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ラドイベント15
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--目が醒めたら、ベッドの上でみんなに囲まれてました。
「「「「……リッカ(ちゃん)!」」」」
「……あれ、セルドアに、ルートさん、パックさんは分かるにしろ、何でハルクまでいるの」
「パックから話を聞いて、即駆け付けたに決まってるだろ! 心配させやがって! この馬鹿!」
……うーん、開口一番が罵声な辺り、とてもハルクっぽい。
私が目を醒めたのを気づくなり、真っ先に走り寄って抱き締めてきたセルドアも、とてもらしいっちゃらしいけど。
「良かった……! 話を聞いた時心臓が止まるかと思いました……貴女が無事で本当に良かったです……!」
「…………すみません。心配おかけして」
「本当だよ」
「ああ……随分馬鹿なことをしたもんだ」
……そして、完全にお説教モードに入ってるパックさんとルートさんは予想外……でも、ないかな。
「いくら不死鳥の羽があるからって無茶し過ぎだよ! 確かに一度は身代わりになってくれるけど、火だるまの状態のまま身代わりになった羽が燃えつけたら、それで効果はおしまいなんだからね!」
「リッカ……お前ドラゴンの炎の温度がどれだけ高いか知らないだろ。あのままだったら間違いなく、今頃消し炭だぞ。ドラゴンの力によって発生させた雨がなければ、あの山も木一本、魔物一匹残らない惨状になっていただろうし」
……うおお。思っていた以上に私、やばかったらしい。長めにもってくれた不死鳥の羽と、すぐに助けに来てくれた親ドラゴンに感謝だな。あと、パックさんとルートさんにも。
「本当にすみませんでした……」
「……まあ、一番悪いのはラドくんだけどね」
「さすがに俺も今回ばかりは擁護できんな」
……ドラゴン狂のルートさんが擁護しないってよっぽどだな。
私にしがみついたままオイオイ泣きはじめたセルドアの頭を撫でて宥めながら、おずおずと口を開く。
「あの……それで、ラドは今……」
「「「「……リッカ(ちゃん)!」」」」
「……あれ、セルドアに、ルートさん、パックさんは分かるにしろ、何でハルクまでいるの」
「パックから話を聞いて、即駆け付けたに決まってるだろ! 心配させやがって! この馬鹿!」
……うーん、開口一番が罵声な辺り、とてもハルクっぽい。
私が目を醒めたのを気づくなり、真っ先に走り寄って抱き締めてきたセルドアも、とてもらしいっちゃらしいけど。
「良かった……! 話を聞いた時心臓が止まるかと思いました……貴女が無事で本当に良かったです……!」
「…………すみません。心配おかけして」
「本当だよ」
「ああ……随分馬鹿なことをしたもんだ」
……そして、完全にお説教モードに入ってるパックさんとルートさんは予想外……でも、ないかな。
「いくら不死鳥の羽があるからって無茶し過ぎだよ! 確かに一度は身代わりになってくれるけど、火だるまの状態のまま身代わりになった羽が燃えつけたら、それで効果はおしまいなんだからね!」
「リッカ……お前ドラゴンの炎の温度がどれだけ高いか知らないだろ。あのままだったら間違いなく、今頃消し炭だぞ。ドラゴンの力によって発生させた雨がなければ、あの山も木一本、魔物一匹残らない惨状になっていただろうし」
……うおお。思っていた以上に私、やばかったらしい。長めにもってくれた不死鳥の羽と、すぐに助けに来てくれた親ドラゴンに感謝だな。あと、パックさんとルートさんにも。
「本当にすみませんでした……」
「……まあ、一番悪いのはラドくんだけどね」
「さすがに俺も今回ばかりは擁護できんな」
……ドラゴン狂のルートさんが擁護しないってよっぽどだな。
私にしがみついたままオイオイ泣きはじめたセルドアの頭を撫でて宥めながら、おずおずと口を開く。
「あの……それで、ラドは今……」
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