?」
シオンは仲間を見渡したが、同じような表情をしていた。
「くくくっ、驚くのは無理のないことじゃな。ミアは大陸屈指の『占い師』なのじゃ。ミアを客人として招き入れて、勇者達が来るのを待っていたのじゃよ」
「ご存知だったんですね………」
「驚かせてすみません。私は占い師です。戦う力はありません。だからメダル女王のお力添えをお願いしたのです」
「ミアの占い師の力は凄いぞ!小さなコインが何処にあるのかも調べてくれるのじゃ」
メダル女王は豪快に笑った。
「突然ではありますが、私を仲間に加えて頂けませんか?」
「もちろんです!宜しくお願い致します!」
ミアとシオンは固く握手を交わすのだった。
中に入ると他の国の王城と変わらないくらいの豪勢であった。そして1番奥には高くなっている所に玉座があり、1人の女性………女王様が座っていた。
うん、女王様でした。女王様だよ?ってか、女王様だった!?
「よくきたな。私がこの地域を統治しているメダルダだ。まぁ、メダル女王という名前の方が有名なので好きに呼ぶがよい。クロスロード国王からの手紙は読ませてもらった。客人としてもてなそう!」
「はい、ありがとうございます!それで………失礼ながら質問してもよろしいでしょうか?」
シオンは遠慮がちに言った。
ってか名前がメダルだって………
「うむ、言ってみるがよいぞ」
「その格好は………何か理由があるのでしょうか?」
メダル女王は『黒のボンテージスーツ』を着ていた。腰には女王の鞭も装備済みである!
「なんじゃ?これは代々伝わる我が家の通常の服なのだが?」
代々恥を晒しているの!?
『いいですね♪いいですねー♪』
ヤバい!変態聖剣が反応している!?
「え、えーと………男性達には目の毒かなぁ~と思いまして………」
「ふふふっ、まだ成人していない男達の赤くなった顔を見るのが好きなのじゃ♪」
確信犯だったーーーーーー!!!!!!!!
口をパクパクさせているシオンに、後ろから声が掛かった。
「メダル女王様、お戯れはそこまでにして下さいな」
「おお、すまぬ。予想通りの良い反応をするので、ついからかってしまったわ」
後ろから現れた女性は、余り見掛けない民族衣装を着ていた。
「初めまして勇者様、私はミア。土のアーティファクト【テラ】の守護者をしております」
丁寧にカテーシーをしてお辞儀をするシオン達は、いったい何を言われたのかわからず、呆けてしまった。
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「なんて言った?」
シオンは仲間を見渡したが、同じような表情をしていた。
「くくくっ、驚くのは無理のないことじゃな。ミアは大陸屈指の『占い師』なのじゃ。ミアを客人として招き入れて、勇者達が来るのを待っていたのじゃよ」
「ご存知だったんですね………」
「驚かせてすみません。私は占い師です。戦う力はありません。だからメダル女王のお力添えをお願いしたのです」
「ミアの占い師の力は凄いぞ!小さなコインが何処にあるのかも調べてくれるのじゃ」
メダル女王は豪快に笑った。
「突然ではありますが、私を仲間に加えて頂けませんか?」
「もちろんです!宜しくお願い致します!」
ミアとシオンは固く握手を交わすのだった。
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