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微笑み14
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すやすや…………
う~ん……
小鳥のさえずり声で目が覚める。
最上級の羽毛布団が、布団から出るのを躊躇わせるのだ。
もぞもぞ……
「ふわぁぁぁぁぁ!」
大きなアクビをしながら、意を決意して布団から出る。
あぁ、愛しい布団様………
いえ、ダメよ!シオン!しっかりするのよ!?
今日は冒険者ギルドに行ってストレス発散………ではなく、困っている人を助けるお仕事をするのよ!?
シオンは側にあるベルを鳴らすと、隣で控えていた侍女がすぐに部屋へ入ってきた。
「お呼びでしょうか?お嬢様」
「眠気覚ましに、冷たい水をお願い……」
眠たそうな目を、うとうとしながら侍女に注文をするシオン。朝方の侍女はもちろんサングラスを掛けている。それでもシオンの可愛いさに目眩を起こして倒れそうになるのを踏ん張るのは流石である。
『はぁはぁ、危ない所でした。シオンお嬢様が珍しくお呼びになるなんて、心構えをしておいて正解でしたね』
侍女はすぐに部屋を出るとトレイに水差しを乗せて運んだ。侍女から水を貰って飲むと冷たい感覚に意識が鮮明になっていった。
「ふぅ………美味しい」
ようやく目が覚めると動き易い服に着替えて、上から白いローブまとった。いつもより早い時間だが着替えている間に馬車の手配をお願いしてあり外に出ると、フレイムハート護衛騎士団長のグレイさんが待っていた。
「お嬢様、おはようございます。久々に冒険者ギルドへ行かれると伺いましたので【いつも】の様にお供致します」
「………ありがとう。グレイさん」
実は、私が冒険者の登録をするときにグレイさんも一緒に冒険者の登録をしたのだ。領内で色々と動き廻る時に魔物の情報も必要になって登録したのよね。私は魔法タイプだから前衛が必要なのと、私の護衛も兼ねてグレイさんとパーティーを組んでます。
後二人の仲間がいるのですが、まだ来てないみたいですね。
「シオンお嬢様~~」
おや?来たみたいですね。
「遅くなって申し訳ありません。でも、冒険者ギルドに行くならもっと早目に言って下さい!こちらのシフトもあるのですから」
あっ!そうだった!?
「ごめんなさい……」
私は頭を下げた。
そう、もうお分かりだろう。
残りの二人は私の侍女さんです!
私が襲われても護れるようにと戦闘冥土………じゃなかった、戦闘侍女のアルカさんとナイカさんです。
双子なんですよ?
パッと見、侍女の服ですが改造してあり、アルカさんは盗賊のシーフとして登録してあり罠の解除や、索敵をやってくれます。ナイカさんは大きな盾を持ったタンク役の戦士です。回復魔法とパブ系の身体能力向上魔法も使うので、その辺の男達にも力で負けません。
「お待たせ致しました。本日のシフト変更に時間が掛かってしまい申し訳ありません。では行きましょう」
グレイさんが馬車を引いて、私達は馬車に乗るのでした。馬車の中で私はもう一度二人に誤りました。
そして、ジャーーーーン!
到着しました!冒険者ギルドです!!!
冒険者ギルドに入るとクエストボードの前で、依頼を確認します。
シオンは頭からずっぽりフードを被っているので、目立っていないと思っていますが、冒険者ギルドへ馬車で来て、美人系の侍女二人とフレイムハート家の鎧を来た人達が居れば目立たないはずがない事に気付かないシオンでした。
( ノД`)ホロリ
「シオンお嬢様、本日はどうしますか?」
「………日帰りか、1泊で魔法を使って倒せる魔物退治がしたいの」
「では、これなんかどうでしょう?」
アルカさんが見つけたのは、ワイバーンの退治だった。ワイバーンは空を飛ぶ龍の亜種で、龍よりは弱いのですが空を飛ぶのが早く、小型なので(それでも人の4~5倍は大きい)攻撃が当てずらい。それでもAランク討伐レベルである。
「どうやら、辺境の村にワイバーンが1匹居着いたようで森の動植物が逃げてしまい、狩りが出来なくなったそうですね。しかも森に入り、木を切ると襲ってくるので、森に入れないと生活が出来ないと、切羽詰まった緊急クエストになってます」
「……それにします」
「かしこまりました。では、受付してきます」
アルカさんは受付嬢の所に行き、クエストを受けに行ってくれた。シオンは朝早くにきてクエストを受けきたが、何人かの冒険者達はすでに来ていて、店内のテーブルでクエストの打ち合わせをしていた。
コソコソッ
『おいっ、あれってSランクパーティーの【熱き心】じゃないか!?』
『ああ!間違いないぜ!メイド服2人と白いローブに騎士だもんな!』
『最近は余り活動していなかったが、今日はAランク依頼を受けるみたいだな』
『緊急クエストを受けるみたいだぜ!さすがは慈愛深い、微笑みの令嬢様だぜ』
『ローブのせいで顔が見えない!くそ、その美しいお顔を拝見したい!』
シオン達に聞こえ無いように小声でしゃべる冒険者達だった。
すでにシオンは有名になっているのです。
それは冒険者の最高峰のSランク冒険者として活動していて、惜しむらくはフレイムハート領内のみで活動していた事だろう。ただ逆に同じ領内で活動しているので、地元の民衆からは王家以上に絶大な人気があるのではあるが………
そして今は学園に通う事で王都に来ている。王都でもシオンの活躍は届いていて、今回は王都での初めての活動となる。
さて、本日は馬車で半日ほど向かった場所にある村に行きワイバーンを倒しましょう!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「学園の恋愛はもう少しお待ち下さい。ちょっとネタに困っていつものファンタジーに逃げました。ごめんなさい!」
シオン
「さいてーですわね。でも、私の活躍を描くのでしたら許しあげるわよ」
愚者の声
「ははーー!ありがたき幸せ」
( ノ;_ _)ノ
シオン
「でも、パーティーの名前のが【熱き心】って可愛くないわね」
愚者の声
「あれ?気付いて無いの????」
シオン
「何がですの????」
愚者の声
「自分の家名を忘れないでよ………」
シオン
!?
【フレイムハート→熱き心】
聡明な読者の方々はお気付きでしたね。安直で申し訳ないです。
う~ん……
小鳥のさえずり声で目が覚める。
最上級の羽毛布団が、布団から出るのを躊躇わせるのだ。
もぞもぞ……
「ふわぁぁぁぁぁ!」
大きなアクビをしながら、意を決意して布団から出る。
あぁ、愛しい布団様………
いえ、ダメよ!シオン!しっかりするのよ!?
今日は冒険者ギルドに行ってストレス発散………ではなく、困っている人を助けるお仕事をするのよ!?
シオンは側にあるベルを鳴らすと、隣で控えていた侍女がすぐに部屋へ入ってきた。
「お呼びでしょうか?お嬢様」
「眠気覚ましに、冷たい水をお願い……」
眠たそうな目を、うとうとしながら侍女に注文をするシオン。朝方の侍女はもちろんサングラスを掛けている。それでもシオンの可愛いさに目眩を起こして倒れそうになるのを踏ん張るのは流石である。
『はぁはぁ、危ない所でした。シオンお嬢様が珍しくお呼びになるなんて、心構えをしておいて正解でしたね』
侍女はすぐに部屋を出るとトレイに水差しを乗せて運んだ。侍女から水を貰って飲むと冷たい感覚に意識が鮮明になっていった。
「ふぅ………美味しい」
ようやく目が覚めると動き易い服に着替えて、上から白いローブまとった。いつもより早い時間だが着替えている間に馬車の手配をお願いしてあり外に出ると、フレイムハート護衛騎士団長のグレイさんが待っていた。
「お嬢様、おはようございます。久々に冒険者ギルドへ行かれると伺いましたので【いつも】の様にお供致します」
「………ありがとう。グレイさん」
実は、私が冒険者の登録をするときにグレイさんも一緒に冒険者の登録をしたのだ。領内で色々と動き廻る時に魔物の情報も必要になって登録したのよね。私は魔法タイプだから前衛が必要なのと、私の護衛も兼ねてグレイさんとパーティーを組んでます。
後二人の仲間がいるのですが、まだ来てないみたいですね。
「シオンお嬢様~~」
おや?来たみたいですね。
「遅くなって申し訳ありません。でも、冒険者ギルドに行くならもっと早目に言って下さい!こちらのシフトもあるのですから」
あっ!そうだった!?
「ごめんなさい……」
私は頭を下げた。
そう、もうお分かりだろう。
残りの二人は私の侍女さんです!
私が襲われても護れるようにと戦闘冥土………じゃなかった、戦闘侍女のアルカさんとナイカさんです。
双子なんですよ?
パッと見、侍女の服ですが改造してあり、アルカさんは盗賊のシーフとして登録してあり罠の解除や、索敵をやってくれます。ナイカさんは大きな盾を持ったタンク役の戦士です。回復魔法とパブ系の身体能力向上魔法も使うので、その辺の男達にも力で負けません。
「お待たせ致しました。本日のシフト変更に時間が掛かってしまい申し訳ありません。では行きましょう」
グレイさんが馬車を引いて、私達は馬車に乗るのでした。馬車の中で私はもう一度二人に誤りました。
そして、ジャーーーーン!
到着しました!冒険者ギルドです!!!
冒険者ギルドに入るとクエストボードの前で、依頼を確認します。
シオンは頭からずっぽりフードを被っているので、目立っていないと思っていますが、冒険者ギルドへ馬車で来て、美人系の侍女二人とフレイムハート家の鎧を来た人達が居れば目立たないはずがない事に気付かないシオンでした。
( ノД`)ホロリ
「シオンお嬢様、本日はどうしますか?」
「………日帰りか、1泊で魔法を使って倒せる魔物退治がしたいの」
「では、これなんかどうでしょう?」
アルカさんが見つけたのは、ワイバーンの退治だった。ワイバーンは空を飛ぶ龍の亜種で、龍よりは弱いのですが空を飛ぶのが早く、小型なので(それでも人の4~5倍は大きい)攻撃が当てずらい。それでもAランク討伐レベルである。
「どうやら、辺境の村にワイバーンが1匹居着いたようで森の動植物が逃げてしまい、狩りが出来なくなったそうですね。しかも森に入り、木を切ると襲ってくるので、森に入れないと生活が出来ないと、切羽詰まった緊急クエストになってます」
「……それにします」
「かしこまりました。では、受付してきます」
アルカさんは受付嬢の所に行き、クエストを受けに行ってくれた。シオンは朝早くにきてクエストを受けきたが、何人かの冒険者達はすでに来ていて、店内のテーブルでクエストの打ち合わせをしていた。
コソコソッ
『おいっ、あれってSランクパーティーの【熱き心】じゃないか!?』
『ああ!間違いないぜ!メイド服2人と白いローブに騎士だもんな!』
『最近は余り活動していなかったが、今日はAランク依頼を受けるみたいだな』
『緊急クエストを受けるみたいだぜ!さすがは慈愛深い、微笑みの令嬢様だぜ』
『ローブのせいで顔が見えない!くそ、その美しいお顔を拝見したい!』
シオン達に聞こえ無いように小声でしゃべる冒険者達だった。
すでにシオンは有名になっているのです。
それは冒険者の最高峰のSランク冒険者として活動していて、惜しむらくはフレイムハート領内のみで活動していた事だろう。ただ逆に同じ領内で活動しているので、地元の民衆からは王家以上に絶大な人気があるのではあるが………
そして今は学園に通う事で王都に来ている。王都でもシオンの活躍は届いていて、今回は王都での初めての活動となる。
さて、本日は馬車で半日ほど向かった場所にある村に行きワイバーンを倒しましょう!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
愚者の声
「学園の恋愛はもう少しお待ち下さい。ちょっとネタに困っていつものファンタジーに逃げました。ごめんなさい!」
シオン
「さいてーですわね。でも、私の活躍を描くのでしたら許しあげるわよ」
愚者の声
「ははーー!ありがたき幸せ」
( ノ;_ _)ノ
シオン
「でも、パーティーの名前のが【熱き心】って可愛くないわね」
愚者の声
「あれ?気付いて無いの????」
シオン
「何がですの????」
愚者の声
「自分の家名を忘れないでよ………」
シオン
!?
【フレイムハート→熱き心】
聡明な読者の方々はお気付きでしたね。安直で申し訳ないです。
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