舞い散る季節に恋をする

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第3章:バイトをします!

女子高生のノリ!ってか本物のJKです!

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体育の時間になった。
更衣室で着替えていると詩音のスタイルに圧倒される1-1クラスの女子達と他のクラスの女子達・・・
(体育は他クラス合同です)

「これが持つ者と持たざぬ者の差か・・・」
「モデルみたい!?」
「ああ、あの胸を少し分けて欲しい!」
(((まったくだ!)))

女子の心が1つになった瞬間だった。

ゾクッ!?

「詩音ってやっぱりスタイルが良いね~」

めぐみが詩音を後ろから抱き締め、胸を揉んだ。エロじじぃの状態だ!
(失敬な!?)

「ちょっ!?」

詩音は驚き、振りほどこうとしたがガッチリと両方の胸を掴んでいるめぐみをほどけない。逆に強く揉まれて悦な声を出してしまった。

「アンッ!?」

ドキッ!?
しまった!やり過ぎた!?

めぐみは手を離したが、自分の手をにぎにぎして見つめた。手に残った感触を確認するように・・・

「め~ぐ~み~!!!」

ワナワナとブラの姿で後ろに燃え盛る炎のエフェクトを出しながら怒っていた。

「ご、ごめん!詩音!謝るから!?私も詩音のご利益にあやかりたかっただけだから!」

詩音は無言で近付くとめぐみのコメカミを両手でグリグリした。

イタタタタタッ!!!?

「ごっめーーーーん!!!?」

めぐみに折檻している時に、小鳥や香織も詩音に触って来た。

「きゃっ!んっ~!?」

耐える詩音に二人は感心した様にいった。

「これは凄い!ご利益ありそうだ!」
「そだね!うらやまけしからんですな!」

うんうんと唸っている二人に拳骨が落ちた。

「「ぎゃっ!?」」

短い悲鳴を上げる二人に言った。

「このバカちんどもが!?」

肩で息をしている詩音はようやく体育着を着て、怒って更衣室を出ていった。

「この二人がバカで良かったよ」

自分から意識がそれたことに安堵しためぐみだった。










「今日は短距離走のタイムを測る!それぞれ準備体操をしっかりやるように!」

体育の先生が大きな声で指示を出す。

「詩音!勝負よ!私が勝ったら陸上部に入りなさい!」

香織が勝負を挑んできた。

「私が勝ったら?」

言い返してやった。

「詩音が勝ったら、陸上部のエースとして陸上部に招待して上げるわ!」

「ちょっと!?どっちも同じじゃない!しかも偉そうに上から目線!?」
「チッ!?バレたか!」

悪びれる様子もなく言ってくる香織に脱力感を覚えた詩音だった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】

愚者の声
「最近の女子高生の会話がわかんない!」


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