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何故、変わってしまったの?
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「……なんか、おかしいな。今日の俺は」
「そ、そーですね……で、そろそろ離れて頂けると」
「……………」
「ルートさあーん!?」
ルートさんは、しばらく葛藤するように眉をしかめた後、最後に一度ぎゅっと強く私を抱き締めた後、ようやく解放してくれた。
「………それじゃ、城へ行ってくる」
「…………あ、はい。行ってらっしゃいまし」
「また……明日な。リッカ」
……おや、なんでそこで顔を近づけ………ほっぺえええええ!!!
「な、なんで、今、ほっぺにちゅー……」
「……………」
「そのまま黙って私を置いていかないでくださあい!!!!!」
さっきから、一言も発してない、隣の人、いや、隣のドラゴンが怖いんですけど! ちょっと、謎の行動だけやりっ放しでいかないで!
しかし、扉は無情に閉められた。
「っ」
そして、背後に気配を感じたと共に、ポンと肩を叩かれる。
錆び付いたように振り返ると、そこには表情を一切消したラドさんのお姿が。
……う、うわあ。ラドさん……こうやって幼い表情なくなると、まじ迫力美形ねー……。どっかの魔術師長さんと、張るわねー……。
「………ラ、ラド? 今のは、きっとルートさんなりの冗談……」
「……じょうだんで、ルート、ぼくをおこらせない」
「………………」
………何も言えねー。あのドラゴン馬鹿さんが、ラドが怒るようなことをするはずがない。
--ねえ、ルートさん。さっきまでハート見える中で、貴方が一番私を恋愛対象に見ることとかあり得ないと思ってたのに、どうして急に変わってしまったん?
一番微妙なラインにいるエルセトはともかく、ハートの色は赤に近づいても私を恋愛対象と認識しないだろうと思ってるハルクやパックさんまで、急変しそうで怖いんだけど。
「そ、そーですね……で、そろそろ離れて頂けると」
「……………」
「ルートさあーん!?」
ルートさんは、しばらく葛藤するように眉をしかめた後、最後に一度ぎゅっと強く私を抱き締めた後、ようやく解放してくれた。
「………それじゃ、城へ行ってくる」
「…………あ、はい。行ってらっしゃいまし」
「また……明日な。リッカ」
……おや、なんでそこで顔を近づけ………ほっぺえええええ!!!
「な、なんで、今、ほっぺにちゅー……」
「……………」
「そのまま黙って私を置いていかないでくださあい!!!!!」
さっきから、一言も発してない、隣の人、いや、隣のドラゴンが怖いんですけど! ちょっと、謎の行動だけやりっ放しでいかないで!
しかし、扉は無情に閉められた。
「っ」
そして、背後に気配を感じたと共に、ポンと肩を叩かれる。
錆び付いたように振り返ると、そこには表情を一切消したラドさんのお姿が。
……う、うわあ。ラドさん……こうやって幼い表情なくなると、まじ迫力美形ねー……。どっかの魔術師長さんと、張るわねー……。
「………ラ、ラド? 今のは、きっとルートさんなりの冗談……」
「……じょうだんで、ルート、ぼくをおこらせない」
「………………」
………何も言えねー。あのドラゴン馬鹿さんが、ラドが怒るようなことをするはずがない。
--ねえ、ルートさん。さっきまでハート見える中で、貴方が一番私を恋愛対象に見ることとかあり得ないと思ってたのに、どうして急に変わってしまったん?
一番微妙なラインにいるエルセトはともかく、ハートの色は赤に近づいても私を恋愛対象と認識しないだろうと思ってるハルクやパックさんまで、急変しそうで怖いんだけど。
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