春夏秋冬、能力者の物語

自問自答──。
中学の頃から続けていた俺の習慣。
いつしかそれは俺にもうひとつの人格を形成させるに至った。

陽菜つあき。まるで女子の名前だが、れっきとした男子である。
能力者である彼は街全体の能力者を管理している。(勝手に)

これは彼と彼の、不思議な日常と非日常。
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