57 / 84
4章:クロスロード公国
隣国に来て早々にボス戦です!
しおりを挟む
ちっ、煩いな!
オークの叫びを深いに思いながら、アークとカールが武器を構えていった。
「よし!今がチャンスだ!雄叫びが俺達の音を消してくれる!」
!?
鈍いシオンも気付いた!シオン達はまだ叫んでいるオーク達の中に飛び込んだ。
シオンとアーク、グレンは剣で1番近いオーク達を一撃で屠り、次のオークへ攻撃を開始した。
!?
「敵襲だ!侵入者を殺せ!!!」
1番最初に叫んだのはリーダー格のオークであった。すぐにオーク達は側に置いてあった武器を持ち、シオン達を迎え撃った。
しかし、すでにシオン達は僅かな時間で10体ものオークを次々に葬りさっていた。
「よし!後は囲まれないように、左右をカバーしつつ殲滅するよ!」
「おうっ!」
大きな斧を持ったオークが向かってきたが、力任せに振るうだけなのでシオン達の敵ではなかった。
「クソッ!使えぬ奴らめ!!!」
リーダー格のオークが向かってきた。シオン達は後ろを向いて逃げ出した!
「ふはははは!!!!我に恐れをなしたか?だが逃がさんぞ!?」
シオン達を追い掛けて、リーダー格のオークと他のオークが追ってきた。
「じゃっ、後はお願いね!」
シオン達とすれ違うと、魔法の詠唱をしていたカール王子とルビーが魔法を放った!
「「合成魔法!フレイム・ストーム!!!」」
カール王子の風魔法とルビーの炎魔法の合体魔法が放たれた。すぐ目の前まで追って来ていたオーク達は成す統べなく炎の海に飲まれて灰となった。
「…………生き残りはいないな?」
炎が収まったのを見届けてからシオン達は探索を開始した。
「しかし、大成功だったね」
「ああ、上手くいって良かったよ」
「頭の悪いヤツで良かったな」
少し調べたが、この大きな鍾乳洞の広間にはたいした物は残されていなかった。
「リーダー格のオークがきた方に別の道があったぞ」
「行ってみますか!」
こうしてシオン達は更に奥へと進んで行った。先ほどより大きな通り道になっており、かなり奥まで続いていた。
「ちょっとまずいわね」
しばらく進んでシオンが呟いた。
「どうした?」
「道は一本道だからいいけど、かなり奥まで進み過ぎたわ。帰りに戻ってきたオークがいたら挟み撃ちに合うわ」
本当なら増援を待って、入口を堅めてから攻略部隊が突入するのが普通なのだ。
「でも、ここまでオークに会ってないぞ?」
「さっきの広間にいたオーク達は少な過ぎたわ。多分、外に出ているオークが多いのよ」
シオンの言葉にグレンは腕を組んで考えた。
「………てっ、事は帰る頃には戻ってきたオーク達と鉢合わせってことになるのか?」
「その可能性が高いわね。この先に外に通じている出口があればいいのだけれど………」
流石に洞窟内を歩いて、どの辺りにいるのかわからない状態なのだ。
オークの叫びを深いに思いながら、アークとカールが武器を構えていった。
「よし!今がチャンスだ!雄叫びが俺達の音を消してくれる!」
!?
鈍いシオンも気付いた!シオン達はまだ叫んでいるオーク達の中に飛び込んだ。
シオンとアーク、グレンは剣で1番近いオーク達を一撃で屠り、次のオークへ攻撃を開始した。
!?
「敵襲だ!侵入者を殺せ!!!」
1番最初に叫んだのはリーダー格のオークであった。すぐにオーク達は側に置いてあった武器を持ち、シオン達を迎え撃った。
しかし、すでにシオン達は僅かな時間で10体ものオークを次々に葬りさっていた。
「よし!後は囲まれないように、左右をカバーしつつ殲滅するよ!」
「おうっ!」
大きな斧を持ったオークが向かってきたが、力任せに振るうだけなのでシオン達の敵ではなかった。
「クソッ!使えぬ奴らめ!!!」
リーダー格のオークが向かってきた。シオン達は後ろを向いて逃げ出した!
「ふはははは!!!!我に恐れをなしたか?だが逃がさんぞ!?」
シオン達を追い掛けて、リーダー格のオークと他のオークが追ってきた。
「じゃっ、後はお願いね!」
シオン達とすれ違うと、魔法の詠唱をしていたカール王子とルビーが魔法を放った!
「「合成魔法!フレイム・ストーム!!!」」
カール王子の風魔法とルビーの炎魔法の合体魔法が放たれた。すぐ目の前まで追って来ていたオーク達は成す統べなく炎の海に飲まれて灰となった。
「…………生き残りはいないな?」
炎が収まったのを見届けてからシオン達は探索を開始した。
「しかし、大成功だったね」
「ああ、上手くいって良かったよ」
「頭の悪いヤツで良かったな」
少し調べたが、この大きな鍾乳洞の広間にはたいした物は残されていなかった。
「リーダー格のオークがきた方に別の道があったぞ」
「行ってみますか!」
こうしてシオン達は更に奥へと進んで行った。先ほどより大きな通り道になっており、かなり奥まで続いていた。
「ちょっとまずいわね」
しばらく進んでシオンが呟いた。
「どうした?」
「道は一本道だからいいけど、かなり奥まで進み過ぎたわ。帰りに戻ってきたオークがいたら挟み撃ちに合うわ」
本当なら増援を待って、入口を堅めてから攻略部隊が突入するのが普通なのだ。
「でも、ここまでオークに会ってないぞ?」
「さっきの広間にいたオーク達は少な過ぎたわ。多分、外に出ているオークが多いのよ」
シオンの言葉にグレンは腕を組んで考えた。
「………てっ、事は帰る頃には戻ってきたオーク達と鉢合わせってことになるのか?」
「その可能性が高いわね。この先に外に通じている出口があればいいのだけれど………」
流石に洞窟内を歩いて、どの辺りにいるのかわからない状態なのだ。
0
お気に入りに追加
16
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる