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4章:クロスロード公国
次はどこ?
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論功行賞も貰い数日経った。
「なぁ、そろそろ次の所に行こうぜ?」
グレンがそういうが、アークが言った。
「その次の目的地がわからないそうだよ」
「そうなのよ。クロスロード公国のアーティファクトは、王様が封印を解くのに時間が掛かるから待っていて欲しいそうなのよ」
「時間が空いてしまうな~」
う~んと考えているとカール王子がやってきた。
「やぁ、退屈しているようだね?」
「カールさん、暇ですよ………周辺の魔物も居なくなって冒険者の仕事が少ないんですよ~」
助けて~みたいなポーズで尋ねた。
「なら、少し遠出でもしませんか?」
「遠出ですか?」
カール王子は持ってきた地図を見せた。
「ここから北の方に『コイン女王の城』があるんです。小さなコインを持って行けば珍しいアイテムと交換してくれるそうなのです」
おおっ!原案スレスレの大丈夫か?企画だね!
「でも小さなコインなんて………あ、聖剣を見つけた所で一枚あったわ」
コインを一枚出した。
「そう、それです。ただコイン女王の城は、今では観光地なのでコインを持って居なくても楽しいですよ」
「観光地なんだ……」
「その収入で珍しいアイテムを集めて、コインと交換しているそうなんです」
いや、そんな裏情報はいらんがな………
現実は厳しいのね。
「無駄に時間を過ごすよりはいいかな?」
「そうね。この変態聖剣と別の強力な魔剣などと交換出来ないかしら?」
『ちょっと!浮気者~!!!!』
脳内で変態聖剣がなんか叫んでいるけど無視よ!無視!
「では、明日の朝出発しましょう。北の港街から船が出ていますので」
こうしてシオン達はコイン女王の城へと向かう事になるのでした。
・
・
・
・
・
・
次の日の朝になりました。
「あれ?あなたは………」
目の前の馬車にはふくよかな男性がいました。
「トネリコさん!?」
「お久し振りですなぁ!何やら大活躍だったとか!」
お世話になった行商人の、トネリコさんに駆け寄った。
「遅くなりましたが、助けて頂いた御礼をと思いまして駆け付けた次第です」
「御礼なんていいのに」
「いえいえ、私の仲間に船を持っている者がおります。コイン女王の城へお運び致しましょう」
「おお、マジですか!?」
こうしてシオン達はコイン女王の城へと向かうのでした。
「なぁ、そろそろ次の所に行こうぜ?」
グレンがそういうが、アークが言った。
「その次の目的地がわからないそうだよ」
「そうなのよ。クロスロード公国のアーティファクトは、王様が封印を解くのに時間が掛かるから待っていて欲しいそうなのよ」
「時間が空いてしまうな~」
う~んと考えているとカール王子がやってきた。
「やぁ、退屈しているようだね?」
「カールさん、暇ですよ………周辺の魔物も居なくなって冒険者の仕事が少ないんですよ~」
助けて~みたいなポーズで尋ねた。
「なら、少し遠出でもしませんか?」
「遠出ですか?」
カール王子は持ってきた地図を見せた。
「ここから北の方に『コイン女王の城』があるんです。小さなコインを持って行けば珍しいアイテムと交換してくれるそうなのです」
おおっ!原案スレスレの大丈夫か?企画だね!
「でも小さなコインなんて………あ、聖剣を見つけた所で一枚あったわ」
コインを一枚出した。
「そう、それです。ただコイン女王の城は、今では観光地なのでコインを持って居なくても楽しいですよ」
「観光地なんだ……」
「その収入で珍しいアイテムを集めて、コインと交換しているそうなんです」
いや、そんな裏情報はいらんがな………
現実は厳しいのね。
「無駄に時間を過ごすよりはいいかな?」
「そうね。この変態聖剣と別の強力な魔剣などと交換出来ないかしら?」
『ちょっと!浮気者~!!!!』
脳内で変態聖剣がなんか叫んでいるけど無視よ!無視!
「では、明日の朝出発しましょう。北の港街から船が出ていますので」
こうしてシオン達はコイン女王の城へと向かう事になるのでした。
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次の日の朝になりました。
「あれ?あなたは………」
目の前の馬車にはふくよかな男性がいました。
「トネリコさん!?」
「お久し振りですなぁ!何やら大活躍だったとか!」
お世話になった行商人の、トネリコさんに駆け寄った。
「遅くなりましたが、助けて頂いた御礼をと思いまして駆け付けた次第です」
「御礼なんていいのに」
「いえいえ、私の仲間に船を持っている者がおります。コイン女王の城へお運び致しましょう」
「おお、マジですか!?」
こうしてシオン達はコイン女王の城へと向かうのでした。
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